Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部イチオシ記事「22口径ライフルで撃った穴も塞ぐシーラント剤『ブラックオックス』」など 2月13日~19日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。2月13日~19日からは「フカヤが『ブラックオックス』の取り扱いを開始 ライフルで撃った穴も塞ぐ高性能なシーラント剤」など4本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

ジロ・デ・イタリア2021出場チーム決定 コンタドール氏運営チームが初出場を決める

ジロ・デ・イタリア2021に出場する全23チームが決定。5月8日のトリノ開幕へ向けて各チームの準備が加速していく Photo: Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

 前回お届けしたツール・ド・フランス2021出場チーム決定に続き、5月に開催されるジロ・デ・イタリア2021年大会に挑むチームも出そろった。同大会を主催するRCSスポルトが2月10日に発表し、その中には19のUCIワールドチームに加えて、アルベルト・コンタドール氏が運営に携わるイタリア籍のエオーロ・コメタら4つの推薦出場チームも明らかに。そこで今回は、イタリアでの3週間に臨む全23チームをおさえるとともに、先ごろ発表された開幕数ステージの解説をしていく。

 昨年は夏以降に開催されたグラン・ツールですが、今年は例年通り、5月のジロ・デ・イタリアで開幕予定です。今年はコロナ禍によるレース減を考慮して、通常より1チーム多い23チームが出場とのこと。毎年ワイルドカードでの出場に関しては、各所より批判が出たりしますが、サイクルロードレースファンとしては、それも含めてワクワクしながら開幕を待ちたいと思います。無事開催されることは何より、出場チームの「EFエデュケーション・NIPPO」所属の別府史之、中根英登の両選手がオーダーに入ることを強く祈っています。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

フカヤがアメリカのシーラント専門ブランド「ブラックオックス」の取り扱いを開始

使い方に応じて選べる3サイズを用意 ©︎ BLACK OX

 自転車と関連パーツの輸入・販売・卸を手がけるフカヤが、新たに「BLACK OX」(ブラックオックス)の取り扱いを開始する。アメリカ・ノースキャロライナの、シーラントを専門とするブランド。3種類の容量をラインナップし、2月末より入荷予定。

 ブラックオックスの歴史は、開発者の息子とその仲間が全国選手権のレースでトップブランドのシーラントを使ったのにもかかわらず、パンクに見舞われ表彰台を獲得する機会を失ったことで、独自のシーラント開発を行なったのが始まり。

 「最大9mmの物で開けた穴まで密閉することが可能」というところに興味深々。9mmってすごいですよね。たいていのパンクは塞いでくれそうだと期待してしまいます。さらにすごいのが、22口径ライフルでタイヤを撃ち抜くテスト動画。もちろん穴を塞ぐことに成功しているわけですが、解説者のテンションがかなり淡々としているのが印象的。こういうのって、ハイテンションなんだろうな、と想像していたんですが、予想外すぎました。それはさておき、打ち抜いた後の様子はよくわかるので、一度ご覧になってみてください。

編集部 後藤恭子のイチオシ

「Mt.富士ヒルクライム」のエントリーが開始 GWと大会直前にオンラインイベントも実施

「Mt.富士ヒルクライム」のエントリー受付が開始 Photo: Shusaku MATSUO

 山梨県の富士吉田市から富士山五合目までを走る国内最大級のヒルクライムイベント「Mt.富士ヒルクライム」が2月12日より、参加申込の受付を公式ホームページで開始した。今年は本大会を6月6日(日)に開催するほか、オンラインイベントとしてGW期間中に「3776チャレンジの部」と、本大会1週間前の期間に「Mt.富士ヒルクライム by TATTA」を実施する。

 Mt.富士ヒルクライムは標高1035mの富士北麓公園から富士スバルラインを上り、標高2305mの富士山五合目までの25km(計測部分は1km地点からの24km)を走る。勾配は平均5.2%、最大でも7.8%と比較的厳しくなく、ゆったりした制限時間もあって平均完走率98%と、ヒルクライム初心者から全国トップレベルまで、幅広い人気を誇る大会だ。

