乗車運賃だけで利用OK高知・土佐くろしお鉄道にサイクルトレイン「だるま夕日号」 9月1日運行開始

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「だるま夕日号」でも使用される土佐くろしお鉄道の車両(2013年4月)「だるま夕日号」でも使用される土佐くろしお鉄道の車両(2013年4月)

 高知県の「土佐くろしお鉄道」で9月、自転車を畳まずに持ち込めるサイクルトレイン「だるま夕日号」の運行がスタートする。同社の2つの路線のうち、県西南部の四万十・幡多地方を走る中村・宿毛(すくも)線で運行される。サイクルトレインの名称は、宿毛名物の海に映り込む夕日「だるま夕日」に由来している。

 だるま夕日号は、初回が9月1日に設定され、月に1~2回のペースで運行。通常は1両編成の車両に、自転車を積み込むための専用車両を連結し、2両編成で走行する。1度に持ち込み可能な自転車は20台がめやす。

運行時に車両前方に配される「だるま夕日号」のパネルデザイン運行時に車両前方に配される「だるま夕日号」のパネルデザイン

 だるま夕日号の運営は、スポーツイベントなどを手がける「ランドリー・ジャパン」が委託を受けた。自転車を積み込んだ後、オーナーは一般乗客車両へ移動する必要があるが、自転車用車両には同社が派遣する管理スタッフ1人を必ず配置するとしている。

 利用料は基本乗車運賃のみで、追加料金は不要。中村~窪川駅間であれば1060円(片道)となる。土佐くろしお鉄道では、これまでもイベント列車としてサイクルトレインを運行してきた実績がある。

 ランドリー・ジャパンでは、「観光はもちろん、住民の足としても使ってもらいたい」としている。沿線住民の中にはこれまで、各利用駅にそれぞれ自転車を駐輪している人もいたというが、サイクルトレインをうまく活用できれば、自転車を余計に保有する負担を減らせるかもしれない。

宿毛から見るだるま夕日(土佐くろしお鉄道提供)宿毛から見るだるま夕日(土佐くろしお鉄道提供)
「だるま夕日号」でも使用される土佐くろしお鉄道の車両「だるま夕日号」でも使用される土佐くろしお鉄道の車両
四万十川を渡る土佐くろしお鉄道の列車四万十川を渡る土佐くろしお鉄道の列車
土佐くろしお鉄道中村・宿毛(すくも)線のイメージキャラクターサニーくん(左)とサンコちゃん土佐くろしお鉄道中村・宿毛(すくも)線のイメージキャラクターサニーくん(左)とサンコちゃん

 高知県におけるサイクルトレインとしてはほかに、愛媛県が主催し、JR四国・予土(よど)線を走る「にゃんよ号」が、愛媛・高知県境の江川崎駅(高知県四万十市)まで乗り入れている。また9月14日と10月12日には、にゃんよ号を特別に延伸して、土佐くろしお鉄道とJRが接続している窪川駅まで運行することが決まっている。

 だるま夕日号の利用は予約制。問い合わせ先は、ランドリー・ジャパン四万十営業所(0880-35-1180)。

「だるま夕日号」運行スケジュール(2013年12月まで)
<時刻表>
往路: 中村8:13→土佐入野8:25→窪川9:17
復路: 窪川10:14→土佐入野11:00→中村11:11
<運行日>
9月1日(日)、22日(日)
10月6日(日)、19日(土)
11月10日(日)、24日(日)
12月8日(日)

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