自転車通勤にツーキニストスーツ 動きやすく華やかに

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足の曲げ伸ばしも楽な「エンターG」のスーツ。さっそうと街を駆け抜ける=大阪市北区足の曲げ伸ばしも楽な「エンターG」のスーツ。さっそうと街を駆け抜ける=大阪市北区

 自転車で通勤する、「自転車ツーキニスト」。健康的な上、満員電車の通勤地獄からも逃れられるとあって、都市部の20代、30代を中心に増えている。ただ、スーツ姿で自転車をこぐと、動きにくく、すぐに汗だくになるなど、不満もちらほら。そこで、紳士服ブランドなどが、動きやすいストレッチ素材を使ったり、自宅で丸洗いできる便利なスーツを開発、販売に乗り出している。

 20代から30代向けのスーツブランド「エンターG」。今春から、ツーキニスト向けのスーツを発売している。縦にも横にもよく伸びるストレッチ素材を使用。股から太ももの部分にかけて、幅広の当て布「尻シック」が施されているので、股ずれも予防できる。また、襟にはリフレクターと呼ばれる、光を反射させる素材を仕込んでいるので、夜間の帰宅も安全だ。

 「機能性に優れているけれど、見た目は光沢感もあり華やかな雰囲気。しゃれたスーツなので、新入社員のセカンドスーツとしても支持されています」と同ブランドを展開する、オンワード樫山大阪支店メンズビジネス販売課の中筋孝誌さんは話す。

 5年前からいち早くツーキニスト向けスーツを発売している、自転車用品メーカー、ナリフリ(東京都渋谷区)。こちらも、今年はよりビジネスシーンに対応したスーツを展開している。もちろんストレッチ素材で、撥水性(はっすいせい)や速乾性にも富んだ生地を使用。自宅で丸洗いもできる。

パソコンも収納できるメッセンジャーバッグ。ツーキニストにおすすめだパソコンも収納できるメッセンジャーバッグ。ツーキニストにおすすめだ

 「アームホールの形や前後の身頃のバランスを調整した自転車をこぎやすいスーツになりました」と同社の尾形将広さん。ジャケットの形を保つため襟の部分に使われる「芯地」も省いて軽量化するなど、見えない部分も工夫している。

 さてスーツをツーキニスト仕様に整えたら、バッグはどうするか。ビジネスバッグは運びにくいし、リュックを背負えば背中にしわが寄る。そこで阪急イングス商品部バイヤーの吉村泰輔さんがすすめるのは、肩掛けタイプのメッセンジャーバッグ。「パソコンが入るたっぷりとした収納力を備えながら、自転車をこぐ前傾姿勢にもフィットします」(吉村さん)。もちろん、自転車を降りてからも格好いい。(木村郁子)

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