バイクインプレッション2013「GT MEATBALL」 伝統のトリプルトライアングルフレームと個性的なパーツが魅力

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 GTは1973年にゲーリー・ターナーが息子のために最先端のクロモリ素材を使用してBMXレーサーを作ったことに始まるアメリカのバイクブランド。共同経営者、リチャード・ロングと共にカリフォルニア州サンタアナに工房を構え、1979年にゲーリー・ターナーの頭文字を取ったGT bicyclesを設立し世界に向けて販売を始めた。BMX、MTBを始め革新的なマシンを生み出し続けてきているGTだが、アーバンバイクでも人気があり、試乗したミートボールはシングルギヤのルックスながら自動2段変速を備えた、シティライド向きの1台だ。

「GT MEATBALL」(GT ミートボール)「GT MEATBALL」(GT ミートボール)

GT MEATBALL(GT ミートボール)
価格:83,790円(完成車)
サイズ:XS、S、M
カラー:オリーブグリーン
問い合わせ先:ライトウェイプロダクツジャパン http://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/gt_top.html

 

スペック

フレーム:Triple Triangle , トラックエンド
フォーク:GT Baller アルミ
ギヤ:FSA Vero Track 46T、SRAM Automatix 2spd auto shifting
リアブレーキ:コースター
重量:10.7kg

GTのトレードマークとも言える、トリプルトライアングルフレームを採用。個性的なルックスがストリートで映えるGTのトレードマークとも言える、トリプルトライアングルフレームを採用。個性的なルックスがストリートで映える
オリジナルグリップには、GTロゴと翼のデザインオリジナルグリップには、GTロゴと翼のデザイン
トラックエンドに納まっているのは、スラム製の自動2段変速ハブトラックエンドに納まっているのは、スラム製の自動2段変速ハブ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中
松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 GTのバイクはBMXの出自を活かしたスタイリッシュなバイクが揃っている。 グレーからオリーブグリーンにカラーチェンジしたミートボールは、自動変速やコースターブレーキなどのユニークな装備で注目のアーバンバイクだね。

松尾 クロスバイクとシングルギヤの中間というべきでしょうか。ありきたりなクロスバイクとは一線を画したGTの伝統的なトリプルトライアングルフレームと、個性的なパーツたちが魅力的ですね。

米山 僕はコースターブレーキ仕様のバイクを初めて乗ったんだけど、これはおもしろいね。足を止めたらブレーキがかかるのかと想像していたけど、足を止めたらまずフリー状態になって、そこから後ろに踏むことでブレーキがかかり、踏む量がブレーキの強さになる。ブレーキを「握る」のは結構パワーを使う作業なので、その部分を絶対的筋力の高い下半身に頼れるというのは、なかなか楽なものだと実感したよ。

松尾 そうですね。また、シンプルなルックスにも貢献していて、リヤ周りがスッキリとしているのも好まれるのかもしれません。あとは、信号待ち等で止まった際は、逆回転させて踏みやすい位置にペダルをもってこれないため慣れが必要ですね。

米山 確かにそうだ。あと特性上、ケンケン乗りはできない。また、国内販売用にはフロントブレーキがセットされた状態で売られるけど、パッドが当たるリム面がフレームと同色に塗装されていることもあり、あまり利かない。でもリアのコースターが非常によく利くから、制動力の比重はリヤが高くなるが、慣れてしまいさえすれば問題ない。

松尾 もうひとつ特徴的だったのは自動変速ですね。オートマチックで変速する感覚を脚から感じながらの走行は楽しかったです。

米山 うん、勝手にギアが重くなった。軽くなる方は一度回転を止めたら、再度踏むときに、必要なら軽くなるみたいでおもしろかった。個性派でいきたいなら是非、シティライド用の候補に。単純にビジュアルがカッコイイのと、一風変わったメカを扱う楽しさがあるバイクだった。

松尾 小物が充実していて、トップキャップ形状や、サドル、グリップのデザインなどオリジナリティがあってよかったと思います。デザインも派手では無いので若者向けとも縛られないでしょう。この系統は持っていませんが、思わず触手が伸びるバイクでした。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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