見過ごされている時間を、鑑賞する対象にするアート展「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」横国大、千葉大でスタート 放置自転車のサドルから植物が誕生

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「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」

 放置自転車のサドルをプランターとして利用したアート展示「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」が、5月7日~10日横浜国立大学で、5月20日~24日千葉大学で開催される。展示は、両大学が学内で4月から導入した自転車シェアリングシステム「COGOO(コグー)」の運営会社「リレーションズ」が企画した。

 駅前などに多く見られる国内の放置自転車の数は、年間200万台。横浜国立大学でも、広大な学内の移動手段として新入学生が購入した自転車数百台が、卒業後そのまま放置されていく問題を抱えていた。

 今回の展示では、そういった状況で廃棄されていく予定の自転車のサドルを、植物を育てるプランターにリサイクル。自転車が放置されている期間に成長していく植物を目にすることで、見過ごされていた放置時間への“気づき”を与えることを目的としている。

「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」ポスターより
「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」ポスターより

 また同企画に合わせ、専用のウェブサイトを設置(5月7日公開)。30日間放置自転車を定点撮影し、自転車自体を時計に見立て印象的に表現したアートフィルム「BICYCLOCK」や、展示中の植物が植わる各サドルのQRコードを読み取ることでアクセスできる、それまでの生育過程のムービーといったコンテンツが用意される。

30日間放置自転車を定点撮影したアートフィルム「BICYCLOCK」より30日間放置自転車を定点撮影したアートフィルム「BICYCLOCK」より
自転車シェアリングシステム「COGOO」の小径車自転車シェアリングシステム「COGOO」の小径車

 SADDLE BLOSSOMS PROJECTは今後、大学をはじめ、マンションやオフィスビルといった放置自転車に悩むさまざまな施設で、コグーが導入されるのにあわせて実施していく予定だ。

 コグーのサービスは、登録手続き後、両大学に通う学部生・大学院生全員が無料で利用できる。リレーションズによると、コグー1台を導入することにより10台の放置自転車をなくすことができるとしている。

「SADDLE BLOSSOMS PROJECT」概要
場所: (1)横浜国立大学 教育人間学部講義棟7号館前駐輪場 (2)千葉大学 (場所未定)
日時: (1)5月7日(火)~10日(金)10:00~17:00 (2)20日(月)~24日(金)10:00~17:00
HP: http://cogoo.jp/saddleblossoms/(5月7日公開)

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