Jプロツアー第12戦 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップTTチャンピオンシップは外国人選手が表彰台を独占 ツアーリーダーのトリビオが優勝

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 国内最高峰のロードレースシリーズ、Jプロツアーの今季第12戦「JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ」が、栃木県の渡良瀬遊水地で開催され、現在ツアーリーダーのホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)がトップタイムを出して優勝した。上位3人の表彰台を、各チームの外国人選手が占める結果となった。

ツアーランキングトップのホセビセンテ・トリビオが、タイムトライアルでも力を発揮して優勝ツアーランキングトップのホセビセンテ・トリビオが、タイムトライアルでも力を発揮して優勝

 選手が一人ずつ単独で走る個人タイムトライアルのレース。舞台は昨年7月にラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された渡良瀬遊水地。同地では昨年に続き2度目の開催だが、昨年同様天候に恵まれず、レースは雨が降り続くあいにくのコンディションの中で行われた。

 コースはほぼフラットな5.3kmを3周回する15.9km。ブレーキを要するコーナーは2か所のみ。独走力、風向きを考慮したペース配分、そしてウエットなコーナーをどこまで攻めるのか。これらが今回の勝敗を決める要因となった。

 出走はツアーランキング下位の選手から、90秒間隔でスタート。最終走者がツアーリーダーのトリビオとなる。その中でまず6番目にスタートした岡篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)が、21分20秒75の好タイムでトップに立つ。まだ高校生で18才の岡は、現役の全日本ジュニアTTチャンピオンだ。

8月末にチームに加入したばかりのガルシア・ビセンテが2位に8月末にチームに加入したばかりのガルシア・ビセンテが2位に
3位に入ったモニエ3位に入ったモニエ

 レース中盤まで岡のタイムは破られなかったが、後半に出走した実力者たちが徐々に岡を上回る好タイムを記録。現TT日本チャンピオンの大場政登志(キャノンデール・チャンピオンシステム)や、窪木一茂(マトリックスパワータグ)、嶌田義明(チームUKYO)など、TTに定評のある選手が上位に名前を連ねる中、トップに立つのはマトリックスパワータグの新外国人選手、ガルシア・ビセンテだ。

 しかし最終走者のトリビオが、ここまでトップのビセンテを10秒近く上回る、驚異的なタイムでゴール。今季ツアー3勝目を挙げると同時に、Jプロツアーリーダーもしっかりキープした。2位はビセンテ、3位はダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリング)と、表彰台を外国人選手が独占した。

P1表彰台は外国人選手が占めた。(左から)2位のビセンテ、優勝のトリビオ、3位のモニエP1表彰台は外国人選手が占めた。(左から)2位のビセンテ、優勝のトリビオ、3位のモニエ
Jプロツアーリーダーのルビーレッドジャージを堅守するトリビオ(中央)。U23リーダーも変わらず堀孝明(右)Jプロツアーリーダーのルビーレッドジャージを堅守するトリビオ(中央)。U23リーダーも変わらず堀孝明(右)

女子は豊岡が優勝 2位3位には若手が台頭

 17人が出走したJフェミニンツアーのレースは、コースを1周する5.3kmで争われた。優勝はツアーリーダーの豊岡英子(パナソニックレディース)。前日にコースを試走し、風向きやコース上の段差なども細かくチェックしたという、豊かなレース経験とその実力で、ただ一人7分台のタイムで優勝した。また2位、3位には伊藤杏菜(Ready Go Japan)、坂口聖香(パナソニックレディース)と、10代の若い選手が入賞を果たした。

女子はベテラン豊岡英子がさすがの走り女子はベテラン豊岡英子がさすがの走り
女子表彰台(左2番目より)3位の坂口、優勝の豊岡、2位の伊藤女子表彰台(左2番目より)3位の坂口、優勝の豊岡、2位の伊藤

P1結果(15.9km)
1 ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO) 20分19秒81
2 ガルシア・ビセンテ(マトリックスパワータグ) 20分29秒38
3 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカーサイクリング) 20分31秒64
4 窪木一茂(マトリックスパワータグ) 20分49秒88
5 嶌田義明(チームUKYO) 20分55秒28
6 大場政登志(キャノンデール・チャンピオンシステム) 20分57秒49

ルビーレッドジャージ(Jプロツアー個人総合ポイント)
ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)

ピュアホワイトジャージ(JプロツアーU23個人総合)
堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

F結果(5.3km)
1 豊岡英子(パナソニックレディース) 7分58秒05
2 伊藤杏菜(Ready Go Japan) 8分5秒09
3 坂口聖香(パナソニックレディース) 8分6秒82

シスターローズジャージ(Jフェミニンリーダー)
豊岡英子 (パナソニックレディース)

(写真・文 JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

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