「CYCLE AID JAPAN」特別レポート新人女子社員が走破した165km 「自転車の楽しさをもっと伝えたい」ホダカ・徳野詩織さん

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ホダカの新入社員、徳野詩織さんホダカの新入社員、徳野詩織さん

 東日本大震災の被災地を忘れないようにと、岩手、宮城、福島で6月1、2、8、9日の4日間開催された「CYCLE AID JAPAN(サイクルエイドジャパン)2013」。このサイクリングイベントに、「コーダーブルーム」「マルキン」ブランドで知られる自転車メーカーのホダカから、社員39人が参加し、大会を盛り上げるとともに復興支援への誓いを新たにした。「Cyclist」では、今年4月に取材した入社式サイクリングに続き、ホダカ社員の皆さんとともにサイクルエイドジャパンに参加し、そのレポートをお届けした。今回は、サイクルエイドに参加した新入社員の徳野詩織さん(22)に、大会の様子や感想を寄稿していただいた。

疲れを忘れさせてくれた阿武隈川の絶景

 6月9日、参加2日目のコースも中盤にさしかかり、疲労と暑さでペースが落ちてきました。また仲間に迷惑をかけるのではないか? そんな考えも頭をよぎりました。私は4月に開催された入社式サイクリングで集団から遅れ、100kmを完走することができななかったから…。

 その時、周りの景色が一変し、視界に大きな川が広がりました。阿武隈川です! 名前を聞いてはいましたが、今まで訪れたことがなかったこの川が描く美しい渓谷の景色に見とれてしまい、一瞬、疲れもなくなったように感じました。

阿武隈川のほとりでは、豊かで美しい自然を満喫しました阿武隈川のほとりでは、豊かで美しい自然を満喫しました

 仲間と一緒に自転車を停めて休憩をしていたら、見知らぬ地元の方に声をかけられました。少しお話ししたところ、その方のお知り合いもサイクルエイドに参加されているとのこと。そして、この先のコースやエイドステーションなどの情報を親切に教えてくださり、最後は「頑張れ」と応援していただきました。ほんの数分間の出来事でしたが、私はとても励まされ、力をもらいました。

2日目は朝から晴天! ホダカチームも快走しました2日目は朝から晴天! ホダカチームも快走しました
エイドステーションは最大の楽しみ!?エイドステーションは最大の楽しみ!?
ローカル線の情景をパチリ!ローカル線の情景をパチリ!

 このように、美しい自然に癒されたり、地域の人と触れ合ったりして、走っている土地そのものを楽しめることが、サイクルエイドの魅力であり、またサイクリングの醍醐味なのだろうと強く感じました。

 

仲間と一緒 気持ちが折れることなく完走

 私が今年入社したホダカ株式会社では、社員のサイクリングイベントへの参加を積極的に推進しています。その活動の一環として参加したサイクルエイドジャパン。私は6月8日に宮城県松島町~白石市(75km)、9日に白石市~福島市(90km)の南下コース、総走行距離165kmに挑戦しました。ホダカからは私を含め17人が7日からバスで現地入りし、このルートに臨みました。

6月7日、ホダカ本社(埼玉県越谷市)から社員一同が出発6月7日、ホダカ本社(埼玉県越谷市)から社員一同が出発
自転車もバスで運びました自転車もバスで運びました
大会前夜、宿でのんびりくつろぎました大会前夜、宿でのんびりくつろぎました

 初日は朝から天候が優れず、サイクリングの経験が少ない私にとって少し不安なスタートになりました。第1エイドステーションの手前で転倒して怪我をしてしまったり、第2エイドのあたりから雨が降ってきたりと様々なハプニングがありましたが、他の社員やスタッフのサポートのおかげでなんとか走り切ることができました。コース周辺は自然が豊かで、普段見慣れない景色がとても新鮮に感じました。

スタート前、メッセージボードに記入しましたスタート前、メッセージボードに記入しました
雨の中、1日目のコースを何とか完走しました!雨の中、1日目のコースを何とか完走しました!

 2日目は打って変わって快晴。前日の疲れが残っていたものの、楽しく走れました。前半は景色がいい場所で写真を撮ったり、地元の方とお話しをしたりと、マイペースで進みました。後半は、同じペースの人と一緒にのんびり完走を目指しました。ゴール前に何度かあったアップダウンはしんどかったですが、みんなと一緒に走っていたので、気持ちが折れることなく坂を登り切ることができました。

 

喜びと達成感、そして自信を与えてくれました

 2日間を通じて、各エイドステーションではその土地の名産品を振る舞っていただきました。ずんだ餅、笹かまぼこ、白石温麺、地元のお米を使ったおにぎり、アイスなど…どれもとても美味しかったです。ボランティアのみなさんの温かさにも癒されました。

枝豆から作られた名物・ずんだ餅をいただきました枝豆から作られた名物・ずんだ餅をいただきました
温かい料理をいただき、ホッとしました…温かい料理をいただき、ホッとしました…
アイスクリームはサイクリングの定番。おいしいサクランボもいただきましたアイスクリームはサイクリングの定番。おいしいサクランボもいただきました
ゴール! 2日間で165kmを完走しました!!ゴール! 2日間で165kmを完走しました!!

 このようなイベントに参加して思うのは、スタッフやボランティアの皆さんの協力があるからこそ、私達が安全な走行を楽しめるのだということです。献身的にサポートしてくださるその姿勢には頭の下がる思いです。サイクルエイドの運営に関わった全ての方々、本当にありがとうございました。

 確かにしんどいと思う場面は何度かありましたが、それ以上に自転車に乗って自分の足で東北を縦断したことが嬉しく、また大きな達成感があります。私に少なからず自信を与えてくれました。この経験を今後の仕事にも生かし、自転車に乗る楽しさや喜びを、もっともっとたくさんの方々に伝えていきたいと思っています。

(レポート:ホダカ株式会社 徳野詩織)



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