徒歩、自転車社会に転換 新潟・見附市が歩こう条例

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自転車の利用を促そうと、道路両側に整備された自転車レーン。対面通行はできず、左側を通らなければならない=新潟県見附市自転車の利用を促そうと、道路両側に整備された自転車レーン。対面通行はできず、左側を通らなければならない=新潟県見附市

 スマート・ウエルネス(快適で健幸なまちづくり)を進める新潟県見附市は今月から「歩こう条例」を施行し、車社会から脱し、徒歩や自転車などへの転換を進める施策の展開を始めた。このため、まず職員から率先しようと、市役所などの職員駐車場使用料の値上げと、週2日以上車から徒歩や自転車に切り替えれば使用料を割り引く“アメとムチ作戦”を開始。自転車レーンも整備し、市民の自転車利用を促している。

 市職員の職員駐車場利用料は3月までは誰でも月額1000円。今月からは片道2キロ以上で1500円、2キロ未満なら2000円に引き上げた。しかし、週2日以上、徒歩か自転車を利用すると、それぞれ1000円割引、2キロ以上は500円安く、2キロ未満は同額になる。

 この結果、17日現在、2キロ未満では歩こう条例の趣旨にのっとり16人が車の利用を止め、35人が週2日以上の徒歩、自転車に切り替えを申請した。2キロ以上でも36人が週2日以上の切り替えを申し出た。

 申請は4月末が締め切りで、対象となる419人の職員中、159人はまだ申請を出していないが、アメとムチ作戦の効果は上がっているといえそうだ。

 自転車レーンは見附市図書館~市役所~イングリッシュガーデン間約3・3キロを整備、今月4日に開通した。今年度中にさらに市民交流センター・ネーブルみつけ~見附市南本町間約1・9キロも整備する。自転車を安全に利用してもうため、自転車スクールを開校し、受講者にオリジナルの「自転車免許証」を交付する予定だ。

 久住時男市長は歩こう条例について「全国でも珍しいのではないか。歩くことを基本にした社会にするため、職員自ら範を示し、市民にアピールすることが必要。自転車も免許証をあえて作った。市民は自転車を乗る上で必要な基本的知識を身につけてほしい」と訴えている。

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