バイクインプレッション2013「TOMMASINI SINTESI」 加速さえも華やかなイタリアンフレームは趣味のベストチョイス

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 トマジーニは 創始者、イリオ・トマジーニが1957年に設立した イタリアのハンドメイドフレームブランド。受け継がれる職人たちの技術と経験がフレームの随所に生かされ、今もなお多くのサイクリストから支持を集めている。日本国内で販売されるのはスチール5モデルをはじめとし、チタン、カーボン、アルミ、そしてステンレスと多彩だ。今回試乗した SINTESIは同ブランドの代表的なスチールフレームだ。

「TOMMASINI SINTESI」(トマジーニ シンテシー)「TOMMASINI SINTESI」(トマジーニ シンテシー)

「TOMMASINI SINTESI」(トマジーニ シンテシー)
価格:362,250円(フレーム&フォーク)
カラーオーダー&カスタムジオメトリー対応可能(料金別途31,500円)
サイズ:49、51、53、55(カラーにより異なる)
カラー:42NK(ブラック)、8Z(ブルー)、16EB(ホワイト)、23RB(レッド×ブルー)
問い合わせ先:アクションスポーツ http://www.actionsports.co.jp

 

スペック

フレーム:スチール COLUMBUS NEURON
フォーク:Tommasini AIR Nivacrom
変速機:カンパニョーロ・アテナ(F)&(R)
ギヤ: カンパニョーロ・アテナ 50×34T、12-25T(11速)
重量:1730g(55サイズ)

ゆるやかにベントしたメッキ仕上げのフォーク。素材にはニバクロームを採用するゆるやかにベントしたメッキ仕上げのフォーク。素材にはニバクロームを採用する
カットにこだわりが感じられるヘッドラグにもメッキを施し、繊細な輝きを放つカットにこだわりが感じられるヘッドラグにもメッキを施し、繊細な輝きを放つ
トップチューブには創始者であるイリオ・トマジーニのサインがペイントされる。エッジの効いた美しいラグにも注目トップチューブには創始者であるイリオ・トマジーニのサインがペイントされる。エッジの効いた美しいラグにも注目

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

松尾 スチールフレームはこのインプレッション連載では初めてでしたね。今日はいつも以上に楽しかったです。自転車談義が弾みましたね。

米山 そうだね。見ても楽しいし乗っても楽しい。 SINTESIは華やかさがあり、乗り味もとても優秀だった。

松尾 正直すごく良かったですよ。フレーム売りですよね、いくらなんですか?

米山 値段が気になるほど気に入ったかな? 30万後半だね。日本に入ってくるモデルの中では、これは安い方とのことだよ。 乗ってよかったし、カーボンフレームだってこのくらいの値段は普通でしょ? こんなに楽しませてくれるんだから、スチールでも良い物はそのくらいはするんだよ。

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 なるほど。米山さんは乗ってみて印象的だったのはどこでしたか?

米山 安定性の高さと、勝手に前に出て行くような加速かな。

松尾 やっぱり! 僕もそう思いました。押し出される感じで、後ろからグワッと伸びましたね。それに安定性はかなり高いので、安心感も非常にあって良かったと思います。

米山 固い乗り味なんだけど、不思議と不快さがまったく無くて、衝撃を拾っても変な方向にバイクがはじかれずに収まる。バランスも良い。

松尾 僕にとってはやや大きなサイズではあったけど、だるさが無いんですよね。低速からススーっと出ます。すごく良かったので、自分でも欲しいと思いました。カーボン全盛の今でも、十分走れます。これなら自分用に組んでレースしてみたいですよ! そこそこのカーボンフレームなら凌駕してます、良いです。カラーリングは古いんだけど、それがまたカッコイイです。

米山 工作もカラーもいかにもクロモリで、工作もカラーも華やかだよね。今回の試乗車のようにできるだけ伝統的なフォルムのパーツで組み上げたい。ヘッドなど部分部分の規格が今と違うから、こういった自転車を乗って来なかった人には新たに必要な工具が増えるな。でも、趣味で乗るならベストチョイスの1つだね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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