取材そっちのけで激走トップライダーたちと走った! Cyclistチーム「富士ヴェロフェスタ」6時間エンデューロ参戦記

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「富士ヴェロフェスタ」スタート前のシーン =5月11日、富士スピードウェイ「富士ヴェロフェスタ」スタート前のシーン =5月11日、富士スピードウェイ

 静岡県小山町の富士スピードウェイで5月11日に開催された「富士ヴェロフェスタ」に、「Cyclist」編集部も6時間チームエンデューロに出場。男女混成の部でエントリーしたが、女子ライダーの欠場により男子3人で6時間の長丁場に挑戦した。メンバーは編集長・上野、記者・米山、そして連載「週刊サイクルワールド」執筆コラムニストの福光俊介さん。日ごろはチームライドで練習を積んでいるが、本格的なレースは初めてという“助っ人”福光さんによる参戦記をお届けする。

◇           ◇

 まずは参加ライダーのみなさんに謝らなければならないことがあります。イベント当日は大雨…。多くのライダーが「雨男は誰だ!」「もしかしてワタシが雨女?」なんて疑念を抱いたのではないでしょうか? どうやら、雨を連れてきたのはボクのようです。

 前日に現地入りしたのですが、地元の徳島を出発したときにちょうど降り出した雨は、まさにボクとともに東へと移動し、到着したと同時に静岡県内でも雨模様となってしまいました。そして、当日のウェットコンディション。みなさん走りにくさを感じられたことでしょう…本当にごめんなさい!

ブリッツェン、UKYOの走りを間近に

 そんな冗談はさておき、ボク自身の走りはといいますと、前日のチーム・ミーティングで決まった「1人2時間ずつ休みなしで走る」というノルマに、「果たして走りきれるのか?」と不安のスタート。チーム内で2番手出走だったこともあり、ひとまずは良いペースの集団が見つかるまでマイペースで走ることにしました。

トップ集団に交じって快走する「Cyclist」チーム2走の福光俊介さん(中央)トップ集団に交じって快走する「Cyclist」チーム2走の福光俊介さん(中央)

 雨水が流れるほどのウェットコンディションを考慮し、下りではゆっくり、その分得意とする上りでペースを上げる作戦。そして45分ほど走ったところだったでしょうか、大きな集団を見つけ、それに乗って走ることに。そこには宇都宮ブリッツェンやTeam UKYOなどのゲストライダーも含まれていました。上りは楽なのに、平地や下りではとんでもないスピードで走る! 下りでは時速60km/hを超える周回もあったほど。それもそのはず、どうやらその集団はソロ160kmの先頭集団だったのです。

 それからはもう、どこまでそのペースに耐えられるか、己への挑戦です。本来なら、参加ライダーや間近に迫ったツアー・オブ・ジャパンに臨むゲストライダーを取材しながら走るつもりでいたのに、そんな余裕などなく…。しかしながら、集団から後れをとることなく、2時間のノルマを無事走りきることができました。もっとも、最後の1周はアタックを試みたものの、多くのライダーにチェックされ、結果“黄金のタレ”を決めてしまったわけですが…。

 スタートから1時間半ほどでサイクルコンピュータが誤作動してしまい、最後まで計測はできなかったのですが、おおよそ34km/h平均で走っていたようです。雨のコンディションを考えると、ボクにしては上々の走りだったのではないかなと実感しています。

2走の福光さんから3走への交代シーン。足首に装着した計測チップをリレーした2走の福光さんから3走への交代シーン。足首に装着した計測チップをリレーした
雨の中で2時間を走り終え、充実した表情をみせる福光さん雨の中で2時間を走り終え、充実した表情をみせる福光さん

 

エンデューロの楽しさを満喫

チームワークが問われるライダー交代もエンデューロの醍醐味だチームワークが問われるライダー交代もエンデューロの醍醐味だ
ゲストライダーとして走ったTeam UKYOの片山右京監督(左)とホセビセンテ・トリビオ選手ゲストライダーとして走ったTeam UKYOの片山右京監督(左)とホセビセンテ・トリビオ選手

 これまでツーリング系の自転車イベントに参加したことはありましたが、エンデューロは初めての経験。思い思いのペースで走り、チームメートが走っているときは熱心に応援する、そんなみなさんの楽しそうな姿をしっかりと心に刻みました! チームで協力しながらレースを進めるっていうのも、良いものですね。会場内外のお祭りムードも相まって、非常に賑わいを見せたイベントとなりました。

 また、あいにくのコンディションながら、円滑な運営に尽力されたスタッフやゲストライダーにも感謝。特に、Team UKYOの片山右京監督は、レーサー経験に基づき第1コーナーでの落車の危険性を指摘するなど、参加者が安全に走るための呼びかけをされていたそうです。そうした運営側の動きを間近で見られたことも勉強になりました。

 そんなわけで、日頃は1人で走ることの多いボクですが、これを機に次に向けてエンデューロ参加メンバー募集してみようかしら…などと画策中なのであります。「我こそは!」という方、ぜひご一緒しましょう!

豊富なレース経験から「Cyclist」チームの1走を任された記者・米山豊富なレース経験から「Cyclist」チームの1走を任された記者・米山
激しい雨の中を走った3走の編集長・上野激しい雨の中を走った3走の編集長・上野

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