10年かけて市内の200kmを整備さいたま市が自転車レーン整備に本腰  「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」後の利用増も考慮

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車道に青いラインで自転車用の通行帯を明示した県庁通り=さいたま市車道に青いラインで自転車用の通行帯を明示した県庁通り=さいたま市

 さいたま市は来年度から10年をかけ、市内の総延長200kmの道路に自転車用の通行帯(自転車レーン)を整備する。自転車利用者の安全性を高め、「自転車の街」としてブランド化を進めることが狙い。10月26日に同市で開催される「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」の開催後に、自転車利用者の増加も予想されるため、整備を加速させたい考えだ。

 県によると、都道府県別の1人当たりの自転車保有台数は埼玉県が全国1位。このことを全国にアピールしようと、県では「ポタガール埼玉」を結成するなどし、PR活動を展開している。さいたま市は特に平坦な道路が多く、市によると、鉄道利用者の約15%が駅と自宅の往復に自転車を利用するなど、市民の日常の足として定着している。

 ただ、自転車レーンの整備は進んでいない。車道にレーンがある、または一部整備中となっているのは、国道463号(埼大通りと県庁通り)など、ごく一部だ。JR北浦和駅や大宮駅周辺にもあるが、総延長は約1.7kmにとどまっている。県内の自転車運転者の交通事故死者は全国的に見ても多いという。

 こうした状況を改善しようと、市は昨年、県警や国土交通省大宮国道事務所と連携し、検討をスタート。今年度中に、市内の道路約4200kmのうち整備する地点約200kmを選定し、来年度から順次、工事を進める。

 自転車レーンの整備は3種類。遠くまで移動する幹線道路に整備する「広域ルート」▽広域ルートから駅や学校などにつながる「アクセスルート」▽河川敷などの「レクリエーションルート」―となっている。

 市の担当者は「クリテリウムの開催で自転車の利用者がさらに増えることが予想される。安全で快適な環境づくりを進めたい」と話している。

産経新聞・埼玉版より)

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