熱い走りでファンを魅了福島晋一選手が引退を発表 42歳の大ベテラン、指導者の道へ

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 日本を代表するサイクルロードレース選手の1人として活躍してきた福島晋一選手(チームNIPPO・デローザ)が7日、今シーズン限りで現役を引退すると自身のブログで発表した。今後はJOCのスポーツ指導者海外研修員としてフランス・マルセイユに渡り、監督を目指すとしており、「自分の夢は『心は一つ』のチームを作ること」と述べている。今月20日に宇都宮市で開催されるジャパンカップサイクルロードレースと、26日開催の「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」が現役最後の舞台となる。

ツアー・オブ・ジャパン2013 南信州ステージで力走する福島晋一選手(5月22日、米山一輝撮影)ツアー・オブ・ジャパン2013 南信州ステージで力走する福島晋一選手(5月22日、米山一輝撮影)
福島晋一選手福島晋一選手

 福島選手は1971年9月生まれの42歳。19歳でサイクルロードレースを始め、2003年にロードレースの全日本選手権を制したほか、2010年にはタイムトライアルの全日本選手権でもチャンピオンにも輝いている。ブリヂストン、エキップアサダなどを経て、韓国、マレーシアのチームに籍を置いてアジア地域のUCIレースを転戦。果敢に逃げを仕掛ける熱い走りが身上で、40歳を超えてもアジアツアーで勝利を挙げ、また日本代表選手としてアジア選手権や世界選手権も走った。

 今シーズンはチームNIPPO・デローザに移籍し、まとめ役としてチームを牽引。2月から3月にかけて行われたアジアツアー超級クラスの「ツール・ド・ランカウイ」では、ヨーロッパのトッププロチームなどを退け、チームメートのジュリアン・アレドンド・モレノ(コロンビア)を総合優勝の殊勲へと導いた。

 福島選手はブログの中で、「何をやってもダメだった自分が自転車競技に出会い、自信をもらい、今まで走ってこれた事を幸せに思います」「ここまで走り続けてきたのも一緒に走る仲間、家族がいたから」と、ロードレースや関係者に感謝の言葉を述べている。11月4日には、東京・赤坂で引退記念パーティーが企画されているという。

2012年のジャパンカップにナショナルチームとして出場し、先頭を走る福島晋一選手2012年のジャパンカップにナショナルチームとして出場し、先頭を走る福島晋一選手
チームNIPPO・デローザの大門宏マネージャーと福島晋一選手(田中苑子撮影)チームNIPPO・デローザの大門宏マネージャーと福島晋一選手(田中苑子撮影)

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