Jプロツアー第10戦・石川サイクルロードレースブリッツェン旋風! 増田が今季3勝目、チームは1-2-3フィニッシュで5連勝

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 ロードレース「Jプロツアー」の第10戦、石川サイクルロードレースが7月15日、福島県石川町で開催された。レースは一般公道をクローズした全長13.6kmのコースを8周する115.8kmで争われ、増田成幸を先頭に宇都宮ブリッツェン勢が1-2-3フィニッシュを決めて表彰台を独占した。これでブリッツェンはJプロツアー5連勝、増田は今季3勝目を挙げ、シリーズリーダーの証「ルビーレッドジャージ」をキープした。

ワンツーフィニッシュの宇都宮ブリッツェン増田成幸と飯野智行ワンツーフィニッシュの宇都宮ブリッツェン増田成幸と飯野智行
スタート前の宇都宮ブリッツェン増田成幸スタート前の宇都宮ブリッツェン増田
スタートラインに並ぶP1クラスの選手スタートラインに並ぶP1クラスの選手先頭集団をコントロールする宇都宮ブリッツェン。最終周回に入る先頭集団をコントロールする宇都宮ブリッツェン。最終周回に入る

ブリッツェン勢がレースを完全に支配

 レースは序盤、VAX RACING、マトリックスパワータグの選手が飛び出して逃げるも、5周目までに集団に吸収された。6周目に入ると、集団をコントロールをしていた宇都宮ブリッツェンから増田成幸、飯野智行、中村誠、普久原奨、初山翔の5人が抜け出した。それに鈴木真理(cannondale spacezeropoint)、黒岩信允(VAX RACING)、TeamUKYOの狩野智也、辻善光が加わり、9人の先頭集団が形成される。

 先頭集団は順調に周回を重ね、後続集団に1分半近い差をつけて最終周回へ。アタック合戦の末、集団内で数に勝るブリッツェンが他チームを振るい落とし、ゴールへの坂を増田、飯野、中村の順で駆け上った。6位にもブリッツェンの普久原が食い込んだ。

 表彰式では、壇上に上ったブリッツェンの4選手と、詰めかけた熱烈なファンで会場はブリッツェンのイメージカラーの赤に染まった。優勝した増田は「自分は歯車のひとつとして動いただけ。最後は勝たせてもらった」とチームメイトへの感謝の思いを見せた。
 
 

ゴール前、金子広美(右)と競り合う高橋奈美ゴール前、金子広美(右)と競り合う高橋奈美

女子はゴール勝負を高橋が制す

 女子のJフェミニンツアー第16戦は3周回で争われ、出走15人に対し完走6人と厳しいレースになった。最後はゴール勝負となり、高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin)が勝利を引き寄せた。シリーズリーダーの「シスターローズジャージ」は、1位のポイントを加算した高橋がキープした。
 

参加者の労をねぎらいつつ飲み物などを配る地元住民の方々参加者の労をねぎらいつつ飲み物などを配る地域住民の方々
地元高校が目立ったYクラス表彰台地元高校が目立ったYクラス表彰台

地域住民のサポートが大きな力に

 石川ロードは今年で11回目。地域の生活道路を借り切って行われるため、通行止めや交通整理などで住民の協力が欠かせない。昨年は東日本大震災の影響で開催が危ぶまれたが、復興支援のための大会として開催を継続した。

 スタート地点の学校法人石川高校では高校生から元気なあいさつが飛び、住民からは「がんばって」と声がかかる。ゴール地点では焼きそばやぼたもちなどが無料で振る舞われたほか、沿道の応援も力強い。

 Jプロツアーに併設されたYクラス(ユース、ジュニア)の上位入賞者には、地元高校の生徒が数多く並んだ。

P1クラス結果(13.6kmx8周+7km=115.8km)
1 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 3:04:17
2 飯野智行(宇都宮ブリッツェン)
3 中村誠(宇都宮ブリッツェン) +31
4 鈴木真理(cannondale spacezeropoint) +37
5 狩野智也(TeamUKYO) +41
6 普久原奨(宇都宮ブリッツェン) +47

F(女子)結果(13.6km×3周)
1 高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin) 1:17:02
2 金子広美(イナーメ・アイランド信濃山形)
3 西加南子(LUMINARIA)


文・写真 柄沢亜希

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