Jプロツアー第9戦 石川サイクルロードレース終始逃げで攻めた阿部嵩之が他を圧倒 逃げ切りスプリントを制して今季初優勝

  • 一覧

 国内最高峰のロードレースシリーズであるJプロツアーの第9戦、「JBCF石川サイクルロードレース」が14日に福島県で行われ、阿部嵩之(チームUKYO)が逃げ集団でのゴールスプリントを制して優勝した。

逃げを作り牽引してきた阿部嵩之(チームUKYO)が優勝逃げを作り牽引してきた阿部嵩之(チームUKYO)が優勝
学校法人石川高校前をスタートし石川町内をパレード走行学校法人石川高校前をスタートし石川町内をパレード走行

 名コースの公道レースとして名高い福島・石川ロードは今年で12回目。東日本大震災後からは震災復興支援大会として位置づけられ、多くの参加者と、歓迎する地元で今年も盛況の大会に。現役サイクリストでもある岩城光英参議院議員と、加納武夫石川町長も会場を訪れた。

 町の中心部に位置する学校法人石川高校前をスタートした集団は石川町内をパレード、13.6kmの周回コースに入ってから正式スタートを切る。P1クラスは半周プラス8周の115.8kmのレース。すぐに2人が抜け出し、さらに1周目後半に阿部らが合流して6人の逃げ集団になった。

1周目後半に追走グループを作る阿部嵩之(チームUKYO)1周目後半に追走グループを作る阿部嵩之(チームUKYO)
終盤にメーン集団のペースメイクをする鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)と狩野智也(チームUKYO)のベテラン2人終盤にメーン集団のペースメイクをする鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)と狩野智也(チームUKYO)のベテラン2人

 5周目にこの逃げが吸収され新たに7人の逃げができた。逃げは阿部と、堀孝明・鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)、内野直也(EQA U23)、大場政登志(キャノンデール・チャンピオンシステム)、池部壮太(マトリックスパワータグ)そして小畑郁(なるしまフレンドレーシングチーム)だ。メーン集団との差は1分以上に広がる。

 終盤に向けてその差は20秒にまで縮まるが、この間隔で均衡を保って最終周回に入った。追走するメーン集団はスピードの上下を繰り返すが差は縮まらず、先頭集団でのラスト4kmの登坂勝負に。

最後の戦い。ゴールへと向かう先頭集団最後の戦い。ゴールへと向かう先頭集団

 ゴール前まで競り合いは続いたが、最終的に阿部がスプリント争いの末、2011年の輪島ロード以来の優勝を飾った。メーン集団は7秒差で鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)を先頭にゴールした。

P1クラス表彰(左から)2位の堀、優勝の阿部、3位の内野P1クラス表彰(左から)2位の堀、優勝の阿部、3位の内野
ユースクラス、ゴールへ向かう先頭4人ユースクラス、ゴールへ向かう先頭4人
ユースクラス、U17日本チャンピオンの石上優大(横浜高校自転車競技部)が優勝ユースクラス、U17日本チャンピオンの石上優大(横浜高校自転車競技部)が優勝
女子は3周での戦い女子は3周での戦い
女子は西加南子(LUMINARIA)が優勝女子は西加南子(LUMINARIA)が優勝
女子表彰(左から)2位の下澤、優勝の西、3位の前田女子表彰(左から)2位の下澤、優勝の西、3位の前田

P1結果(115.8km)
1 阿部嵩之(チームUKYO)3時間07分28秒
2 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)
3 内野直也(EQA U23)+02秒
4 鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)+03秒
5 大場政登志(キャノンデール・チャンピオンシステム)+06秒
6 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)+07秒

ルビーレッドジャージ(個人総合ポイント)
ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)

ピュアホワイトジャージ(U23個人総合)
堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

Jフェミニンツアー・F結果(40.8km)
1 西加南子(LUMINARIA)1時間17分34秒
2 下澤千亜紀(Team anterior)
3 前田愛(TEAM SANREMO)+01秒

シスターローズジャージ(女子個人総合)
豊岡英子(パナソニックレディース)

Jユースツアー・Y結果(61.4km)
1 石上優大(横浜高校自転車競技部)1時間42分15秒
2 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
3 柳沼龍佑(あぶくまサイクリングクラブ)

(写真・文 JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

Jプロツアー

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載