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きょうの自転車イタリア語・TAPPA 17IL GIRO È INTERESSANTE! ―ジロはおもしろい!

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TAPPA 17

ファルネーゼ社のジロ・デ・イタリア開催記念ワイン(2012年)ファルネーゼ社のジロ・デ・イタリア開催記念ワイン(2012年)

 ゴルデーンウィークがスタートしました。多くの人は連休でわくわくしていると思いますが、イタリア人や自転車ファンも、みなさんとてもわくわくしているに違いありません。もうすぐグランツールの中で“もっとも過酷で美しいレース”だと言われる「ジロ・デ・イタリア」が始まるからです。

 というわけで、今回のテーマはジロ・デ・イタリア。アップダウンが続く中部イタリア、過酷で長いアルプスの山岳コース、テクニカルでプロでも冷や汗をかくリグリア地方のダウンヒル。今回は、少し専門的な言葉を勉強して、楽しくレース観戦しましょう。


使い方

ジロ観戦のキーワード
La partenzaスタート
Il traguardoゴール
Il traguardo volanteスプリントゴール
Il muro
Il Granpremio della montagna di prima categoria1級(山岳で)の山岳賞
Il Granpremio della montagna di seconda categoria2級(山岳で)の山岳賞
Il Granpremio della montagna di terza categoria3級(山岳で)の山岳賞
Il rifornimento補給ゾーン
La fuga逃げ
La volataスプリント
Il gruppo集団
Il gruppetto小さな集団
I fuggitivi逃げ集団

 

解説

 インターネット時代の昨今、欲しい情報を簡単に手に入れることができます。自動翻訳できるサイトもありますが、自転車用語は特別ですので、ほとんど役に立ちません。試しに大手検索サイトの翻訳機能を使ってみました。

Traguardo: スプリント
Traguardo volante: スプリント・ハンドル
Gran premio della montagna di prima categoria: 最初のカテゴリの山の王
Fuggitivo: 逃亡者

 まだ完成度の低い翻訳機能ですが、逆にこっちのほうが面白いかもしれませんね。

 5月中、ぜひジロとツアー・オブ・ジャパンを楽しみましょう。

つれづれイタリア~ノ!

「ジロ・デ・イタリアはおいしい」

 ガゼッタ・デッロ・スポルトの電子版を見ますと、先月からジロに関する多くの情報が掲載されています。ジロは大きなスポーツイベントです。レースとしてもジロは面白いですが、実はもうひとつ楽しみたいことがあります。それはイタリア料理!

 イタリア料理は分類すると、大きく3つの地域に分けることができます。

切り売りのハムやサラミ切り売りのハムやサラミ

北部
生パスタ、バター、豚肉、牛肉、ハム類、山の幸、お米、クリーム系の料理や煮込み料理が多い。私は北部出身ですが、質素な料理が多く、日本で一般的なイタリア料理のイメージとはほど遠いと思います。

中部
ペコリーノチーズ、豆類、オームレッツ、スープ、硬い塩気のないパン。シンプルな料理が多い反面、味は濃い。特にトスカーナ地方の豪快な料理はほとんどルネッサンス時代に生まれたもので、現在のフランス料理の土台にもなっています。

南部
パスタ、ピッツァ、オリーブオイル、バジリコ、トマト、モッツァレッラ、豊富な魚介類! まさに日本人が求めるイタリア料理そのものです。簡単で短期間に作れます。しかもおいしいのです。

 この3つの地域を超越した都市があります。それはイタリアの首都、ローマです。首都らしく、北部料理のエッセンスと南部料理のエッセンスをうまくミックスし、舌を唸らすほどおいしい料理がいっぱいあります。

 ピリ辛のアラビアータソース、甘みたっぷりのアマトリチャーナソース、クリーミーなカルボナーラソース…全部ローマ生まれの料理です。特徴としては酸味を極限に抑え、トマトと豚の頬肉の甘みを最大限に生かし、最後にペコリーノ・ロマーノチーズを豪快に使います。

 私はローマで食べたカルボナーラに何度も挑戦してみましたが、ローマで得た感動は幻のまま。真似はできません。ちなみに、ローマへ行ったら甘党に朗報。

 イタリアの国会代議員モンテチトリオ宮殿とパンテオンのすぐそばに、120年以上の暦を誇る有名なジェラート屋さん「Giolitti」(ジョリッティ)があります。その味は全国からローマに来ている国会議員を虜にしています。ぜひ一度訪れてみてください。


マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)
イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ

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