“限定”サイダーが販売中止に「ツールドフランス」の文言、さいたま市が非協賛企業に使用を提案 業者は「そんなイベント知らなかった」

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 さいたま市が10月に市内で開催する自転車レース「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」に絡み、主催者に協賛金を支払っていないのに「ツールドフランス」の文言を使用した商品が一時、市内で出回り、実行委員会の指摘を受けて販売中止となっていたことが分かった。文言の使用は市側が業者に持ち掛けていた。市は「当時、それがいけないこととは知らなかった。PRのためによかれと思ってやった」と釈明している。 (産経新聞さいたま総局 安岡一成)

飲料のラベルに

協賛金を支払っていないのに、「さいたまクリテリウムー」の文言を入れて販売された商品協賛金を支払っていないのに、「さいたまクリテリウムー」の文言を入れて販売された商品

 販売中止となったのは、さいたま市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」などをラベルにあしらったサイダー。ラベルには「さいたまクリテリウム by ツールドフランス限定」と記載されている。

 市シティセールス推進課や業者によると、6月に業者が同課に「ヌゥ」のイラスト使用の申請を行った際、同課は「イベントのPRになれば」と、自転車に乗った「ヌゥ」のイラストと「さいたまクリテリウム―」の文言を入れたラベルの製作を業者に提案した。

 これがそのまま商品化され、同月中にはネットや小売店での販売が始まり、市はホームページ(HP)で「ヌゥグッズ」として紹介していた。

「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」開催へ正式調印を行った清水勇人さいたま市長(左)と、ジャンエティエンヌ・アモリASO社長(2013年3月)「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」開催へ正式調印を行った清水勇人さいたま市長とジャンエティエンヌ・アモリASO社長(2013年3月)
「さいたまクリテリウム」をPRするため、市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」が描かれたレーシングカー(2013年7月)「さいたまクリテリウム」をPRするため、市のPRキャラクター「つなが竜ヌゥ」が描かれたレーシングカー(2013年7月)

一転、販売中止要請

 この後、イベントの実行委員会が「協賛金を払っていない企業の商品に『ツールドフランス』の名称を入れることには問題がある」と指摘。市は業者に販売中止を要請し、市HPからも削除した。

 産経新聞の取材に対し、業者の担当者は「こちらはそんなイベントがあるとも知らなかった。市の提案のままにやったことで、損害も出ている」といらだった様子で説明。抱えた在庫については「ラベルを作り直して再販売したい」としている。

 市の担当者は「当時は問題と感じておらず、業者には悪いことをした。現在、どこからがルール違反になるのか確認している」と説明。一方、「PRの効果を上げるため、市のためによかれと思ってやったこと」と話した。

MSN産経ニュースより)


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