2日間に渡る夏の一大ロードイベント30回目を迎えた「シマノ鈴鹿ロードレース」開催 初日はチームTTなど熱戦展開

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 夏のロードレースの祭典「シマノ鈴鹿ロードレース」が今年も三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで、8月24日と25日の2日間に渡り開催されている。30回目を迎えた今大会も、早朝から日没まで、分刻みで数多くのカテゴリーのレースが行われる。

いつもは排気音が響き渡る鈴鹿サーキットが、一面サイクリストで埋め尽くされたいつもは排気音が響き渡る鈴鹿サーキットが、一面サイクリストで埋め尽くされた

 日本が世界に誇る自転車パーツメーカー、シマノが主催するこの大会は、1984年に初開催された「シマノグリーンピアロード」がそのルーツだ。初心者からトップレーサーまでもが集う華やかな大会として年々参加者を増やし、1992年より会場をF1グランプリでおなじみの鈴鹿サーキットに移して、夏の終わりの一大ホビーロードイベントとして定着している。

スタートを待つ選手たち。数分単位でスタートが切られていくスタートを待つ選手たち。数分単位でスタートが切られていく
30回大会を記念する特別展示が行われた30回大会を記念する特別展示が行われた
1日目終盤に行われた2時間エンデューロは、素早いピットワークが重要1日目終盤に行われた2時間エンデューロは、素早いピットワークが重要

 特徴的なのはその種目の多彩さだ。年齢とレベル別に分かれた通常のロードレースのほか、チームタイムトライアル(TT)、エンデューロ、タイムアタック、サイクルマラソンなど盛りだくさんで、1人で数種目のレースに挑戦することも十分可能。また2日間で5種目を通して争われるステージレース「5ステージ・スズカ」もあり、大会の名物となっている。

 子供向けの自転車教室「ウィーラースクール」や、初心者、中級者以上向けのセミナーなど、スクールイベントも充実。自転車関連メーカーによる出展ブースも多く、レースを走らない時間もたっぷり楽しめるようになっている。

子供向け自転車教室「ウィラースクール」。一本橋に挑戦!子供向け自転車教室「ウィラースクール」。一本橋に挑戦!
人通りが途切れないブースエリア人通りが途切れないブースエリア
今中大介さんのトレーニングセミナー今中大介さんのトレーニングセミナー
シマノレーシングの選手による実践フォームチェックシマノレーシングの選手による実践フォームチェック
大人向けウィラースクール。3人並走の練習で集団走行の感覚を養う大人向けウィラースクール。3人並走の練習で集団走行の感覚を養う

 初日のレースの目玉は、午後に開催されるチームTTだ。数人のチームで協力してゴールを目指す。ホビーレースとしては数少ない、タイムトライアル専用機材を使えるレースということもあり、見た目から気合いの入ったチームも多く見られた。

チームTT Bで優勝したブリヂストンアンカーチームTT Bで優勝したブリヂストンアンカー
チームTT Bの2位は宇都宮ブリッツェン。大ベテランの鈴木真理と若手3人で臨んだチームTT Bの2位は宇都宮ブリッツェン。大ベテランの鈴木真理と若手3人で臨んだ
チームTT Bで3位に入った岩井商会レーシングチームTT Bで3位に入った岩井商会レーシング
オープン参加ながらトップタイムでチームTTを走ったシマノレーシングオープン参加ながらトップタイムでチームTTを走ったシマノレーシング
チームTT Bの表彰チームTT Bの表彰

 4周で行われるチームTT Bでは、ホストチームであるシマノレーシングが、海外招待選手らをも上回るトップタイムを叩き出した。シマノと招待チームはオープン参加で表彰対象外となるため、優勝はブリヂストンアンカーが獲得。表彰式では清水都貴選手が「秘密兵器のダミアン(・モニエ)がほとんど引きました」とジョーク混じりのコメントで会場を笑わせた。

 トップ選手も普段よりリラックスして楽しんでいるこの大会。2日目は海外招待選手を交えたハイスピードバトル「国際ロード」も開催される。

チームTTは5ステージ・スズカの第3ステージでもある。一番時計を出したのはイナーメ信濃山形チームTTは5ステージ・スズカの第3ステージでもある。一番時計を出したのはイナーメ信濃山形
5ステージ・スズカ、初日の3ステージを終えて総合トップに立つのは小室雅成(イナーメ信濃山形)5ステージ・スズカ、初日の3ステージを終えて総合トップに立つのは小室雅成(イナーメ信濃山形)

写真・文 米山一輝

 

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