連休中はステージイベントが目白押し写真展やウェア販売、トークショーも 「ゴールデンウィークサイクルフェスタ」開催中・小田急百貨店新宿店

小田急百貨店新宿店で5月1日、「ゴールデンウィークサイクルフェスタ」がスタートした。本館11階の会場には、ライドを意識したカジュアルウェアやジャージ、グッズのショップコーナーを始め、フォトグラファー砂田弓弦さんの写真展やカフェが設置され、初日には買い物ついでに立ち寄った客などでにぎわった。開催は7日まで。
会場の半分を占める写真展は、100回目のツール・ド・フランスを意識したイエローのパネルを配置。それぞれの面には、「風景」「観客」「アシスト」といった自転車ロードレースを観戦するためのキーワードとともに大きくプリントされた写真が並ぶ。また、風景写真の割合を多くするなどしてサイクリスト以外の来場者も楽しんで鑑賞できるよう工夫されている。


写真展の一角には、2012年ツール・ド・フランスの“ウィニング・バイク”の展示やレース映像が流れ、ロードレースの雰囲気を感じることができる。「百貨店のような場所で自転車の催し物があるのは嬉しいですね」と話した男性は、ともに来場していた自転車ビギナーという女性に、写真の前で立ち止まって解説しながら鑑賞をしていた。

ショップコーナーには、5社に加え、サイクルライフナビゲーターの絹代さんが監修したイベント限定店舗「VELO CHIC」(ベロシック)が出店。女性目線で20近くのメーカーから選んだカラフルなウェアやグッズが目を引く。絹代さんは、「国内未発売の製品や1点もの、数量限定の製品も多く、見ているだけでもワクワクできる。女性サイクリストもぜひ楽しんでもらいたい。ロードバイクであってもスーパーの買い物に行けるというような提案を兼ねた展示・販売もしています」と女性の来場も呼びかけた。
また女性向けイベントとしては、5月4日に、小田急百貨店新宿店内のカジュアルフレンチのレストランを借り切って自転車女子会「Velo Chic Night」を開催する。ビギナーが最初に揃えるものや、“本気ライド”時やポタリングといった状況別メイクを学んだり、男性には聞けない質問に答えたりしながら交流を深める。イベントには、まだ若干名の参加を受け付けているという。
そのほか会場には、10月26日に開催される「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」の告知ブースを設置。コース図がパネル展示され、記念撮影用のコーナーも。
企画部広報担当の吉永明洋マネジャーは、物販に限らず今後も文化的なイベントを開催していくとした上で「スポーツサイクルの裾野が広がっていくためには、百貨店も役割を担うことが大切」と、スポーツサイクルに焦点を当てた今回の企画への想いを語った。

連休となる5月3日から6日には、会場横のミニステージで栗村修さんによるロードレース観戦入門トークショー、パーツ選び・アレンジのコツや「VAX RAING with SAITAMA」の選手によるロードバイクの乗り方レクチャーといった多彩なステージが用意されている。
さらに、キッズバイク「ストライダー」体験会(4日、5日)やライド中に重宝する補給バーがもらえるスタンプラリーを併催している。
「ゴールデンウィークサイクルフェスタ」開催概要
期日: 5月1日(水)~7日(火)10:00~20:00 ※最終日は17:00閉場
場所: 小田急百貨店新宿店本館11階・催物場
HP: 小田急百貨店新宿店 http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/index.html
- 11階のエレベータを降りるとツール・ド・フランス3勝ジャージがお出迎え
- ツール・ド・フランス100回記念「砂田弓弦 写真展」
- 2012年ツール・ド・フランスの“ウィニング・バイク”やレース映像も見ることができる
- 第100回ツール・ド・フランスを祝う世界100着限定のルコック「リミテッド・エディション」。3勝ジャージの生地にスタート地コルシカ島のモチーフが浮かび上がる
- 「ゴールデンウィークサイクルフェスタ」会場風景
- リアキャリア&取り外し可能なバッグで“ロードバイクでスーパーへ買い物”が実現する。右が絹代さん
- 国内で初めて販売される女性向けウェアを持つ吉永さん
- 「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」ブース
- ミニステージのスケジュール(予定変更の可能性あり)
- スタンプラリーに参加する来場者