バイクインプレッション2013「BOTTECCHIA 8AVIO LIMITED EDITION」 伸びのある加速と高い安定性はイタリアンバイクの真骨頂

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 ボッテキアは歴史あるイタリアのレーシングバイクブランドで、現在はカーボンフレームにも力を入れて開発を続けている。今回試乗したのは、カーボンレースバイクのエントリーモデル「8AVIO」(オッタビオ)。世界中で幅広い層のライダーから親しまれている人気モデルだ。日本では2013年にリミテッドエディションとして爽やかなブルーのバイクが追加され、2014年モデルとしても継続販売される。

「BOTTECCHIA 8AVIO LIMITED EDITION」(ボッテキア オッタビオ  リミテッドエディション) 「BOTTECCHIA 8AVIO LIMITED EDITION」(ボッテキア オッタビオ リミテッドエディション)

BOTTECCHIA 8AVIO LIMITED EDITION(ボッテキア オッタビオ リミテッドエディション)
価格:231,000円(フレーム)
283,500円(ヴェローチェ完成車) 
サイズ:44、48
カラー:カーボン/ブルー
問い合わせ先:グローブライド http://cycle-sports.globeride.jp/bottecchia/index.html

スペック

フレーム:8AVIO 12Kカーボンモノコック
フォーク:12Kカーボン/アルミコラム
変速機:カンパニョーロ・ヴェローチェ(F)&(R)
ギヤ: カンパニョーロ・ヴェローチェ 50×34T
ホイール: カンパニョーロ・カムシン
重量:1,040g(フレーム)

ゆるやかなカーブを描くカーボンフォーク。カーボン/ブルーは日本限定カラーだゆるやかなカーブを描くカーボンフォーク。カーボン/ブルーは日本限定カラーだ
ナノカーボンテクノロジーを採用した複雑な造形のフレームは、ねじれに強く、高い剛性と安定性を誇るナノカーボンテクノロジーを採用した複雑な造形のフレームは、ねじれに強く、高い剛性と安定性を誇る
ハンドル周りもイタリアンブランドに揃え、ITM・ALCOR 80を採用するハンドル周りもイタリアンブランドに揃え、ITM・ALCOR 80を採用する

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 ボッテキアの定番モデル「8AVIO」は、成熟していて完成度の高さがあった。

松尾 ええ、中速から高速域の伸びが気持ちよく、それはまさにイタリアンバイクといった乗り味で気に入りました。 パーツアッセンブルも魅力的でしたね。

米山 コンポーネント、ホイール共にカンパニョーロで揃えた入門機は比較的少ないから、そういう意味でも注目かもね。パーツ自体はそれほど軽量ではないから、総重量もそれなりだけど、踏んだ感じは気持よく加速した。あと、特徴は安定性の高さかな。少々雑に乗っても真っ直ぐ出ていく。

松尾 同感です。ひらひらと動くタイプではなく、安定性は高かったです。剛性は高いので良く走るし、ある程度スピードが乗ってからの加速感など、動きは“クローバーマーク”のあの同胞ブランドに似ているかな。

米山 なるほどね。味付けはお国柄なのかな。話は変わるけれど、ボクは乗り方が内股気味なので幅広のトップチューブが脚に当たるのが少々気になった。

松尾 ボクは気にならなかったですよ。強いて言えば、タイヤがミシュランで、イタリアではないところが気になりました。

米山 ああ、そうか。でも粗悪なものが付いているわけじゃなく、リチオンなら納得の性能だね。上りと下りの印象はどうだった?

松尾 上りは重量面がそのまま出てしまっていましたが、フレームの基本設計が良いので下りでのスタビリティは高かったです。初速もやはり若干の怠さを感じるんですが、それはいくつかのパーツを変更することで改善できると思います。むしろ、この構成で良く走るなぁ!という印象ですよ。

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 入門クラスのカーボンロードとは言っても、思いのほかハイレベルだよね。

松尾 レーシーなので若い選手がガンガン走るのには最適ですね。母国でそういう使い方がされているのを想像できます。ルックスに目新しさはないのですが、走りは名門ブランドらしい歴史を受け継ぐ逸品だと感じます。個人的にはこの価格帯、グレードで探すならこういうバイクを選びたいと思いました。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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