カインズ流 ロードバイク生活を極めたい<7>スピード感が違う! 真夏の荒川で2人の「ローディ」誕生

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イッシー(左)とトモ子さんイッシー(左)とトモ子さん

9月29日に開催される「まえばし赤城山ヒルクライム」へ、カインズの社員2人が挑戦することになりました。カインズサイクルパーク桶川店の若きスタッフ“イッシー”は、ちょっと緩んだ体型を絞ることが課題。カインズ本社のビジネスウーマン“トモ子さん”は、クロスバイクからロードバイクへ乗り換えての挑戦です。今回は、いよいよロードバイクで本格的なライドに臨みます。

「お腹が窮屈」って…

 7月某日。真夏の荒川サイクリングロードに2人が現れた。“イッシー”は、カインズのオリジナル・ロードバイク「SAUVEUR」(ソヴェール)を駆って登場。明るく朗らかなイッシーだが、サイクリストとしての難点は、明らかにその体型とウエイトだ。「SAUVEUR」にまたがって「お腹が窮屈ですね。ハンドルが遠いかなぁ?」と首をかしげるが、それはポジションのせいではありませんよ…。

ロードバイクで試走するトモ子さん。この時はまだ表情がこわばっていた…ロードバイクで試走するトモ子さん。この時はまだ表情がこわばっていた…

 一方、トモ子さんは、カインズサイクルパークで取り扱っているメリダのレディースモデル「RIDE LITE 890 JULIET」を手にして、ちょっと不安そうだ。前回の連載で、初めてロードバイクに触れたトモ子さん。「漕ぎが軽い! 速そう!」と喜ぶ一方、「でも、慣れるまではギアが変えられない…」と弱気になる一面も。大丈夫、すぐに乗りこなせます!
 
ウェアの色もバイクにばっちりあわせた2人。準備は万端、いよいよ荒川サイクリングロードへGO!

さすがプロフェッショナル

 さっそくトモ子さんが走り出そうとすると、「ちょっと待った!」とイッシー。

 「フロントのクイックレバー(ホイールをフォークに固定する部品)が緩んでいます。キチンと締めないと危険ですよ」。たしかに若干の緩みがあった。「ついでに、ブレーキのクリアランス(ブレーキシューとホイールのリム部分とのすき間)も調整しましょう」

 イッシーは普段、カインズサイクルパークで整備を手がけているだけあって、さすが自転車の扱いに精通している。

クイックレバーはきちんと締めましょうクイックレバーはきちんと締めましょう
走行前に、ブレーキのクリアランスもチェック走行前に、ブレーキのクリアランスもチェック

 前回の記事では、仰向けに寝そべって運転する変り種自転車“リカンベント”を披露してくれたイッシー。意外にマニアックな一面があるようだ。そんなイッシー、実はロードバイクも以前から所有しているのだという。そう、所有している…持っているだけで、乗っていない。

 以下、カインズサイクルパークの下元宣弘・統括店長とイッシーとの会話。

 下元「ロードバイクも持っているみたいだけど、普段はどこで乗っているの? サイクリングロード? それとも峠道?」

 イッシー「部屋で眺めて楽しんでいます」

 下元「今までどれくらい乗ってきたの?」

 イッシー「3回くらいですね」

 …詳しく聞くと、イッシーのロードバイクは、普段は自転車整備の練習用にしか使用していないらしい。彼もトモ子さん同様に、ロードバイク初心者ということで間違いなさそうだ。

快適! 荒川に広がる新しい世界

 改めて、ロードバイクの点検を済ませて出発。

荒川サイクリングロードを疾走するイッシー(右)とトモ子さん荒川サイクリングロードを疾走するイッシー(右)とトモ子さん
イッシーが男らしく前をひきますイッシーが男らしく前をひきます

 トモ子さんは以前にも荒川サイクリングロードを走ったことがあるが、その時はクロスバイクだった。ロードバイクは、やはりスピード感が違う。「速く走っても安定していて、快適!」と楽しんでいる様子のトモ子さん。「ただ、腕がちょっと疲れます」。前傾姿勢が深い分、上半身や腕に負担がかかりやすい。もう少し慣れる必要があるようだ。

 一方、イッシーが「SAUVEUR」に乗るのはこれがはじめて。所有しているカーボン製のロードバイクと比べてどうですか?

 「クセがなくてすごくいいです。お客さんにも自信を持ってお勧めできますね」。

 気持ちよく快走しているうちに、イッシーがトモ子さんの前に出るようになる。自らを風よけにしてトモ子さんに楽をさせようとするイッシー。男らしい! もっともこの場合、2人の関係をロードレースに例えると、エースはトモ子さんで、アシスト役がイッシーということになるが…。

広い農道を気持ちよく走りました!広い農道を気持ちよく走りました!

 ロードバイクならではのスピード感を堪能していると、以前から親しんでいる荒川も、初めて訪れや新しい世界のように感じられる。しばらくして、サイクリングロードを外れて広い道に出た。少し速度を上げる2人。空気抵抗を減らすために下ハンドルを握り、きれいに整列して走る2人の姿は、いつしか立派なロードバイク乗り…“ローディ”となっていた。

そして“地獄”のレースへ

 やがて上尾市の榎本牧場に到着。そう、今回もゴールはここのジェラートだ。

榎本牧場に到着榎本牧場に到着
ジェラートを食べている時間は、この日一番の笑顔!ジェラートを食べている時間は、この日一番の笑顔

 以前にも榎本牧場のジェラートを味わったトモ子さんは、「搾りたての牛乳で作った風味が最高! どれも美味しいですよ」とお勧めする。イッシーは「じゃあクッキー&ミルクとラムレーズンの2色盛りで!」。

 真夏に汗をかいた後のジェラートは最高のご馳走だ。2色盛りをあっという間に平らげたイッシーが叫んだ。「おかわり!」

 イッシー、それではダイエットにならないじゃないか…。

 そこでカインズの幹部とCyclist編集部が相談し、ヒルクライムを目指す2人に、過酷なレースを経験してもらうことにした。日本で最も熱い、いや“暑い”レースとして知られる「~あついぞ!熊谷~ BURNING MAN RACE’13」へ出場するのだ!

 次回は、その“灼熱地獄”のレースの模様をお伝えする。

(取材・佐藤喬 協力・カインズサイクルパーク、カインズホーム)


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