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栗村修の“輪”生相談<4>29歳男性「自転車に乗ってばかりで彼女ができません」

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 栗村さん、彼女ができません。

 独り身はさびしいという気持ちはあるのですが、平日は仕事、週末はクラブチームの練習会かロングライドに費やされ、サイクリングロードのタヌキくらいしか出会いがありません。どうすれば彼女ができるでしょうか? 20代も終わりが見えてきて、若干焦りがあります。

(埼玉県、29歳男性)

 これはなかなか難しい質問です。というのも、自転車に乗っていても彼女が出来る人は出来るからです。

 そもそもですが、自転車乗りはモテるはずです。体は自分たちが思っている以上に引き締まっているし、向上心があって心身の痛みに強い。レースに出ているならば戦う心もあると。全部異性にとっては魅力じゃないですか。

 もちろん、ハードなトレーニングに慣れ過ぎて病的な「どM」になっちゃったり、周りが見えなくなってしまっては上記のプラスもマイナスになってしまいますが、そのあたりは質問者さん次第です。だから、根本的な問題は出会いがないことでしょうね。自転車をやっていることが著しくマイナスになることはありません。

自転車好きの女のコだって結構多いものです(砂田弓弦撮影)自転車好きの女のコだって結構多いものです(砂田弓弦撮影)

 じゃあどこで出会うかですが、ここでもあなたの強みを活かすべきです。すなわち、自転車乗りであることです。サドルの上で出会いたいならば、女性が多いショップに出入りしたり、そういうクラブチームの走行会に参加したり…。

 いつも競技志向の仲間うちで走っているだけではご自身の魅力は埋もれてしまうかもしれませんが、最近は自転車ブームで女性も多いですし、自転車乗りにとっては速いというだけで魅力です。視野を広げるべきです。

 スキー場でウェアに身を包んで颯爽と滑っている人は格好いいですよね。スキーが上手くなりたいわ、という女性の前にそういう男性が現れたらどうでしょう。ポイント高いんじゃないでしょうか。それと同じです。繰り返しますが、自転車に乗っているということは武器になるのです。自信を持ってください。

2013年ジロのエスコートガール(砂田弓弦撮影)2013年ジロのエスコートガール(砂田弓弦撮影)
水着のお姉さんも自転車レース大好き!(砂田弓弦撮影)水着のお姉さんも自転車レース大好き!(砂田弓弦撮影)

 ただ、最後に補足すると、プロの選手のパートナーは意外と乗っていない人が多い気がします。よくあるパターンなんですが、本格的に競技に打ち込んでいる男女が付き合うと、男性が調子悪くて休んでいるときに彼女が「あなたそれでいいの?」などと言い出して険悪になっちゃうかもしれません。あまり乗らない人に、アスリートとしてリスペクトされている状態が理想かもしれませんね。

 恋愛をしていて気持ちに張りがあるときは、集中力が高まったりと色々プラス要素もあります。でも、恋愛にはリスクもあります。もし、全力で競技に集中したいならば彼女を作らないのもひとつの手かもしれません。ちょっと悲しいですけどね。(編集 佐藤喬)

回答者 栗村修(くりむら おさむ)

 プロ・ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」監督。レース解説者。選手時代はポーランドのチームと契約するなど国内外で活躍。引退後はTV解説者として、ユニークな語り口でサイクルロードレースの魅力を多くの人に伝え続けている。著書に『栗村修のかなり本気のロードバイクトレーニング』『栗村修の100倍楽しむ! サイクルロードレース観戦術』(いずれも洋泉社)など。

※栗村さんにあなたの自転車に関する悩みを相談してみませんか?
 ml.sd-cyclist-info@sankei.co.jpまでお寄せください。

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