バイクインプレッション2013「KHODAABLOOM FARNA 9000」 低価格・高品質を実現し、続編が気になるほどの高い完成度

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 カジュアルなスポーツサイクルや子供車などで人気の「KHODAABLOOM」(コーダーブルーム)から、2014年モデルとして同ブランドで初めてフルカーボンフレームを採用した「FARNA(ファーナ) 9000」が誕生した。隅々まで気の利いたパーツチョイスでありながら、価格を抑え、サイクリストの新しいチャレンジに華を添えるような1台に仕上がっている。試乗したデュラエース仕様のほかに、アルテグラ仕様のファーナ6800もあり、ペイントのデザインは一部異なるがフレーム自体は共通だ。気になる実力やいかに?!

「KHODAABLOOM FARNA」(コーダーブルーム ファーナ)「KHODAABLOOM FARNA」(コーダーブルーム ファーナ)

KHODAABLOOM FARNA(コーダーブルーム ファーナ)9000
価格:デュラエース完成車 462,000円
フレームセット 136,500円
カラー:ブラック
サイズ: 470、500、535
問い合わせ先:コーダーブルーム http://khodaa-bloom.com

 

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・デュラエース (F)&(R)
ギヤ:シマノ・デュラエース 52×36T 12−25T(11S)
ホイール: シマノ・WH-9000-C24-CL
重量:6.8kg(デュラエース完成車)、900g以下(500mmサイズ)、350g(カーボンコラムフォーク)

細身でやや弓なりの設計により、トップチューブとなめらかにつながっているシートステー細身でやや弓なりの設計により、トップチューブとなめらかにつながっているシートステー
使用するのは東レ・T700とM30ハイモジュラスカーボン。軽量かつ最適な剛性の実現に貢献している使用するのは東レ・T700とM30ハイモジュラスカーボン。軽量かつ最適な剛性の実現に貢献している
ハンドルはFSAのウィングコンパクト、ステムも同社のSL-Kを採用するハンドルはFSAのウィングコンパクト、ステムも同社のSL-Kを採用する

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

松尾 僕に似合うと言われたバイクです。さわやかなデザインが好印象でしたね!

米山 ジャージやアイウェアなどの色が整い過ぎなくらい似合っていたね。さて、ブランド初のフルカーボンフレームだけど、良いバイクを届けたいという思いが伝わってくるし、乗っても全体的に気持ちよく走るバイクだったと思う。

松尾 僕も好きなフィーリングでしたね。この性能に対してフレーム価格が13万円台と、安くて驚きましたよ。完成車価格でも、ほかに思い当たらないほどのコストパフォーマンスの高さです。

米山 うん、値段は魅力的。でも、それだけではなく、一般的なホビーライダーが楽しく乗って、たまにイベントや草レースに参加するのにはちょうど良い味付けなのが好ましい。正直、Jプロツアーを走るなら物足りない部分があるけれど、ホビーレースならジャストフィットでしょう。

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 剛性に関しては、僕は楽しめる良いあんばいだと思いましたよ。高剛性に過ぎず、進むために必要なだけ備わっていました。踏み出しは普通でしたが、低速から高速まで、不安定さを感じさせず、スピードを上げて行くときの伸びと持続性は好印象でした。

米山 うん、加速は良いと思う。ホビーライダーにとって過不足ない剛性感だし、低速から高速までずっと軽快さを保っていた。たしかに安定感もあったけど、僕の印象はけっこうステアリングが切れるから、ホントに高速域まで行くと、やや抑えこむのに気を使うかなと感じたよ。

松尾 なるほど。今回、見本にアルテグラ組みのバイクも到着して、2台サイズが違いましたね。どちらも乗ってみたんですが、同じフレームでも思っていた以上に違いが感じられました。3サイズ展開くらいだとサイズ選びは特に気をつけたいですね。

左はデュラエース完成車のファーナ9000、右がアルテグラ完成車のファーナ6800(294,000円)。デザインは一部異なるが共通のフレームとなっている左はデュラエース完成車のファーナ9000、右がアルテグラ完成車のファーナ6800(294,000円)。デザインは一部異なるが共通のフレームとなっている

米山 比較的大きめに寄ったサイズ展開だし、しっかり合わせて乗らないと性能を引き出せないからね。上りはどうだった?

松尾 上りと下りはどちらも5点満点中、4点くらいですね。快適さについても、長時間ライドに向いていると言えますよ。

米山 そう。気分よく上りを走れるし、下りは血気盛んに攻め倒すわけでなければ十分だ。乗り心地も良いでしょう。 今後のコーダーブルームの展開まで気になる、とても良くまとまったフルカーボンフレームで、アッセンブルによってはビギナーから中・上級者まで広く対応するね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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