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きょうの自転車イタリア語・TAPPA 16IO SONO PRIMO! ―俺こそ1位だ!

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TAPPA 16

2012年のジャパンカップサイクルロードレースの1位はイヴァン・バッソ2012年のジャパンカップサイクルロードレースの1位はイヴァン・バッソ

 今回は、レースに欠かせない順位を勉強したいと思います。順位は、「1~20」を覚えた第9回「30、40、100、1000」といった第10回で見た数字とは少し異なります。

 形容詞になりますので、形は長くなり、さらに人の性と数に合わせて変化します。イタリア人はやはり数字にうるさいようです(笑)


使い方

順位の数え方
1位primo
2位secondo
3位terzo
4位quarto
5位quinto
6位sesto
7位settimo
8位ottavo
9位nono
10位decimo
11位undicesimo

 Basso è primo. | バッソは1位です。
Nibali è secondo. | ニバリは2位です。
Cunego è terzo. | クネゴは3位です。
Gatto è quarto. | ガットは4位です。
Petacchi è quinto. | ペタッキは5位です。

 

文法ポイント

 順位は1~10までは全部異なりますが、11以降は規則的なのでかんたんです。11以降の数字は、単語から語尾をとって「esimo」を付けばOK。例えば、次のようになります。

 Undici → undicesimo(11位)
Venti → ventesimo(20位)
Ventuno → ventunesimo(21位)

◇      ◇

 順位を覚えてしまえば、あとはとてもかんたん。「バッソは1位」と言いたい時は「主語+essere動詞+順位」、次のようになりますね。

 Basso è primo.

 「1位は誰ですか?」などの質問したい場合は、「疑問詞chi+essere動詞+順位」として次のようになります。

 Chi è primo?

 レース会場やスポーツバーなどで、どんどん活用してみてください。

つれづれイタリア~ノ!

「そろそろジロ・デ・イタリアです」

 もうすぐ5月、世界一美しい自転車レースとの声も高いジロ・デ・イタリアが開催されますね。そろそろイタリアはピンク色に染まり始めます。

 ツール・ド・フランスは、夏休みがある7月に開催されるので沿道には観客がたくさんいますが、ジロも負けてはいません。イタリア人は、仕事と学校を休んででもジロが見たいのです。それぐらい情熱に燃えるのが、イタリア人です。

 今年のジロは南部の街、ナポリから出発し、ゴールはミラノの隣町、ブレーシャです。

ナポリの美しい景色を背景に走る(2009年ジロ・デ・イタリア)ナポリの美しい景色を背景に走る(2009年ジロ・デ・イタリア)

 ナポリは実に面白い街です。近年、ごみ放置の問題で汚名を浴びせられましたが、実は18世紀まではナポリはとても豊かな街で、文化、グルメと音楽に情熱を注ぐ街でした。モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』の舞台でもあり、作曲家ヘンデルは歌手を求めて何回もナポリを訪れました。今も『オ・ソーレ・ミオ』『帰れ、ソレントへ』は熱唱され続け、毎年ナポリ・カンツォーネコンテストが開かれています。イタリアの名女優、ソフィア・ローレンもナポリ生まれですね。

 またナポリは、ピザとモッツァレッラチーズの発祥の地。そして、魚介類、リモンチェッロ(レモンリキュール)もおいしい!

 ゴールのブレーシャは、ふだんは通りすぎてしまうような街です。ミラノとヴェローナの間に位置し、よっぽどのことがない限り誰も途中下車することはありません。

 しかし、ブレーシャと言えば、あのプロセッコ(スパークリングワイン)がここで生まれ、地域全体の経済を支えています。人々も働き者で、北部の治安のいい街です。山が近いので、サイクリストにとってはとても暮らしやすい街だと言えます。

 やはりジロの魅力のひとつは、様々な街をバーチャルでトリップできること。日本のみなさんも、イタリアワインを片手にぜひ全ステージを見てほしいものです。


マルコ・ファヴァロMarco FAVARO(マルコ・ファヴァロ)
イタリア語講師。イタリア外務省のサポートの下、イタリアの言語や文化を世界に普及するダンテ・アリギエーリ協会で、自転車にまつわるイタリア語講座「In Bici」(インビーチ)を担当する。サイクルジャージブランド「カペルミュール」のモデルや、Jスポーツへ「ジロ・デ・イタリア」の情報提供なども行なう。東京都在住。ブログ「チクリスタ・イン・ジャッポーネ

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