SankeiBiz【キラリ! わが社の商品・サービス】よりアクションスポーツのロードバイク「カラミータ」 利用者視点で本気のクロモリ

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アクションスポーツの独自ブランド「カラミータ」シリーズの最新モデル「CX」 (同社提供)アクションスポーツの独自ブランド「カラミータ」シリーズの最新モデル「CX」 (同社提供)

 イタリア製高級ロードバイクの輸入販売を手がけるアクションスポーツ(埼玉県戸田市)が2008年に創設した独自ブランド「カラミータ」が人気を集めている。人気の理由の一つは、利用者視点での製品開発姿勢だ。

 カラミータは強度と弾力性を兼ね備えた鉄の一種であるクロムモリブデン鋼(クロモリ)をフレームに採用。「鉄製自転車の愛好家を引きつける」ということからイタリア語で磁石を意味するブランド名とした。

 軽さだけならカーボン(炭素繊維強化プラスチック)製フレーム車に軍配が挙がるが、神田秀仁社長は「無機質なカーボンに比べ、クロモリには話しかけたくなるような親近感がある」と話す。

 同社は、フレームセットだけで30万~60万円するイタリアの高級ブランド「トマジーニ」や「カザーティ」の販売を手がけているが、カラミータは8万円台から十数万円の比較的低価格のシリーズだ。

 シリーズ第1弾として08年に「ウノ」と「デュエ」の2モデルを投入。昨年までに数モデルをラインアップ。累計販売台数は2000台を突破した。モデルによっては2カ月半待ちのケースもある。「購入者の年齢層は幅広く、女性客も多い」(神田社長)という。

 カラミータが幅広い支持を集めている背景にあるのは、利用者視点の姿勢。神田社長は販売だけでなく、20年以上にわたり自転車のアクセサリーやパーツなどモノ作りにも携わってきたが、「スポーツ自転車産業に従事する人は皆、ものすごく自転車が好きなためか、5万円、10万円の自転車を軽んじる風潮もある」と話す。「それなら低価格・高品質の自転車造りを徹底的にやってやろう」と考えたのが、カラミータの出発点だ。

 とくにフレーム作りには力を入れた。伝統的な細いフレームデザインは利用者の多くが支持する水平型トップチューブ(逆三角形のフレームの上段の管)とし、丁寧な溶接で仕上げた。

 これまで扱ってきた質の高いイタリア車の技術にも触発され、クロモリ素材ならではの、しなやかな乗り心地、回転の良いホイールなどの実現に取り組んだ。「デュエ」の場合、8万5000円(税別)で重量は8.9キロと、この価格帯では類を見ない軽量化に成功した。質の高いロードバイクを多くの利用者に届けたいという思いが生んだ野心的なブランドといえる。 (佐藤健二)

SankeiBizより)


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