【Teamユキヤ通信】パリ〜ニース2021 第2ステージ新城幸也は区間104位ゴール エース8位もチームは機能できず「残念な結果」
バーレーン・ヴィクトリアスの新城幸也は3月8日、フランスで開催中のUCIワールドツアー「パリ〜ニース」の第2ステージを、トップとタイム差なしの区間104位で完走した。

コースはパリを離れ南下、オワンヴィル=シュル=モンシアンからアミリーまでの188kmで行われた。吹きさらしの農道が続く平坦基調のコースでは、横風区間に加え、フィニッシュに近づくにつれての急な道幅の減少とコーナーが連続するという、最後までを抜けないものとなっていた。
「今日も中盤まではゆっくりとしたレースだった。何度か追い横風で集団が割れることがあったが、大きな展開には発展しなかった」
そうレースを振り返った新城。勝負は予想通り集団スプリントに向かうことになる。

「スプリントでバウハウスのステージ優勝を狙っていたのだが、残り20kmから道が狭くて、ペースも遅く集団の前方を完全に他チームに固められてしまい、我がチームは集団前方をキープできず、チームとして機能できずに、残念な結果となってしまった」
チームのスプリントエース、フィル・バウハウス(ドイツ)は区間8位とトップ10に食い込んだが、チームの機能としては今一歩のレースになってしまったという。
「第3ステージは個人タイムトライアルなので、良いリズムで走り、また第4ステージからの厳しいステージに備えたいと思う」
そう語って前を向く新城。9日に行われる第3ステージの個人タイムトライアルは14.4km。ほぼフラットなコースでの戦いとなる。レースの模様は日本でもJ SPORTSの生中継・配信にて観戦することが可能だ。