 大型イベントが軒並み開催できなくなって約1年。ハリのないスポーツ生活にも慣れてきたけれど、「仕方ない」という雰囲気の中にも、やはりどこか渇望しているところがあるのではないかと思います。そんななか届いた富士ヒルの開催告知。私の周囲でも「参加できるだけで楽しみ」という声が聞こえています。
 「灯台」のような存在感というか、もはや富士ヒルは多くのサイクリストにとって毎年なくてはならない一大イベント。開催の可否が微妙な状況でも、最初から「今年は開催しません」となったら、それこそ1万人のサイクリストが糸の切れた凧みたいになるかもしれないし(?)、なによりその他の自転車イベントへの影響も大きいでしょう。自然が相手なので今後も何が起きるかわかりませんが、存続してほしいと思うイベントに対しては「支える」という気持ちで参加することも、いまは必要なのかもしれません。

編集部 松尾修作のイチオシ

自転車であおり運転認める 埼玉の「ひょっこり男」

自転車で車にあおり運転をした成島明彦被告。埼玉県桶川市を走行する車のドライブレコーダーに記録されていた(沢屋酒店提供)

 自転車で車の前に飛び出す危険な運転をしたとして道交法違反(あおり運転)の罪に問われた埼玉県桶川市、無職、成島明彦被告(33)は2月16日、さいたま地裁(中桐圭一裁判官)で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 成島被告は急な飛び出しを繰り返しているとして住民の間で「ひょっこり男」と呼ばれ、埼玉県警が昨年10月、あおり運転容疑を全国で初めて自転車に適用し逮捕していた。

 この事件では被告が「ちょっと変な人」であることが世間でクローズアップされたように思えましたが、我々サイクリストにとっては「自転車であおり運転」が立件、起訴されたことに注目すべきだと思います。
 ロードバイクで走行中、車と前後左右に近い距離走ることも多いですが、もしかしたらドライバーからしたら“あおり運転”と捉えられるかもしれません。自転車側とドライバーが認知する距離感は乖離があるようにも思えます。空気抵抗が少ないからと、車のギリギリ後ろを走る方もたまに見かけます。それに限らず、自転車側も「交通弱者だから」と横暴な走りは控えなければなりません。
 去年1年間の自転車の違反行為摘発は過去最高で2万5000件を超えたという報道もありました。もちろん、スポーツバイク以外の自転車を含む数ですが、身を引き締めてライドしたいと思います。車も自転車もお互いを尊重し、今以上にゆとりを持って安全に走りたいですね!

編集部 石川海璃のイチオシ

フカヤがアメリカのシーラント専門ブランド「ブラックオックス」の取り扱いを開始

使い方に応じて選べる3サイズを用意 ©︎ BLACK OX

 自転車と関連パーツの輸入・販売・卸を手がけるフカヤが、新たに「BLACK OX」(ブラックオックス)の取り扱いを開始する。アメリカ・ノースキャロライナの、シーラントを専門とするブランド。3種類の容量をラインナップし、2月末より入荷予定。

 ブラックオックスの歴史は、開発者の息子とその仲間が全国選手権のレースでトップブランドのシーラントを使ったのにもかかわらず、パンクに見舞われ表彰台を獲得する機会を失ったことで、独自のシーラント開発を行なったのが始まり。

 22口径のライフルでタイヤを撃ち抜いて性能を試すというのが、いかにも海外感満載なこの製品。なんで海外の方はライフルで製品の耐久性を調べるのでしょうか…。なんとも不思議です(笑)。
 実際に動画を見ると、ライフルで撃たれても無事穴が塞がっているようで、問題なくMTBに乗れている姿が映し出されています。22口径のライフルでタイヤを撃ち抜かれたときの穴のサイズがどれくらいの大きさなのかは定かではありませんが、最大で9mmの穴を防げるとのことなので、オフロード走る方には必須なのではないでしょうか。輸入品であることを考えても意外とお手頃価格です。

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