日本人は宮澤、増田、西薗が出場 別府もクリテリウム参加2013ジャパンカップ出場選手を発表 クネゴ、ホーナー、バッソらが参加

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 10月19日と20日に栃木県宇都宮市で開催される国内最高峰のロードレース「2013ジャパンカップサイクルロードレース」の記者発表会が20日、東京国際空港(羽田空港)ターミナルビルで行われた。今年は史上最多となる7チームのUCIプロチーム(ディビジョン1の世界トッププロチーム)が参加し、かつてない盛り上がりが期待される。

発表会の会場には、プロチームのウエアとバイクがずらり並んだ発表会の会場には、プロチームのウエアとバイクがずらり並んだ
大会実行委員長を務める佐藤栄一宇都宮市長大会実行委員長を務める佐藤栄一宇都宮市長

 まず大会実行委員長の佐藤栄一宇都宮市長があいさつ。「昨年はクリテリウムとロードレースの2日間で、合わせて約12万人に観戦していただいた。年々観客数も増えており、今年も盛り上がりたい。多くの自転車ファンのみならず、さまざまな方に自転車の良さと宇都宮を知っていただきたい」と開催地としての意気込みを語った。

クネゴは自ら出場を志願

クネゴの前回出場は2011年。このときは5位だった(砂田弓弦撮影)クネゴの前回出場は2011年。このときは5位だった(砂田弓弦撮影)

 発表会では、現時点で選手登録が完了しているチームのメンバーが明らかにされた。

 最も注目されるのはダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・メリダ)だ。2004年ジロをはじめとした数々のビッグレースでの優勝経験があり、ジャパンカップでも2005年と2008年に優勝しているクネゴは、ジャパンカップ出場の常連だったが、昨年はチームの参加自体がなかったために出場していなかった。チームは当初ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)をエースに臨む予定だったというが、前回大会優勝のイヴァン・バッソ(イタリア、キャノンデール プロサイクリング)に刺激を受けたクネゴが、自ら出場を志願したという。ランプレは2007年優勝のマヌエーレ・モーリ(イタリア)もメンバーに入れる強力な体制だ。

 レイディオシャック・レオパードは、今年42歳の大ベテラン、クリストファー・ホーナー(アメリカ)をエースに臨む。チャンピオンシステムは、日本期待の西薗良太が出場する。

 また正式登録は未完了の段階だが、昨年優勝のバッソや、トップスプリンターのダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、チーム サクソ・ティンコフ)、また日本の宮澤崇史(チーム サクソ・ティンコフ)、増田成幸(キャノンデール プロサイクリング)なども出場予定だという。

サクソ・ティンコフの宮澤崇史(砂田弓弦撮影)サクソ・ティンコフの宮澤崇史(砂田弓弦撮影)
キャノンデールの増田成幸キャノンデールの増田成幸
チャンピオンシステムの西薗良太チャンピオンシステムの西薗良太
今中大介さん(右)、栗村修さん(中央)のトークショー形式で出場チームが紹介された今中大介さん(右)、栗村修さん(中央)のトークショー形式で出場チームが紹介された

 国内からの出場については、日本ナショナルチームが、9月初旬に出場メンバーを発表予定。また国内コンチネンタルチームの選抜については、ツール・ド・北海道(9月14日~16日)の終了時の成績で決定し、大会公式ホームページで出場チーム(5または6チーム)を発表する予定だ。

 また19日のクリテリウムのみに特別出場する「クリテリウム・スペシャルチーム」として、昨年“1日限りの現役復帰”で3位に入る活躍を見せたかつての名スプリンター、ロビー・マキュアン(オーストラリア)が今年も来日。レースはもちろん、「マキュアン友の会」の復活もあるかも知れない。このスペシャルチームには別府史之(オリカ・グリーンエッジ)も参加する。

ニコ動でもクリテ生中継

 大会の様子は、地上波では日本テレビで10月中に放送予定。またJスポーツでは、11月に90分特別番組を放送予定だ。

 19日に開催のクリテリウムに関しては、Jスポーツが15時半~17時に生中継を予定している。またインターネット動画サイトの「ニコニコ動画」でもクリテリウムの模様の生配信を行う。ニコニコ動画では、ジャパンカップ専用ページも開設。過去のアーカイブ映像も配信していくという。

羽田空港でスペシャル展示

第1ターミナルビルの中央部に位置する吹き抜けのスペースで展示を行う第1ターミナルビルの中央部に位置する吹き抜けのスペースで展示を行う

 また、大会直前の10月12日~17日の6日間、羽田空港第1ターミナルビルの2階出発ロビーで、「2013ジャパンカップサイクルロードレース HANEDA AIRPORT SUPER WEEK」と題したスペシャル展示が開催される。スバルのニュートラルカーやUCIプロチームの自転車の展示が行われるほか、詳細は未定だが、期間中はトークショーなどのイベントも行っていきたいという。

オフィシャルツアー、サイクルトレインも

 大会観戦者向けにはこれまで通り、首都圏からのオフィシャルツアーが企画される。また今年は、JALと協力して国内各地からの観戦ツアーが新たに企画される予定。また自転車を持って観戦に訪れるファンのために、自転車をそのまま乗せられる「サイクルトレイン」の運行も計画中だという。

 1990年に宇都宮で開催されたロード世界選手権を契機に始まったジャパンカップだが、今年は宇都宮市だけにとどまらない、新たな広がりを見せる大会となりそうだ。

写真・文 米山一輝

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