イベントレポート走り、食、温泉に大満足! おもてなし満載の「温泉ライダー IN 加賀温泉郷2013」900人が疾走

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 「温泉」と「自転車」を組み合わせたユニークなサイクリングイベントとして話題の「温泉ライダー」シリーズ。その本家本元である「温泉ライダー IN 加賀温泉郷2013」が、7月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり、石川県加賀市で開催された。昨年に続いて2回目となる今大会には、全国から900人を超えるサイクリストが集結。昨年の約1.5倍という人気ぶりだった。

(レポート ルーツ・スポーツ・ジャパン)

参加者が一斉にスタート参加者が一斉にスタート

まさかの“大会公式映画”上映

「温泉ライダー特製ウェルカムボード」がお出迎え「温泉ライダー特製ウェルカムボード」がお出迎え

 13日(土)に行われたレース前日のイベントでは、参加者受付のほか、参加者だけでなく観覧者も楽しめるイベントが盛りだくさん。S級1班の競輪レーサーで加賀市在住の伊藤健嗣選手らに挑戦する「温泉ライダーカップ最速王決定戦」、大人も必死の「スイカの早食い競争」、BMXフラットランドのパフォーマンス、OPUSのフレームセットやコルナゴの完成車など豪華賞品が当たる抽選会などが次々に行われ、会場は熱気に満ちあふれた。

 会場の一角では、この日のために地元の有志が制作したショートフィルム「温泉ライダー the movie」の上映会も行われた。自転車イベントの常識をくつがえした、まさかの“大会公式映画”。「地元をあげて盛り上げよう!」という加賀市の皆さんの熱意と創意工夫がにじみ出ているような作品だ。大会公式WEBサイトを通じて閲覧することができる。

目指せ、最速王!目指せ、最速王!
抽選会で見事OPUSのフレームをゲット抽選会で見事OPUSのフレームをゲット
「温泉ライダー石けん箱」「温泉ライダー石けん箱」

 そして今年も、ユニークな参加記念品が渡された。昨年の「温泉ライダー湯桶」に続き、今年は「温泉ライダー石けん箱&シャボン玉石けん」。「自転車だけでなく、加賀の温泉を楽しんでほしい」という主催者の願いと遊び心が伝わってくるようだ。

 イベント期間中に片山津・山代・山中の各温泉に入ることができる「温泉手形」、加賀温泉郷の様々な飲食店や土産物屋で使えるクーポン券セットなども贈呈された。

地元の名産品を堪能した「ふるまいブース」

レース前の参加者の皆さん、いい表情ですレース前の参加者の皆さん、いい表情です

 14日はいよいよメインイベントの「4時間エンデューロ」。天気予報では悪天候も心配されたが、スタート時にはピーカンに晴れ渡った。

 コースはメイン会場のホテルアローレを発着する1周約4.3kmの公道規制コース。レース時間は昨年の3時間から4時間へと拡大され、1周の距離も昨年と比べ約1.5倍に延長された。そのおかげで、参加人数が増えても全体的なキャパシティは拡大された印象だった。コースには適度なアップダウンも含まれ、走りがいがある

会場では募金活動も行われていた会場では募金活動も行われていた
地元の山代中学校生徒がボランティアでお出迎え地元の山代中学校生徒がボランティアでお出迎え

 ライダーズミーティングでも触れられたが、この日のために生活道路の封鎖に同意をしてくださった地域住民の方々への感謝を忘れてはならない。レース中は「自宅の玄関から外に出られない」家が何軒もあるのだ。「公道封鎖レースイベント」には、必ずといっていいほど「地域の方々の不便」が伴ってしまう。それでも「地元をあげて盛り上げたい、おもてなしをしたい」という熱意が原動力となって、開催が実現している。

主催者チーム「エンジョイ加賀戦隊・温泉ライダーズ」も走った主催者チーム「エンジョイ加賀戦隊・温泉ライダーズ」も走った

 大会のゲストは、昨年に続いての登場となる安田大サーカス・団長安田さんを筆頭に、NPO自転車活用推進研究会の小林成基さん、自転車ツーキニストの疋田智さん、伊藤健嗣さん、そしてProject-OPUS所属の佐藤咲子選手という豪華な顔ぶれ! 大会MCは「自転車界のお母ちゃん」DJがらぱさんが務め、暑い会場をさらにアツく盛り上げた。

