バイクインプレッション2013「GIANT TCR COMPOSITE 2」 新色が追加されたベストバリューな105仕様のエントリーモデル

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 ジャイアントは1972年に台湾で設立されたバイクブランドだ。開業時はOEMを手がけていたが、その後国内向けに自社ブランド「GIANT」をスタートし、さらにヨーロッパ、アメリカ、日本へとネットワークを広げた。ラインナップはロードバイクやクロスバイクを始めとするオンロード系だけでなく、DHや29er、ツーリングバイクなどのオフロード系まで、あらゆるジャンルを網羅する。

「GIANT TCR COMPOSITE 2」(ジャイアント TCRコンポジット2)「GIANT TCR COMPOSITE 2」(ジャイアント TCRコンポジット2)

GIANT TCR COMPOSITE 2(ジャイアント TCRコンポジット2)
価格:168,000円(シマノ・105仕様)
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm
カラー:カーボン、ホワイト、ブラック
問い合わせ先:ジャイアント http://www.giant.co.jp

 

スペック

フレーム:ジャイアントコンポジット
フォーク: ジャイアントコンポジット、フルコンポジット OverDrive コラム
変速機:シマノ・105(F)、シマノ・105(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、ティアグラ12-28T(10速)
ホイール:ジャイアント P-R2(リム)、フォーミュラ24H&28H(ハブ)
重量:N/A

エアロ効果が高そうな、オリジナルのシートポスト。クランプ部も専用となり、ボルト2本で締めるエアロ効果が高そうな、オリジナルのシートポスト。クランプ部も専用となり、ボルト2本で締める
上位モデルの技術を継承しながら、高い剛性を実現したカーボンフレーム。素材はT-600を使用上位モデルの技術を継承しながら、高い剛性を実現したカーボンフレーム。素材はT-600を使用
メインコンポーネントにはレースにも対応するシマノ・105を採用するメインコンポーネントにはレースにも対応するシマノ・105を採用する

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 VAX RACING with SAITAMA(バックスレーシング ウィズ 埼玉)所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
VAX RACING with SAITAMA(バックスレーシング ウィズ 埼玉)所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 この春に新色が追加となった「TCRコンポジット2」だけど、よくまとまっていて感心するしかないよね。

松尾 試乗を終えたあとに価格を確認しましたが、かなり驚きましたよ。これほどコストパフォーマンスが高いモデルはそう無いんじゃないですか? スペックを隅々まで見ると、ブレーキやスプロケットなどいくつかのパーツはダウングレード、コストカットをしていますが、乗った印象は優秀でした。

米山 変速機、STI、クランクは105だね。クランク長はサイズに応じて170mmと172.5mmに設定されている。これらのアッセンブル、そしてこの乗り味でこの価格は驚異的だよ。

松尾 ブレーキがシマノ製ではないので、効きはどうかなと思ったんですが、普通に乗って楽しむ分には全然問題ないですね。ここがダメと指摘するような考えは、もはや古いのかも。

米山一輝と松尾修作

米山 フレームは十分な剛性感で、乗り心地も良かった。初心者が乗りやすい、マイルドな性格もいいね。

松尾 フレーム形状はトップモデル譲りですから、走りは期待通りで、踏んでもロスがなく、直進、コーナーのどちらの安定性も優秀でした。フロントからの動きが主体で、前から引っ張られて加速する感じがありましたよ。

米山 なるほどね。ホイールが重いんじゃないかなと思うんだけど、アップダウンも器用にこなすタイプだった?

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 そうですね、上りも下りも良かったですよ。低速から中速までで気持ちよく加速するので、その辺りのスピード域で楽しむのには良い1台ですね。ロードインフォメーションも伝えてくれるし、路面の凹凸は角が取れてマイルドです。

米山 これからロードバイクを乗り始める人にとっては、まず候補に上がるバイクだよね。価格と性能からすれば、これはオススメ。アルテグラDi2仕様の「TCRコンポジット0」(346,500円)もあるけど、まずスポーツバイクの入り口としてはこの試乗車のほうなのかな。

松尾 105仕様での価格には驚きましたし、乗っても納得の1台です。エントリー層には最適だと思います。でも、フレーム自体の性能は高いので、Di2仕様ならよりオールマイティな使い方ができますね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 和田やずか


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