参加者みんな泥だらけグラファイトデザインのMTBテスト用トレイルを激走! 距離、こぶ、急斜面…絶妙なコース設計

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グラファイトデザインのMTBテスト用トレイルGDTT(Graphite Design Test Trail)=埼玉・秩父ミューズパークグラファイトデザインのMTBテスト用トレイルGDTT(Graphite Design Test Trail)=埼玉・秩父ミューズパーク

 自転車のカーボンフレームやパーツ類を手がけるグラファイトデザインが、本社のある埼玉・秩父にMTBテスト用トレイル「GDTT」(Graphite Design Test Trail)を開設した。4月6日の一般向け限定公開に先駆け3日、販売店やメディア向けの試乗イベントを行なった。 (レポート 鈴木良則)

連続ジャンプや里山風トレイルなど魅力満載のコース

ゴルフ場だった地形を生かしたセクションと遊び心のあるコースサインゴルフ場だった地形を生かしたセクションと遊び心のあるコースサイン

 GDTTは、およそ270ha(ヘクタール)の広大な敷地に野外ステージやプールなどを備えた公園「秩父ミューズパーク」にある。もともとゴルフ場だった敷地内に作られた2km弱のコンパクトなコースには、里山のようなトレイルや、レースコースによく見られるテクニカルなセクションが詰め込まれている。

 「テスト用」と名前にあるように、GDTTはグラファイトデザインの製品開発過程で必要なテストコースの役割を担う。ハイカーなど歩行者が入らないクローズドコースのため、ハイスピードからの急制動、連続ジャンプ、コーナリングといった限界挙動を繰り返し安全にテストすることができる。コースのデザインと造成には、フレーム開発などを担当する松崎雄一郎さんも携わったそうだ。

距離は短いが路面が悪いとエリート選手でも手を焼く急斜面セクション距離は短いが路面が悪いとエリート選手でも手を焼く急斜面セクション
グラファイトデザインのスタッフがあいさつ。左から2番めは開発課の松崎さん、3番めは営業課の越澤さんグラファイトデザインのスタッフがあいさつ。左から2番めは開発課の松崎さん、3番めは営業課の越澤さん
コブの大きさは小さいがテストコースとしてよく考えられたセクションだコブの大きさは小さいがテストコースとしてよく考えられたセクションだ

 GDTTはテストコースのためスタッフは常駐せず、いつでも自由に利用できるわけではない。ただ、営業スタッフの越澤友一さんは、「(サイクリストに)楽しめる場を提供するのは、メーカーとして大切なこと」と話し、今後は一般に公開できるようなトレイル作りも検討していくという。

ドロドロでも楽しくコース“ならし”

MTB「DOKKE AM」「DOKKE XC」とシクロクロス車「WROCCA」の3車種が試乗車として用意された。試乗会開始前のバイクはピカピカMTB「DOKKE AM」「DOKKE XC」とシクロクロス車「WROCCA」の3車種が試乗車として用意された。試乗会開始前のバイクはピカピカ

 今回のイベントは、コース“ならし”という名目で「GDTTローラー隊員募集」として呼びかけられた。当日は、朝から雨風が強い悪天候だったにもかかわらず、自転車店のスタッフなど15人の参加者が集まった。

 試乗車には、MTBの「DOKKE AM」「DOKKE XC」と、シクロクロスバイクの「WROCCA」が用意された。どのバイクも周回を重ねるごとに泥まみれなっていくのだが、ライダーもバイクに負けない位に泥だらけになって楽しそうだ。

泥だらけでもライダーは常に笑顔だ泥だらけでもライダーは常に笑顔だ
「DOKKE XC」を試乗して走行中の筆者「DOKKE XC」を試乗して走行中の筆者

 筆者は、試乗バイクとともに自身のバイクも持ち込んで、何度もコースを確認した。試乗が一段落した後は、「VAX RAING with SAITAMA」の入倉健選手を交え、カーボンハンドルなどの豪華賞品を賭けた1周1分弱のタイムトライアル大会とジャンケン大会が催された。雨の降る泥コンディションの中、筆者もついつい本気で走ってしまった。

 コースについては、様々なセクションがコンパクトにまとまっているので、体力を消耗することなくバイクの特性やセッティングの違いを分析することができる。また、特定のバイクが有利にならないようにルートを構成できるなど、各セクションが絶妙に配置されていて、テストコースとして考えつくされたデザインだと感心した。

タイムトライアルは2ヒート制。筆者もつい本気で走ってしまったタイムトライアルは2ヒート制。筆者もつい本気で走ってしまった
入倉選手も泥だらけになりながらタイムトライアルに参戦入倉選手も泥だらけになりながらタイムトライアルに参戦
半日泥コンディションのトレイルを走るとバイクもこのありさま。MTBライダーの筆者から見ると“幸せそうなバイク”に見えてしまう半日泥コンディションのトレイルを走るとバイクもこのありさま。MTBライダーの筆者から見ると“幸せそうなバイク”に見えてしまう

■『GDTTローラー隊員募集』一般サイクリスト向け公開
【日時】2013年4月6日(土) 午前10時~午後2時(正午受付締め切り)
※雨天の場合7日(日)へ順延
※順延・中止の場合は、前日21時までにグラファイトデザインのフェイスブックで通知される
【場所】埼玉県・秩父ミューズパークスポーツの森 パルテノン前駐車場(またはパルテノン裏の駐車場)付近
【試乗車】MTB:DOKKE XC (S/M/Lサイズ)、DOKKE AM (S/M/Lサイズ)
シクロクロス:WROCCA (52/54サイズ)
【その他】参加無料。ヘルメット、グローブ等の安全装備、食事は各自で用意
【連絡先】グラファイトデザイン サイクルスポーツ
〒368-0065 埼玉県秩父市太田2474-1
TEL: 0494-62-2101 FAX: 0494-63-1890
E-mail: cycle@gd-inc.co.jp 担当:鈴木、松崎

 

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