新製品情報ブリヂストン「ヘルムズ」にカーボンベルトのシングルスピード登場 トラブルフリーの街乗りバイク
ブリヂストンサイクルと自転車アパレルブランド「narifuri」(ナリフリ)が共同開発するスピードクルーザー「HELMZ」から、カーボンベルト駆動のシングルスピードバイク「HELMZ SSSD」が登場する。カーボンベルトにより、走りの軽快さとトラブルフリーを実現。また、ベルトドライブながらギア比の変更も可能だ。HELMZならではのデザイン性に、速さとタフネスを融合させた新しい街乗りバイクは、ドロップハンドルとライザーバーの2モデル。11月上旬に発売される。
税込価格:159,000円
サイズ:510mm, 530mm, 550mm
カラー:T.ストロングネオンイエロー, T.ストロングブラックアメジスト

税込価格:99,800円(29Tと25Tのカセットギアプーリーは別売)
サイズ:510mm, 530mm, 550mm
カラー:T.ストロングブラック, T.ストロングホワイト
カーボンベルト+ロードホイールが生み出す新しい走り
HELMZ SSSDは、現行のHELMZからチェーン駆動の変速機をそぎおとし、ピッチの細かいカーボンベルトによる「SSSD SYSTEM」を搭載する。ホイールにはスプロケットをベルト化するカセットギアプーリーを備え、リアエンドは前後にスライドしてベルトのテンションを調整できる特別仕様に変更される。

速さを追求するためロードホイールを使用しており、SR1には、FULCRUMの「RACING QUATTRO CX」を採用。泥や雨に対する耐久性が高く、軽量性、操作性、剛性など高次元でバランスのとれた走行性能を誇るホイールだ。S10のホイールは、街のタフな使用に耐える強度、剛性を重視し、高さ30mmのヘルムズオリジナルリムを使って組まれている
また、SR1にはオリジナル設計のドロップハンドル、S10にはライザーバーハンドルが装着される。
注油不要でメンテナンスフリー 油汚れを気にせず輪行OK
カーボンベルトは、スポーティな走行に耐えられるタフさを備える。これにより、メカトラブルから解放され、雨天使用後でも注油などのメンテナンスがほとんど不要。チェーンやギアの錆びを気にしたり、保管する際に油汚れを心配する必要がなくなった。長期間使用してもほとんどパフォーマンスが劣化せず、手間もかからないなど、ストレスを感じることなく街乗りに利用できるバイクといえるだろう。
さらには輪行においても、油汚れやディレーラーの保護に気を遣わずに済むので、活用できるシーンは広い。
プーリー交換でギア比チェンジ 走りを極めるカスタマイズが可能
多段スプロケットの代わりに装着されるベルト用カセット式ギアプーリーは、25T、27T、29Tの3タイプが用意されており、プーリーを付け替えることでギア比を変更できる。
25Tと29Tではリアセンターの長さに7.5mmほどの差がでてくるが、リアエンドをスライドさせることで適切にセッティングできる。クイックレリーズで簡単にホイール脱着することも可能だ。
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HELMZ SSSDの試乗ができる展示が、10月17日(木)から「バイクフォーラム青山」で開催される。
■バイクフォーラム青山「HELMZ SSSD展示」
期間:10月17日(木)から
場所:「バイクフォーラム青山」
東京都渋谷区神宮前3-1-26
地下鉄銀座線「外苑前」駅 3番出口駅より徒歩6分
電話:03-6438-1971
営業時間:11:00~19:00(水曜日休)
URL:http://www.bikeforum-aoyama.jp/