カウントダウンレディは、もちろん「レディ・カガ」カウントダウンレディは、もちろん「レディ・カガ」
MCはDJがらぱさんMCはDJがらぱさん
安田大サーカス・団長安田さんも参加安田大サーカス・団長安田さんも参加

 カウントダウンレディは、加賀温泉郷をアピールする女性ユニット「レディ・カガ」が務め、スターターの号砲のもと、参加者が一斉にスタート。沿道ではスタートを見ようと多くの観戦者が鈴なりになった。

レース開始前にはマヴィックカーを先頭に整列レース開始前にはマヴィックカーを先頭に整列
安田大サーカス・団長安田さんも気合十分安田大サーカス・団長安田さんも気合十分
ママチャリで奮闘中。スラックスは汗でビショビショママチャリで奮闘中。スラックスは汗でビショビショ
3分間で力尽きるわけにはいきません…シュワッチ!3分間で力尽きるわけにはいきません…シュワッチ!
美女? 野獣? いずれにしても、嬉しい応援です美女? 野獣? いずれにしても、嬉しい応援です

 会場内には、レースに出場する温泉ライダーたちをサポートするため、地元加賀市の名産品を集めた「ふるまいブース」も登場。加賀柴山産の野菜(スイカ・トマト・きゅうり)、加賀山代温泉の羊羹、郷土料理の柿の葉寿司、それに各温泉自慢のお饅頭などが参加者に無料でふるまわれた。

地元の山代中学校生徒がボランティアでお出迎え地元の山代中学校生徒がボランティアでお出迎え
「温泉ライダー」グッズの数々「温泉ライダー」グッズの数々
ゴール前で観客とハイタッチゴール前で観客とハイタッチ
フラッグを担いでゴールフラッグを担いでゴール
派手なゴールパフォーマンスも派手なゴールパフォーマンスも

マヴィックカーと共にウイニングラン

 4時間エンデューロは大きな事故もなく無事に進行。午後2時、暑さの中で4時間のレースを走りぬいた参加者たちが、互いに健闘をたたえあいながら笑顔でチェッカーフラッグを受けた。総合でトップになったのは、チーム男子・車種自由の部の「群玉ダーク温泉G」。33周回を記録した。そしてマヴィックカーを先頭に、最終ライダー全員でウイニングランを行ってレースは幕を閉じた。

マヴィックカーを先頭に、最終ライダーを迎える「ウィニングラン」マヴィックカーを先頭に、最終ライダーを迎える「ウィニングラン」

 表彰式では、各カテゴリーの優勝者に、マイヨジョーヌならぬ黄色の「半纏(はんてん)ジョーヌ」と「九谷焼の優勝皿」、「山中漆器のメダル」、そして加賀の銘酒「常きげん 純米大吟醸」の4点を贈呈。このあたりも伝統工芸が盛んな“加賀らしい”おもてなし精神満載の演出だ。また、自転車メーカー各社などから提供された副賞も贈呈された。

表彰式で記念写真表彰式で記念写真
優勝者に贈られた「半纏ジョーヌ」優勝者に贈られた「半纏ジョーヌ」


表彰式で記念写真表彰式で記念写真
ステージの前で記念写真!ステージの前で記念写真!

  
この日は、降水確率70%の予報であったにもかかわらず、結局、最後まで晴天に恵まれた。これも参加者の皆さんの日頃の行いが良かったに違いない?! 「自転車に乗る! 温泉に入る! 加賀の幸を食べる!」をテーマに開催された「温泉ライダー IN 加賀温泉郷2013」は、走りも、温泉も、食も大満足なイベントとなった。

九谷焼の優勝絵皿九谷焼の優勝絵皿
山中漆器の入賞メダル山中漆器の入賞メダル
「温泉ライダー」特製加工が施された加賀の銘酒「温泉ライダー」特製加工が施された加賀の銘酒


◇           ◇

 「温泉ライダー IN 加賀温泉郷2013」は、“あなたが主役のロードレース”を掲げて市民参加型大会を展開する「WizSpo!! BIKEシリーズ」の第2戦として開催された。今後のシリーズ戦では、10月の「かすみがうらエンデューロ」、11月の「温泉ライダー in SAKURA」、「東西対抗エンデューロ in エコパ」などが開催される予定となっている。


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