CX-5 とCX-8がサポートカーで大活躍三船雅彦さんと仲間たちが春のしまなみを快走 ライドを支えたマツダCXシリーズの信頼感

by 澤野健太 / Kenta SAWANO
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 プロサイクリスト三船雅彦さんとサポーターズクラブのメンバーが集まってライドする「しまなみ海道サイクリング」が3月20、21日の2日間、広島県尾道市を発着地点として開催された。三船さんがサポートを受ける自動車メーカー、マツダがライドをサポート。1日目は大河ドラマでも取り上げられ、古い町並みが残る「鞆の浦」を目的地とした「#道との遭遇ライド」、2日目はグルメを多めにした「しまなみ海道ライド」を参加者11名が楽しみ尽くした。Cyclist編集部の参加リポートで振り返ります。(取材時には、集団でのサイクリングに際して適切に距離を取ったり、休憩ではマスクを着用し、集合写真撮影時だけマスクを外しております)

鞆の浦の街並みをバックにヒルクライムする三船雅彦さん(手前)とサポーターズクラブの一行。サポートするのはMAZDAのCX-5とCX-8だ Photo: Kenta SAWANO 

例年開催、MAZDAとのコラボイベント

 Cyclistで「#道との遭遇」をテーマに連載を執筆している三船さんが、マツダとコラボしたサポータークラブライドはまさに未知の道と遭遇できる貴重な2日間だ。1日目の目的地は尾道市から東に向かい、歴史のある「鞆の浦」までを巡る65km。自称「歴史オタク」という三船さんが「仲間と是非走りたい」と温めていた95kmのコースだ。

初日は曇り空の中、尾道駅に午前9時に集合。三船さんのトークに笑顔のサポーターズクラブの皆さん Photo: Kenta SAWANO
尾道駅からすぐに「駅前渡船」に乗り込む一行 Photo: Kenta SAWANO

 三船さんは「広島に住む方には有名なスポットですが、関西に住んでいる方でもなかなか行ったことがない人が多かったりして、全国のサイクリストに来て欲しい素敵な街です。NHKの大河ドラマ『麒麟が来る』の撮影も行われ、江戸時代中期の町地図がそのまま使えるほどに古い町並みがそのまま残っている貴重な町なんです」と解説してくれた。

まず最初に、向島大橋を通過 Photo: Kenta SAWANO 
向島の途中では因島大橋を通過する Photo: Kenta SAWANO

 初日の3月20日は、尾道駅前を11人が出発。すぐに「駅前渡船」で110円を支払い向島に渡ると、三船さんを先頭に春の心地よい空気を吸いながら1列で快走した。風もほとんどなく、穏やかな瀬戸内海を右手に見ながら、向島東端の「歌港」へ到着。この日2回目の渡船となる「歌フェリー」で対岸にある尾道市浦崎町の戸崎港へ。今回マツダが準備してくれたCX-5と三船さんのスタッフが運転するCX-8がしっかり追走。参加者はサポートカーに荷物を預けたり、買ったお土産を積んだり、有効活用した。約10人の少人数に2台のサポートカーがつく安心感は絶大。ライドに集中できる効果は大きかった。

この日2回目の渡船となる「歌フェリー」ではサポートカーのCX-5も同船した Photo: Kenta SAWANO

 三船さんがマツダのサポートを受けるようになったのは2015年。自転車好きのマツダの社員が三船さんに声をかけ、三船さんも「私自身のサイクルライフに対するこだわり、あくなき挑戦というスタイルもマツダさんのスタイルとオーバーラップしました」と両者の思惑が一致しサポートを受けるようになった。これまで自身のアシとしてCX-5、アテンザ、CX-8を乗り継いできたほか、フランスでも2019年の超長距離サイクリングイベント「パリ~ブレスト~パリ」ではサポートカーにCX-5を使うほど信頼を置いている。

“尾道のモンサンミッシェル“こと「沖の観音」の記念撮影。干潮になると陸続きになるという Photo: Kenta SAWANO

 そんなCX-5とCX-8を後ろに引き連れて、三船さんとサポーターズクラブの一行は、ゆるやかなアップダウンも織り交ぜながら、引き続き穏やかな瀬戸内海を右手に軽快に進んだ。中盤で誰もが通りすぎてしまうようなスポット「沖の観音」でフォトストップ。浦崎町の沖に浮かぶかわいらしい観音堂は、今回の訪問時には海に浮かんでいたが、干潮になると歩いて渡ることができるという。三船さんは「尾道のモンサンミッシェルと呼ばれているんです。今後は是非干潮の時に来て渡ってみてください」と参加者に説明してくれた。

