「BOSOツーリング」ステージ3<サイクルトレイン編>自転車を愛でつつ、いざ房総半島へ 小湊鉄道「サイクルトレイン」でツーリング

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 自転車をバラさず、そのまま持ち込めることで知られる千葉県・小湊鉄道の「サイクルトレイン」。この列車を利用したサイクリングイベントが7月22日に開催され、参加者たちは愛車“同伴”の列車の旅と、約120kmのサイクリングを楽しんだ。今回はレポートの前編として、サイクルトレインの様子をお届けする。

「サイクルトレイン」=千葉・五井駅「サイクルトレイン」=千葉・五井駅

 この日のイベントは、千葉県で年4回開かれているサイクリング「BOSOツーリング」の今年第3弾。朝から気温が低く、ときおり小雨もパラつくあいにくの天候となったが、スタート地点の市原市役所には78人の参加者が集まった。

 サイクルトレインは、小湊鉄道の五井駅(市原市)から上総中野駅(大多喜町)までの全線・18駅区間で、自転車を追加料金なしで持ち込める。それまでイベント列車として存在していた列車を、2010年に定期便として土日祝日に往復各2本ずつ運行。房総半島をサイクリングするための便利な“足”として定着しつつある。

ホームにサイクリストたちの姿。駅には自転車ラックが用意されている width=253 height=190 class=ホームにサイクリストたちの姿。駅には自転車ラックが用意されている
ホームへ自転車を運ぶホームへ自転車を運ぶ
自転車を積み込む自転車を積み込む

 列車へ乗り込む前から、自転車を駐輪用のラックに置いたり、ホームの端から自転車を押して進入したりする光景に、気持ちがはやる。自転車と一緒に乗車するなんて、サイクリストだけでなく一般の乗車客にとっても貴重な体験となるに違いない。

 BOSOツーリングでは、通常は2両編成のところを3両編成に増やしてもらい、そのうち2両を借り切って目的地へ向かう。この日は満員御礼となった。

 「以前は4両編成にしたこともあるんです」と話すのはイベントを企画したKSインターナショナルの白熊宏一さん。その時は参加者が100人以上の大所帯となったそうだ。ただ、終着の上総中野駅で列車がホームに収まりきらず、以降は3両なのだと言う。

「サイクルトレイン」車内は和気あいあい「サイクルトレイン」車内は和気あいあい

 青々とした田んぼの中をガタンゴトンと抜けていく列車は、揺れるほどに心地よい。車窓には、沿線から望遠レンズを向ける鉄道ファンの様子もうかがえる。車内では、参加者たちが自慢のバイクを愛でつつ自転車談義に花を咲かせ、1時間の移動があっという間だった。

上総中野駅で一斉に下車。さあ、サイクリングへ上総中野駅で一斉に下車。さあ、サイクリングへ

 白熊さんは、「地元で何か親しめる自転車のイベントをやりたかった」とイベント開催の経緯を話す。ローカル線を利用したサイクルトレインも、そのひとつ。

 上総中野駅へ到着すると、さぁいよいよ房総半島サイクリングのスタートだ。
【続きを読む】<サイクリング編>自然豊かな房総半島をロングライド
文・写真 柄沢亜希
 


■サイクルトレインの利用は事前申し込みが必要。持ち込みは1人1台まで、無料。問い合わせは小湊鉄道 運輸課(0436-21-6771)。

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