アプリ無料期間内に参加可能「御嶽山」オンラインレースのエントリー開始 美しい実写コースに「山の神」ら参戦

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  「御嶽山」(長野、岐阜両県)を舞台に2月21日(日)に開催されるバーチャルサイクリングレースイベント「木曽おんたけサイクリングワールド2021 ロードレース&ヒルクライム」(木曽おんたけ観光局主催)の参加エントリーが17日、始まった。スマートトレーナーとインターネット環境があれば、誰でも自宅などから無料で参加でき、ゲスト参戦するプロロードレーサーや国内トップクラスのサイクリストらとオンラインで“ガチンコ対決”を楽しめるイベントだ。レースの模様はYouTubeでライブ配信される。

「木曽おんたけサイクリングワールド2021 ロードレース&ヒルクライム」がアプリ「ルービー」内でエントリー開始

 今回のレースは、屋内サイクリングアプリ「Rouvy」(ルービー)を活用。実際に撮影したコースをAR化(拡張現実処理)しているため、木曽おんたけエリアの美しい風景も見どころの一つだ。レースは、おんたけ湖1周のロードレース(約18km)と、御嶽山の「おんたけ2240スキー場」を目指すヒルクライム(約11km)の2レース。

御嶽山を望む美しい景色が広がる

 ロードレースの舞台となるおんたけ(御岳)湖(牧尾ダム湖)は1961年、愛知用水の水源として誕生。標高900mの御嶽山麓に広がる湖面から仰ぎ見る山々と森林の景色は美しく、カヌーツーリングで四季の移ろいを堪能できるビュースポットだ。コース後半、湖の南側は、かつて天然ヒノキを大量に輸送し、木曽谷の林業を支えた「王滝森林鉄道」だった道。右斜め前方から荘厳な御嶽山がサイクリストたちを出迎え、天気が良い日は、湖面に霊峰を映し出す。

参加ゲストが意気込みをコメント

 このレースには、ゲストライダー4人が参戦する。Jプロツアーチーム「イナーメ信濃山形」の高杉知彰(ともあき)選手は2019年にバーチャルレースの「Zwift National Championships」を制したバーチャルレースの第一人者。高杉選手は「イナーメの合宿で走っている慣れ親しんだ思い入れのあるコースで、得意のバーチャルレースができる事にとても興奮しています」と意気込む。

 2019年の全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)ロードレースで、優勝者にゼロコンマ数秒差で惜しくも2位となった小出樹選手(京都産業大、EQADS)は「eレースにはトレーニングのみならず、新しいコンテンツとして大きな可能性があると考えています。自転車の新しい楽しみ方のご提案ができれば」と話す。

ロードレースの部は10時20分に開催

 今年開幕予定のプロロードレースリーグ、ジャパンサイクルリーグ(JCL)の「那須ブラーゼン」に所属する双子の兄、佐藤大志(ひろし)選手は「地元の長野県でサイクルイベントに参加することができ、とてもうれしく思っています。バーチャルレースはブラーゼンカップなどで経験しているので優勝目指して頑張ります!」と気合十分。自転車ユーチューバー「tom’s cycling」のYOPIさんは「長野県には何度か走りに行ったことがありましたが、木曽おんたけを走るのは初めてなのでとても楽しみです! 美しい自然を楽しみながらも、レースはしっかり自分の力を出し切れるように頑張ります!」とコメントした。

 一方、ヒルクライムは、比較的勾配が緩いコースだ。きつくて8~10%が数カ所ある程度で、5~6%が淡々と進む。このコースに詳しいイナーメ信濃山形の中畑清監督は「距離も11kmと短く設定していて、ヒルクライムの初心者向けだが、それだけにペースは上がり、最後まで激しい競争になるのではないか」とレース展開を予想する。

 ゲスト参戦する森本誠選手(GOKISO)は2016年の富士ヒルクライムを制し、乗鞍ヒルクライムでは8回の優勝経験を誇る日本の「山の神」だ。森本選手は「全世界の坂バカの皆さま。まだまだ冬真っただ中ですが、トレーニングは順調でしょうか。順調な方もそうでない方も、今回、Rouvy上で開催される御嶽山ヒルクライムで脚試しをしてみましょう!」とのコメントを寄せた。

 2018年に市民レース「ニセコクラシック」を制した岡泰誠(やすまさ)選手(イナーメ信濃山形)は「木曽周辺は、真夏、特に8月の間は、ずっとここに住みたいと思うくらい快適で、練習環境としても最高です。実際に来られたことがない方にも、今回のバーチャルレースを通してコースの魅力を知ってもらえるとうれしいです」と話した。

 「那須ブラーゼン」に所属する双子の弟、佐藤宇志(たかし)選手は「軽量級な僕はヒルクライムではかなり有利になるので自信はあります! 地元長野でかっこいい走りができるよう精いっぱい頑張ります!」と自信をのぞかせた。SNSでヒルクライムの魅力を発信する自転車インスタグラマー、篠さん(Team GOCHI)は「出走するからには全力で楽しもうと思います」とコメントした。

アプリイベント内でエントリーを

 エントリー方法は、Rouvyのホームページから、まずはアカウント(14日間無料)を取得する。「SIGNUP」をクリックし、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、生年月日、性別、体重、国名などを入力。登録メールアドレスに認証メールが届くので、 「GET VERIFIED」をクリックする。

iOSやAndroid、WindowsやMacに対応している「ルービー」。ダウンロードは無料で、14日のトライアル期間あり

 次にアプリ(ROUVY AR)をダウンロード。「Cycling」を選択し、右下の「Event」をクリックすると、「Current events」が表示されるので、右矢印で「Upcoming」の画面にする。 ロードレースは「Ontake road race」、ヒルクライムは「Ontake hill climb」で検索。画面中下の 「REGISTER」をクリックし、先に登録したユーザー名とパスワードを入れてログイン。ここで氏名などを入力し、参加条件などに同意すれば、エントリーは完了だ。コースを事前にダウンロードしておき、 レース当日は、スマートトレーナーを接続。 ロードレースは21日午前10時20分、ヒルクライムは午前11時30分になったら、スタートする。

 各レース、ゲストライダーを除いた1位選手には、大会オリジナルのサンボルト製チャンピオンジャージが贈呈されるほか、1~3位選手には、地元特産「木曽ひのき」を使った表彰楯が贈られる。同日は午前10時から、レースやイベント会場の模様をYouTubeチャンネル「サイクリストTV」でライブ配信する。

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