アクセスランキングで見る当時のトレンドCyclistのニュースを年代別に振り返り①2012〜2014年 話題になった記事とは?

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 2012年から本格的に始動したCyclistも、更新停止まで残りわずかとなってきました。今回はその年に何が話題だったのかを、記事別のアクセスランキングから振り返っていきます。第一弾は2012年から2014年までの3年間です。

2012年

 この年の記事を振り返ると、まだ決まった連載なども始まっておらず、製品から業界のニュースやコラムなど、さまざまなコンテンツを取り扱っていたことが分かります。現在のCyclistにも通じる方針かもしれません。

2012年のサイクルモードに飾られた「アンカーRIS9」

 中でも、もっともアクセスがあった記事は、サイクルモードに出展されたブリヂストンサイクルの「アンカー」ブースのリポートでした。ハイエンドモデル「RIS9」の発表とともに、フレームカラーやスペックを自分好みにオーダーできるシステムが紹介されています。3位にはカインズのクロスバイク「ソヴェール」が、5位にはタイムの「FIRST」とプロダクト系の記事もランクイン。

 4位に入った東京・荒川沿いで実施されたマナーアップキャンペーンに関する記事は印象深いものとなりました。「グッドチャリズム宣言プロジェクト」のメンバーや関係各所の職員が、サイクリストに向けてマナー啓発を促す内容ですが、捨てゼリフを吐く人もいたというもの。この頃からロードバイクブームが始まり、スポーツサイクルユーザーが増加。また、今ほど走行マナーや道路交通法に対する意識が浸透していなかった時期だったかと思います。あれから9年の月日が流れましたが、現在の環境はどう変わったでしょうか。

2013年

 2013年にアクセスランキングトップに輝いたのは、タイヤメーカーでお馴染み「ミシュラン」のシティサイクルの紹介記事でした。さすが自転車文化を牽引してきた本場のメーカーだけに、街乗り用とはいえ妥協は許しません。乗り心地を求めてダウンチューブがツイン仕様に設計されたほか、金属製のヘッドバッジや亀甲模様が施されたフェンダーなど、随所にこだわりが感じられます。ロードバイクのハイエンドモデルがアクセスを稼ぐ傾向にはありますが、本格派シティサイクルがラインクインしたのも幅広い層のユーザーに愛読されたCyclistらしい結果なのかもしれません。

妥協なきシティサイクルのヴェロ・ミシュラン「パリ・ブレスト」

 2位にランクインしたのは、ビギナーが最も気になると言っても過言ではないでしょう、揃えるべき道具についてのまとめ記事です。カインズとコラボレートしたもので、今でも参考にしたくなる内容です。六角レンチ、プライヤー、パーツクリーナーにウエス…自分で全てを組み付けることができずとも、メンテナンスするうえで必須な道具ですよね。昔も今も、自転車に必要な道具は実はあまり変わらないもの。選び方のコツも載っているので、ぜひ読んでいただきたい一押し記事です!

2014年

 今ではもうほとんどのブランドが数年に一度、大きなモデルチェンジを実施しますが、この頃の著名メーカーは開発競争が激しく、常に新しいアップデートが施された新製品が毎年のごとく続々と登場していました。剛性や軽量といった分かりやすい指標を大々的に謳い、ユーザーを魅了してきました。エアロの概念が広がり始めたのもこの頃ではないでしょうか。

当時エアロ、重量、剛性を極め、チーム スカイの活躍を支えたピナレロ「ドグマF8」

 4位にランクインしたピナレロ「ドグマF8」もその一つ。現在はF12までナンバーが進みましたが、F8も名車として今でも記憶に残る1台です。また、ヒルクライムレースが国内で人気を博すとともに、軽量化がユーザーの間でブームになってきました。そこで注目を集めたのが、5位にランクインしたトレック「エモンダSLR10」の記事。完成車で4.65kgという目を疑うほどの軽量スペックです。まさかメーカー純正でここまで軽いバイクが発売されるとは…。当時の編集部員も驚きを隠せませんでした。

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