散策やトレーニングに多彩な機能 自転車用ナビ続々登場

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ソニーのナブ・ユー「NV-U37」の画面ソニーのナブ・ユー「NV-U37」の画面

 自転車人気の拡大に伴い、カーナビメーカー各社が自転車向け製品を相次いで投入している。移動時の消費カロリー表示や幹線道路を避けたルート選定などさまざまな機能を盛り込み、自転車ユーザーへの浸透を図っている。(竹岡伸晃)

 ソニー(東京都港区)は昨年6月、自転車でも使える小型カーナビ「ナブ・ユー NV-U37」(実勢価格3万円前後)を発売した。目的や気分に合わせてルートを選択できるのが特徴。上り勾配の強弱や幹線道路を回避するか否かなど8種類から選ぶことができる。走行中の道路の標高変化をグラフで表示する機能もあり、トレーニングの際などにも活用できる。

パナソニック「ゴリラ」シリーズ「CN-MC01L」の画面パナソニック「ゴリラ」シリーズ「CN-MC01L」の画面

 パナソニック(大阪府門真市)が昨年12月に発売した、携帯型カーナビ「ゴリラ」シリーズで自転車にも搭載できる「CN-MC01L」(実勢価格4万円前後)。防滴仕様で雨に強く、4・3インチの液晶画面に速度や移動距離、消費カロリーなどが表示される。ルート案内の画面では曲がるポイントでチャイムが鳴り、大きな矢印が進む方向を示す。同社担当者は「運転中の安全を考え、注視しなくても方向が分かるようにした」と説明する。

 パイオニア(川崎市幸区)は、自転車に特化した「ポタナビ」(メーカー希望小売価格3万9900円)を開発。今月下旬の発売を予定している。従来のカーナビと異なり、ルート案内の機能はない。その代わり、走行中に周辺の観光地やカフェなどの情報を表示したり、一定時間内に往復できる範囲を地図上に示したりできるようにした。開発に携わった新規事業開発部の宮崎和典主事は「空いた時間に、寄り道しながら街をぶらぶら散策する際などに便利。自転車に乗る魅力が高まれば」と話している。

自転車に特化したパイオニア「ポタナビ」の画面自転車に特化したパイオニア「ポタナビ」の画面

■必ず止まって操作を

 生活総合情報サイト「All About」のスポーツ自転車ガイドで専門誌「バイシクルクラブ」編集長、今坂純也さんは、「自転車用ナビは、どの製品にも消費カロリー表示などの機能があり、ダイエットやトレーニングなどに活用できる。ただ、得意機能は異なる」と説明。「スポーツバイクで本格的に遠乗りをするのか、クロスバイクで街を散策するのかなど、目的に応じて選ぶべきだ。アウトドアで使うものなので、太陽光の下での見やすさや電池の持続時間なども確認が必要」と指摘する。

 また、自転車が加害者となる人身事故を避けるためにも「ナビは必ず止まってから操作してほしい」と話している。

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