迷路のような鞆の路地を進むと… Photo: Kenta SAWANO
常夜灯のある堤防に到着 Photo: Kenta SAWANO 

 20kmほど走り、いよいよ鞆の浦の古い街並みに入る。蔵や趣のある木造の壁が続く景観は2017年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたという。その間を走っているとタイムスリップしたような錯覚に陥る。1人しか通れないような路地をどんどん進むと、1859年に建造されたという「常夜灯」に到着した。

鞆の浦のシンボル「常夜灯」をバックにセルフィー撮影 Photo: Kenta SAWANO

 初日のライドを締めくくるのが、復路スタート直後のヒルクライムだった。食後の腹ごなしにちょうど良い「グリーンライン」と呼ばれる3kmほどの上りでも、マツダのCX-5とCX-8がピッタリサポートしてくれた。CX-5に乗ったマツダ広報部の今井さんとCX-8に乗る三船さんの事務所「マッサエンタープライズ」スタッフの吉村由美子さんが所々で停車し応援。参加者たちは笑顔で手を振って応えた。

咲き始めた桜を横目に最後のヒルクライム Photo: Kenta SAWANO 

 互いに励まし合いながらこの日最高地点に達すると、眼下には鞆の浦を見渡す絶景が広がっていた。最後は熊野町を通り抜けて東尾道へ。晴れ男の三船さんのおかげで雨予報にもかかわらず、一度も降られることなく、参加者は笑顔で1日目を終えた。

2日目は大山祗神社まで、しまなみライド

雨の中、生口島を南下する三船雅彦さん(手前)ら一行 ⒸMAZDA

 2日目は朝から雨。尾道から向島~因島~生口島と渡って大三島の「大山祗神社」(おおやまづみじんじゃ)で自転車お守りをもらうというライド。途中で島特産のグルメを楽しむ、のんびりグルメライドになるはずだったが、雨は強くなる一方で、因島大橋を渡るころには土砂降りになった。それでも数々の自転車レースを制し、悪天候のブルべをこなしてきた三船さんのペースは落ちることなく、参加者はしっかりついて行った。

最初のグルメポイント、因島のはっさく屋で「はっさく大福」を食べカロリー補給 Photo: Kenta SAWANO 
「はっさく大福」は、はっさくと白あんのバランスが絶妙でした Photo: Kenta SAWANO 

 大雨だからこそ、しっかりとカロリー補給したいもの。因島のはっさく屋で「はっさく大福」、生口島では瀬戸田産レモンを使った「島ごころSETODA」のスイーツをしっかりいただきながら雨宿りした。雨雲が通り過ぎるのを待っては進み、目的地の大山祗神社に12時過ぎに到着した。

この日、三船さんが「マストミッション」と話していた「島ごころSETODA」でスイーツを補給する参加者 ©MAZDA
大山祗神社では「ヘルメット御守り」をゲット ©︎MAZDA 

 樹齢2600年を超えるという大楠や、桜も咲き始めた境内を歩くだけで心が洗われる気持ちになり、各々がヘルメットに貼る長さ5cmほどの「ヘルメット御守り」を購入。雨の中のライドの安全も祈っていた。 

大山祗神社の入り口にある、専用の立派な駐輪場 Photo: Kenta SAWANO
桜が咲き始めた大山祗神社を歩く三船さんとサポーターズクラブの皆さん ©︎MAZDA
台ダムまで上り切り、笑顔でポーズを決める三船雅彦さん(左端)とサポーターズクラブの皆さん ©︎MASSA EMTERPRISE

 このあと2日目最大のヒルクライムとなる台(うてな)ダムまで、標高200mほどを上った。緩やかな上りを一定のスピードで会話しながら進むと、桜に囲まれるようなダム事務所へとゴール。初めてダムカードをもらって童心に帰る参加者も多く、微笑ましかった。そこからワイルドな「林道大原線」をダウンヒルして大三島東岸の多々羅しまなみ公園へ。

多々羅大橋公園ではCX-5(右)とCX-8の“即席セミナー”が開催された ©︎MAZDA
CXシリーズの“即席セミナー”で収納について話す三船さんと参加者 ©︎MAZDA

 最後の休憩スポット「多々羅大橋公園」では、雨もすっかり止んだ。おなじみのサイクリスト聖地の碑の前で、多々羅大橋をバックに記念撮影。駐車場にはCXシリーズ2台が並び、三船さんとマツダの広報・今井さんによるCX-5とCX-8の“即席セミナー”が開かれた。カーゴスペースの使い方、後部座席の使い方などをレクチャー。サイクリストはクルマに関しても造詣が深いのは周知のとおりで、参加者は「ロードバイクを積むにはCX-5だともう少し荷室長が欲しい。サイクリスト向けに、CX-8の2列仕様で荷室高を確保したようなモデルを出してくれたらよいですね」とレベルの高い談義が展開された。

