バイクインプレッション2013「ROCKBIKES MISSILE」 日本発の新興メーカーが贈る、ダイナミックなストリートバイク

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 2013年に日本で生まれた、ストリートバイクブランド「ROCKBIKES」。街中に映えるデザインとカラー、日本人の体格に合わせた寸法、そして想定される用途に対して気の効いた各パーツで構成された7モデルを揃えている。試乗したMISSILEは、戦闘的なルックスのフラットバーロードで、ダイナミックなフレーム形状と、ストリートに合う機敏で軽快な走りが魅力の1台だ。

「ROCKBIKES MISSILE」(ロックバイクス ミサイル)「ROCKBIKES MISSILE」(ロックバイクス ミサイル)

ROCKBIKES MISSILE(ロックバイクス ミサイル)
価格:99,750円(完成車)
サイズ:460mm、500mm、530mm、560mm
カラー:マットグレー
問い合わせ先:NYC http://rockbikes.jp

 

スペック

フレーム:A6061 T6アルミ
フォーク:アルミ
ギヤ:46T(F)、シマノ・ソラ9s(R)
ブレーキ:キャリパーブレーキ
重量:N/A

ROCKBIKESはストリートでの使用を前提とした、シャープでソリッドな乗り味を前提としたブランドだ ROCKBIKESはストリートでの使用を前提とした、シャープでソリッドな乗り味を前提としたブランドだ<br />
ダウンチューブは非常に薄く、上から見下ろすとボトルゲージのネジの幅と大差がないほどだダウンチューブは非常に薄く、上から見下ろすとボトルゲージのネジの幅と大差がないほどだ
ストリートでの使用を想定し、フロントはあえてシングルを採用ストリートでの使用を想定し、フロントはあえてシングルを採用

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 新しいストリート系に特化した日本企画のバイクブランドだけど、スポーツバイクに理解がある人が作っているのがよく分かるアッセンブルと乗り味で、思い描いたコンセプトが乗り手によく伝わってくるバイクだった。

松尾 ミサイルはスピードを意識していましたね。とにかく速い! クロスレシオのスプロケットにフロントはシングルですから、まず上りは意識して作られていません。そのかわり、街中を颯爽と走るのには最適ですし、ガンガン踏んでギヤが足りなくなることは少ないでしょう。僕らはクルマのない広い道で試乗しましたが、都心部をこれで駆けるのを想像できました。

米山 クロスバイクの多くはもう少しハンドルが高く、上体を起こし気味に乗るけれど、ミサイルはハンドルが低くてロードのポジションに近い。あとパーツ選びが、うまい切り捨て具合で、街乗りならフロント2枚もいらないなと思うところに、この少し大きめのフロントシングルを合わせているのは的確だよ。

松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

松尾 そうですね。また、動きも俊敏で軽快です。踏み込むとすぐスピードに乗るので、速いバイクは欲しいけれど、ロードバイクじゃないと思っている人にはうってつけだと思います。エアロバイクテイストな見た目にフラットバーを組み合せるのもクールで良いですね。

米山 ファッション系の人たちからだけではなく、ロードバイク愛好者からも評判が良いと聞いたけれど、乗ってみるとそうなるのも納得。セカンドバイクとしてこれなら十分楽しめるね。サムシフターを選択するのも有りかな。あと、僕ならハンドルバーは左右あと1センチずつ詰めて乗りたい。

松尾 なるほど。あと僕が気になったのは、クイックなハンドリングです。回頭性は高いのですが、ひらひらする感じもあるので慣れが必要そうでした。

米山 そこは、初心者よりもある程度乗れている人のほうがいいかもね。このバイクは走り重視の人にも見た目重視の人にも響くところがあるし、金属フレームなので多少雑に扱っても安心できる部分もある。それに使い込んでいくと汚れや傷なんかが「味」になっていくのではないかと思えるところも良い。個性派だけど個性だけを追求しているわけではなく、スポーツサイクルとしての基本を押さえているところが魅力だよ。

松尾 ええ。このバイクならホイールを変えてみたりカスタマイズしても面白そうです。

米山 うん。でも、アッセンブルパーツにはこだわりが感じられるし、このままでも十分楽しいね。あ、ネジはすべてステンレス製を使っているそうだよ。そういう細かく、でもシンプルにこだわりを詰め込んだ1台だね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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