大会・イベント情報2013復興への願いを込めて 「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」11月3日開催

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 東日本大震災からの復興を支援し、震災の記憶を未来に残していくことを目的に、宮城・三陸エリア(石巻市、女川町、南三陸町)を舞台にしたサイクリングイベント「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」が11月3日に開催される。主催する河北新報社(仙台市)とヤフー(東京都港区)が8日発表した。収益と寄付金の一部は基金として積み立て、自転車関連のインフラ整備などに活用するとしている。

 コースは石巻市の石巻専修大学をスタート・ゴール地点とし、約160kmのロングコース、約100kmのミドルコース、約60kmのショートコースが用意される。参加申し込みの受付は6月24日(月)から公式サイトで開始予定。

10年継続が目標、将来はレース開催も

「がんばろう!石巻」の看板前で祈る僧侶 =2013年3月11日午前6時41分、宮城県石巻市(産経新聞 植村光貴撮影)「がんばろう!石巻」の看板前で祈る僧侶 =2013年3月11日午前6時41分、宮城県石巻市(産経新聞 植村光貴撮影)

 イベントには全国から募集した一般サイクリストに加え、プロの招待選手や自転車愛好家の著名人らが参加予定。サイクリストたちが、三陸の海がもたらす雄大な自然や、被災地の現状を肌で感じることで、震災の記憶を未来に残すことを目指すとしている。

 このため主催者では、イベントを10年程度継続させることを目標とし、参加者、被災地の人々と交流できる場や、復興の進捗や現地が抱える課題について考えられるような機会を提供していくという。

 初年度の今年は、楽しく走ることを目的としたファンライド形式で開催されるが、来年以降は道路などの復旧状況等を踏まえつつ、本格的なレースの開催も視野に入れていく。岩手県や福島県などにステージを拡大し、「東北」でプロフェッショナル・レースを開催することを目標にイベントを育てていく考えだ。

 さらに大会では、サイクリングに参加しなくても、現地でさまざまなイベントに参加したり、インターネットを通じてバーチャルに参加できる仕組みを導入予定。クラウドファンディングやチャリティーオークションを通じた寄付など、さまざまな可能性を模索する。

収益や寄付金で「未来につながる道」を

 大会のルーツは、昭和27年に開催された「三笠宮杯東北一周自転車競走大会」にさかのぼる。当時は東北地方の道路環境整備が目的のひとつに掲げられていたという。その後、中断などもあったが「三笠宮杯ツール・ド・とうほく」として約20年にわたって開催され、平成19年に一度は幕を閉じた。

 今回、この伝統あるレースが「ツール・ド・東北」として蘇った格好だ。新たに復興支援を掲げ、収益と寄付金の一部を積み立てる基金を通じて、「未来につながる道」をつくることに挑戦していくとしている。

■「ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸」概要
 
【目的】 東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していく。
【目標】
1. 大会を10 年程度継続する。
2. 今後、道路の復旧状況なども見ながら、競技レースの組み込み、岩手県や福島県などの被災地にもステージを拡大した「東北」の大会として展開していく。
3. 事業収益は、被災地における自転車の普及や自転車関係の社会インフラ整備向けの助成に充当する。
4. サイクリングイベントに参加しない、選手以外の同行者にも楽しんでいただける現地イベントを開催する。
5. インターネットを活用したオークションやクラウドファンディングのシステムを導入し、企業だけでなく、個人からの国内外から広く寄付金を募り、現地に行かない人もイベントに参加できる仕組みを取り入れる。
6. 地方紙、インターネット、テレビ媒体が連携し、被災地の今を国内外に発信していく。
 
【日時】 2013年11月3日(日) ※参加受付・前夜祭は11月2日(土)
【場所】 石巻専修大学(スタート&ゴール地点)
【主催】 株式会社河北新報社、ヤフー株式会社
【共催】 宮城県、宮城県教育委員会、三陸河北新報社、一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン、A.C.O inc.ほか
【後援】 石巻市、女川町、南三陸町ほか
【特別協力】 TBS テレビ
【募集部門と参加費】
・ロングコース(グランフォンド:約 160キロ) <定員> 200人(参加費 10,000円)
・ミドルコース(メディオフォンド:約 100キロ) <定員> 900人(参加費 8,000円)
・ショートコース(グルメフォンド:約 60キロ) <定員> 400人(参加費 6,000円)
※参加定員を超えた場合は先着順を予定
【大会参加受付】 6月24 日(月)から公式サイトで受付開始予定


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