向島から渡船で尾道側に戻り、いよいよ感無量のゴールだ ©︎MASSA ENTERPRISE

 参加者の多くは、多々羅大橋公園のお土産売り場で「しらぬい」などの柑橘類やお菓子を購入。サポートカーに預けると、雨の中、頼りになる三船さんを風除けに(笑)、ゴールの尾道まで一直線に進んだ。三船さんの安全に配慮した走行管理のおかげで、雨宿りに費やした30分間だけ遅れただけで、午後5時過ぎに尾道駅へゴールした。ファンライドではあったが、一時大雨にも見舞われたチャレンジングなライドになったため、達成感から目頭を熱くする参加者もいた。

2日間のしまなみライドを終え、達成感にあふれるサポーターズクラブの皆さんと三船さん ©︎MAZDA

 三船さんは10回目となるイベントを振り返り「いま全国でサポーターズクラブのメンバーは約100名います。全国に散らばっていることで年に一度ぐらいはどこかで一緒に走りましょう!と言うことで始まったイベントですが、今年はコロナ禍で人数を絞って開催した分、しまなみ海道ライドと「#道との遭遇ライド」ルートを味わってもらえたのではないでしょうか。いつもより天気が悪く、簡単には進まなかったけれど、しかしそれが逆にいつもとは違う刺激になったのかもしれないですね」と総括した。

◇         ◇

最後に今回サポートしてくれたマツダの自動車の印象、特徴について三船さんにインタビューをお届けします。(聞き手・Cyclist編集部・澤野)

編集部澤野(以下、澤野):三船さんがクルマに求める性能は何ですか? またマツダ車に乗る理由を教えてください。

CX-8のバックドアで準備する三船さん。快適なライドにマツダ車はなくてはならないものだ Photo: Kenta SAWANO 

三船:(自転車をクルマで運ぶ場合)サイクリストにとってクルマは帰ってくるときに、運転して疲れないことが重要ですね。マツダのクルマは他社と比べて運転がしやすいのが特徴です。

澤野:私もCX-5の現行モデルに30kmほど乗らせてもらいましたが、事前にドライビングポジションも最適化していただいたこともあり、初めて乗ったにもかかわらず、足も腕もストレスなく操作しやすかったです。

マツダ広報の方にドライビングポジションを最適化いただき、体に無理のないドライブが楽しめた ©︎MAZDA

三船:自転車はハンドル、フレームの真ん中に乗るものですが、クルマは右ハンドルの日本車の場合、右に座っていることになり、体はほんの少し中央に向いてしまっているんです。それを避けるためにマツダは、ドライビングポジションを最適化し、まっすぐ足が出せる状況を作り出しています。それが長時間運転したときに、首や肩が凝りにくく、疲れの軽減につながっていると思います。それはMAZDA2からCX-8、さらにロードスターのようなすべてのラインナップでも一緒というのが素晴らしいです。

澤野:これまで乗ったマツダ車の印象はいかがでしょうか?

三船さんが「長距離移動するサイクリストにオススメ」と太鼓判を押すマツダのCX-5(左)とCX-8 ©︎MAZDA

三船:CX-5は馬力にもゆとりがあり、長距離移動も楽ですね。以前乗っていたアテンザも京都➡幕張を何回もノンストップで行けた。スカイアクティブディーゼルだと時速90km巡航でリッター当たり20kmは走ることができた。補給なしで往復1000kmは走ることができる燃費の良さも強みです。

澤野:収納について、自転車は何台くらい詰めますか?

三船:今回の遠征では、CX-8にロードバイク3台、4人で乗ってきました。CX-5は2列シートなので床が低い。自転車の前後輪を外して反転させた積み方で、6台を積むことができました。

CXシリーズの乗り心地について対談した三船雅彦さん(左)とCyclist編集部・澤野 ©︎MASSA ENTERPRISE

澤野:三船さんと、マツダのクルマの共通点は何でしょうか?

三船:マツダのクルマの良さやこだわりは、サイクリストとの共通点も多いと思います。ドライビングポジションのお話は、サイクリストのライディングポジションの考えと近いものがあり、車のお話もすんなりと入ってマツダファンも増えてきているかなと思っています。長距離移動が多いサイクリストにはおススメですね。

(提供:マツダ)

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