ツール・ド・熊野 2013 プロローグ熊野プロローグはポッゾが優勝 ヴィーニファンティーニが1位・3位でスタート

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 世界遺産の熊野地域を舞台に、4日間の国際ステージレース「ツール・ド・熊野」(UCI2.2クラス)が始まった。初日はプロローグ個人タイムトライアルが行われ、マッティア・ポッゾ(イタリア、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア)が優勝した。

新宮市の市田川沿いでの個人タイムトライアル。選手はスタート台から1人ずつスタートする(共同)新宮市の市田川沿いでの個人タイムトライアル。選手はスタート台から1人ずつスタートする(共同)

 2011年9月には紀伊山地を襲った台風12号での甚大な被害があり、まだ川沿いには被害の爪跡もあるが、少しづつ復旧が進み、美しい自然の景色が戻ってきている。

 今年は香港・台湾のナショナルチームに加え、イタリアのプロコンチネンタルチームのヴィーニファンティーニ・セッレイタリアやアジア初のプロコンチネンタルチームのチャンピオンシステム プロサイクリングチームなどが参加。

 海外強豪チームを迎え撃つのは先日のツアー・オブ・ジャパンで総合優勝したチームNIPPO・デローザ、ステージ2勝の愛三工業など。国内外21チーム、全118選手で開催される。

 4日間全てが公道で行われ、今年で15回目(UCIレースとしては5年目)の開催。

 1日目はプロローグとして0.7kmの個人タイムトライアル
2日目は赤木川清流沿いで行われるハイスピードコースで15.8kmを7周の110.6km
3日目はツールド熊野の最大の舞台となる熊野山岳コースで109.3km
4日目は日本の捕鯨の歴史とともに歩んできた太地半島を10.0kmを10周の100km

 合計320.6kmで行われる。

 プロローグは、30秒づつ選手がスタートする個人タイムトライアルで、新宮市内の市田川沿いを300m直進し直角コーナーの橋を渡って、今度は対岸を300m直進する。全選手の特性が見えるレースだ。

 天気はなんとか雨は降らずに曇っているが、雨雲はすぐ近くの山頂付近にある。梅雨入りを迎え、気温は25℃ほどで湿気で蒸し暑い。

 スタート順は3時間前に行われた監督会議にて各チームの監督が決める。チームによってはエースクラスが序盤にスタートしている場合も。

 レースは前半から52秒台の好タイムが頻発したが、中盤の51番目スタートのポッゾがただ1人50秒台で他を引き離す50秒26で暫定トップタイムを叩き出した。

プロローグ・タイムトライアルでトップタイムをマークしたマッティア・ポッゾ(ツール・ド・熊野実行委員会提供)プロローグ・タイムトライアルでトップタイムをマークしたマッティア・ポッゾ(ツール・ド・熊野 実行委員会提供)
ポッゾは個人総合首位の証であるイエロージャージに袖を通した(ツール・ド・熊野実行委員会提供)ポッゾは個人総合首位の証であるイエロージャージに袖を通した(ツール・ド・熊野 実行委員会提供)

 終盤112番目スタートのアンソニー・ジャコッポ(オーストラリア、ヒューオンサーモン・ジェネシスウェルスアドヴァイザーズ)が50秒71で追い上げるも、ポッゾのタイムを上回る選手は出てくることは無く、ポッゾが総合リーダーの証であるイエロージャージを獲得した。

 日本人最高位は愛三工業の福田真平が5位に入っている。

 第1ステージからはヴィーニファンティーニが、どう支配しながらのレースになるのか非常に楽しみだ。

 ロードレースのスタートとなる第1ステージは、翌31日に開催。新宮駅前をパレードスタートし、赤木川清流沿いの15.8kmの周回を7周する。川沿いを往復するスピード系コースだが、両折り返し地点付近が狭く入り組んでおり、一筋縄ではいかないコースだ。

プロローグ結果
1 マッティア・ポッゾ(イタリア、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア) 50秒26
2 アンソニー・ジャコッポ(オーストラリア、ヒューオンサーモン・ジェネシスウェルスアドヴァイザーズ) 50秒71
3 ミケーレ・メルロー(イタリア、ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア) 51秒56
4 マート・オハベー(エストニア、チャンピオンシステム プロサイクリングチーム) 51秒86
5 福田真平(愛三工業レーシング) 51秒94
6 吉田隼人(シマノレーシングチーム) 52秒04

(文 内山靖樹)

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