プロダクトレポート「EASTON EA90 RT」 ベストセラーの第5世代はチューブレスタイヤに対応

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EASTON EA90 RTEASTON EA90 RT

 EASTON(イーストン)はアメリカの総合スポーツメーカーで、野球やホッケー、アーチェリー等の競技で知名度が高い。自転車の世界では、以前からMTB用のパーツが有名だった。

 近年ではヨーロッパのロードレースシーンでも、ホイールをはじめステム、ハンドルなど様々なパーツを多数のチームに供給し、レースからのフィードバックを新たな開発に生かしている。

まさに万能! EA90シリーズにチューブレス対応のRTが登場

 EA90シリーズは同社のアルミホイールの看板商品として、マイナーチェンジを繰り返しながらベストセラーモデルとして君臨してきた。

 ライダーの志向や使用目的に合わせてSL・SLX・TT・AEROと4種類がラインアップされていたが、2013年モデルからチューブレス仕様のRTが追加された。

 近年、タイヤメーカーの中でチューブレス仕様のタイヤが注目を集めている。チューブレスは文字通りチューブを使用しないタイヤで、特殊な構造をした専用リムの溝に、タイヤのビードと呼ばれる「耳」を嵌め込む事で気密性を保つものだ。チューブが介在しないのでタイヤ本体のゴムが自然に変形しやすく、このためグリップ力が高まり、転がり抵抗も少なくなるという。

 また、カタログ値上のタイヤ重量は重くても、チューブがないので、車輪全体を軽くすることが出来るのも魅力だ。

GEN5(第5世代)と名づけられたチューブレス対応の新設計リムGEN5(第5世代)と名づけられたチューブレス対応の新設計リム

踏み出しが軽くヒルクライムも得意

 RTでは「GEN5」(第5世代)と名前の付けられた新設計のリムが採用されている。これはチューブレス用の構造を持っているが、専用バルブを外せば、チューブを入れたクリンチャータイヤも使用できる。

 リムハイトは25mmで、これは同シリーズのSL・SLXに準じた仕様。リムハイトはメーカーの工場で組み上げられる“完組みホイール”としては比較的低い部類だ。リム外周部が軽量なので、踏み出しは非常に軽く、ヒルクライムにも使いやすい。アルミリムなので、カーボンリムと比べれば雨天時のブレーキの効きもそれなりに確保される。EASTONのホイールを供給されている国内ライダーの中には、カーボンリムよりもアルミリムのホイールを好んで使用するライダーもいるほどだ。

 スポークの本数はフロント20本・リアは24本とし、軽量性と剛性をバランスさせている。重量は1550g。長年熟成された無駄のない構造と、高い回転性能を持ったハブに、高品質なSAPIM社のスポークを使用して丁寧に組み立てられている。

チューブレス仕様なので気密性を保つ専用のバルブが付属するチューブレス仕様なので気密性を保つ専用のバルブが付属する

 なお、昨年末からリリースの始まったシマノ11Sコンポーネントへの対応だが、国内正規品では11S対応の部品が組み込まれた製品がリリースされている。

 もし、カスタマイズの第一歩としてホイール交換を考えているならば、このEASTON EA90 RTはとてもバランスが良い。ハブボディを交換すれば各社のスプロケットに対応出来る拡張性も魅力的である。(レポート 鈴木良則)

EASTON EA90 RT
価格:フロント 36,750円(税込み)、リア 47,250円(税込み)
対応メカ:シマノ10S/シマノ11S/スラム/カンパ(シマノ11Sモデルは専用スペーサーにて8・9・10Sにも対応)
重量:1550g(前後ペア)


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