ツアー・オブ・ジャパン2013国際ステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」に挑む日本勢 各チームの監督、選手が語る戦いの展望

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 1週間に渡る国内最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)がいよいよ19日に開幕した。レースのスタート前に、国内有力チームの選手、監督に話を聞いた。

昨年TOJの総合1位と2位を擁するチームNIPPO・デローザ昨年TOJの総合1位と2位を擁するチームNIPPO・デローザ

チームNIPPO・デローザ 大門宏監督

 ジュリアン・アレドンドとフォルッナート・バリアーニで総合を狙う態勢。そのため、スプリンターはメンバーに入れなかった。勝負は富士山(第4ステージ)。ここでエース2人がどれだけ走れるかで勝負が決まる。

 ランプレ・メリダが参戦しているが、印象としてはヴィーニファンティーニ・セッレイタリアの方が強力。ただ、どちらのチームも本気にさせれば太刀打ちが難しくなる。アドバンテージがあるとすれば、モチベーションの違い。トップチームは何レースもあるうちの1レースでしかないが、我々は最大の目標としているレース。チームとしての調整具合が違う。その点で我々に有利だと信じている。

チームNIPPO・デローザ 福島晋一

 総合を狙える選手が2人揃うが、美濃(第2ステージ)、南信州(第3ステージ)あたりは自分でも狙っていきたい。逃げて勝利を狙うのが信条。この2ステージでは積極的にトライする。

愛三工業レーシングは各ステージでの勝利を狙う愛三工業レーシングは各ステージでの勝利を狙う

愛三工業レーシング 別府匠監督

 チーム状態は上々。ここまでの調整も上手くいった。チームとしては、まずはステージ狙いと考えている。展開次第で総合狙いにシフトすることもあり得るが、第1ステージから常に上位を狙う。

 チームの柱は西谷泰治と盛一大。2人ともヨーロッパ勢にも負けないスピードがある。スプリントでもこの2人が中心。

 UCIポイントにこだわりたい。UCIコンチネンタルランキングを下げている現状もあるので、TOJ、ツール・ド・熊野、ツール・ド・コリアでポイントを稼ぎたい。

Team UKYO 片山右京氏

 選手たちはここまでよくやってくれている。出場を予定していた外国人選手が(登録手続きのミスで)出場できなくなったのは大きな痛手。代わりの選手も、前夜にチームに合流した。チーム状態を嘆いても仕方がないので、できる限りのことはやりたい。

 エースは土井雪広。アシストは若い選手が多いので、土井を中心にレースを展開させたい。

Team UKYO 土井雪広

 ただ総合上位というだけでは意味が無い。ステージ優勝を狙って動いていく。チーム内で自分がエースではあるが、レース状況を見ながら動くタイミングを図りたい。

片山右京氏片山右京氏
日本ナショナルチームは全員U23の若手選手で構成日本ナショナルチームは全員U23の若手選手で構成

日本ナショナルチーム 浅田顕監督

 若手主体だが、実力差は他チームとそう大きくはないと思う。積極的にチャレンジしていきたい。その中で総合を狙える選手が出てくると良い。

シマノレーシングチームは畑中が中心シマノレーシングチームは畑中が中心

シマノレーシング 野寺秀徳監督

 調整は順調。畑中、吉田はスプリントで勝利を狙える状態にある。海外勢とはチーム力に差があるので、どこかのステージで勝負できればと思っている。

シマノレーシング 畑中勇介

 走りながら調子を確かめたい。総合上位を狙いたいが、ヨーロッパ勢が強力。吉田と自分がスプリント、またチャンスがあれば逃げを狙う。逃げることができれば、必ずチャンスはある。

宇都宮ブリッツェンはベテランエース鈴木真理が出場回避したため、メンバーの半分が初出場もしくはルーキーで構成する若いチーム宇都宮ブリッツェンはベテランエース鈴木真理が出場回避したため、メンバーの半分が初出場もしくはルーキーで構成する若いチーム編成となる

宇都宮ブリッツェン 栗村修監督

 若い選手が多く、厳しい戦いになる。全員で東京のゴールを目指したい。海外勢との力の差は大きいが、毎ステージ挑戦する。

チャンピオンシステム 西薗良太

 総合上位が目標。勝負は南信州(第3ステージ)からと見ている。序盤2ステージで調子を上げて、第3ステージ以降に臨みたい。

 第5ステージ(伊豆)はサバイバルレースになるかもしれない。半数くらいしかレースに残らない可能性もある。コントロールできるチームがなくなり、エースクラスが自ら勝負するような状態になるのではないか。

(文 福光俊介・写真 米山一輝)

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