【SankeiBizより】飛躍カンパニー自転車広告 笑顔・対話でお届け 環境に優しいプロモーション支援 GDP

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自転車広告を押しながら歩行者に千葉市長選挙への投票を呼びかける女子学生たち =千葉市の千葉駅周辺(臼井慎太郎撮影)自転車広告を押しながら歩行者に千葉市長選挙への投票を呼びかける女子学生たち =千葉市の千葉駅周辺(臼井慎太郎撮影)

 業務用三輪車に大きな広告掲示板「ボード」を乗せて街中を走る-。そんな自転車広告で企業ブランド告知のほか選挙への投票なども呼びかける宣伝・啓発活動に注目が集まっている。仕掛けるのは、環境に優しいプロモーション(販促)を支援するGDP(東京都台東区)だ。

 自転車広告サービス「アドクル」は、2008年に立ち上げた。鈴木一樹社長はオーストラリアでの留学時代に自転車広告と出合い、魅力に引き込まれて起業した。

 魅力とは、走行時に排ガスや二酸化炭素(CO2)を排出しない自転車広告の環境特性と、三輪車をこぐスタッフが市民と対話しながら売り込む広告スタイルだ。英国発祥の自転車広告は、こうした点が欧米などで評価され、ハンバーガーチェーンからエネルギー会社にいたるまで多様な業種で採用された。

 鈴木氏は日本にも自転車広告を展開できる素地があると判断し、広告掲載用ボードを固定した専用三輪車を開発した。

 ボードの大きさは縦145センチ、横121センチ。それに対応し、タイヤを含む車体の耐久性を高めた。さらに、夜間の広告ニーズにも応えられるよう、400個以上のLED(発光ダイオード)ライトを内蔵した。

 広告代理店経由で注文を受けると、運行エリアを所轄する警察署への法的手続きを経て、依頼企業がデザインした広告を掲示したボードを貸し出す。運行当日には、三輪車をこぎながら宣伝文句を読み上げるスタッフを派遣し、決められた運行計画に沿って走行する。

 売りは小回りがきくことだ。日本各地には、狭い路地とつながる商店街が多くあり、そうした場所の隅々まで入り込める。また広告費は、1日1台当たり2万9000円から(車体レンタル費、スタッフ派遣費込み)に設定。同じ移動広告に属するトラックと比較すると、5分の1以下の水準という。

 これらを武器に、年間100件程度の自転車広告を手がけている。携帯電話ショップや不動産会社などの広告活動を支援するほか、自治体の依頼を受けて路上喫煙マナーの徹底などを呼びかける啓発活動にも注力。5月には、千葉市長選挙の投票率向上に向けた啓発キャンペーンを行った。

 こだわりは、スタッフの笑顔とコミュニケーション力。鈴木氏は「自転車広告を通じて多くの人と触れ合い、感動を生み出す地域密着型広告ツールとして広めたい」と意気込む。年間売上高8億円の事業に育てることが目標だ。(臼井慎太郎)

SankeiBizより)

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