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キャンプデビューしたいサイクリスト必見山下晃和さんが紹介 自転車キャンプにおすすめの焚き火台4選&東京近郊の焚き火スポット

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 連載「サイクリストへのお勧め図書」でトラベルライターの山下晃和さんが紹介してくれた『焚き火の本』(猪野正哉著、山と渓谷社刊)を見て、キャンプで焚き火をしたくなったサイクリストもいるのではないでしょうか。そんな人たちに向けて、山下さんが自転車キャンプにおすすめの「軽量・コンパクトな焚き火台4選」をチョイスしました。記事後半では東京近郊で焚き火ができるスポットも紹介します。

トラベルライターの山下晃和さんがチョイスした自転車キャンプ向けの軽量コンパクトな焚き火台とは? Photo: Akikazu YAMASHITA
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自転車キャンプにおすすめ焚き火台4選

 1つめは東京・水道橋のレストラン「BASE CAMP」のオーナー、A-Sukeさんが考案した「テンマクデザイン」の焚き火台、その名も「男前ファイアグリル」。フルチタン製で約500gと超軽量だが、V字型の構造は大きめの薪をそのまま入れられ、安定感ある付属品のゴトクを使えばそこそこ重たい鍋も載せられる(耐重量4kg)。ソロでもグループでも、ファミリーでも楽しめる焚き火台で、価格もチタン素材でありながら9900円(税抜)と“男前”な設定になっている。

テンマクデザインの「男前ファイアグリル」。組み立てた状態のサイズは250×200×150(高)mm(収納サイズは310×165×15mm) Photo: Akikazu YAMASHITA

 2つめは「UNIFLAME」(ユニフレーム)の「ネイチャーストーブ」。メーカーの説明文によると、「森に落ちている小枝や落ち葉・まつぼっくりなど身近な自然エネルギーを集めて愉しみ、燃やして愉しむエコストーブ」とあるが、容量的には薪を細く割って入れることもできる。

「ユニフレーム」の「ネイチャーストーブ」  Photo: Akikazu YAMASHITA

 画像の右側にシングルバーナーが見えるが、この焚き火台にもゴトクが付属しているのでクッカーなどを置くことができる。X字になっている構造に加えて、下部がメッシュになっているため、空気が入りやすく、燃焼効率もいい。素材はステンレス綱。収納サイズは約130×130×15(厚さ)mmと薄くコンパクトになるので、大きめのフレームバッグを使えば自転車にも搭載できる。重量は320g。価格は5500円(税込)とリーズナブルで、初心者であっても買いやすい価格帯だ。

 そして毎年生産数が少ない限定商品でなかなか手に入れられない、同じくユニフレームの「ファイヤースタンドⅡ」。上部がメッシュになっており、脚を広げるだけのシンプルな構造。重さが490gと軽量だが、収納サイズが57cmとそこそこ長いため、積載にはパニアバッグを推奨する。

ユニフレームの「ファイヤースタンドⅡ」 Photo: Akikazu YAMASHITA

 最後は充電できる焚火台「BioLite」(バイオライト)。最新モデルの「バイオライト2」は初期のモデルに比べて、発電能力が150%アップ。充電炎の熱によって蓄電ができ、USBケーブルを繋げばスマホの充電ができるので便利だ。

Bioliteの「キャンプストーブ2」 Photo: Akikazu YAMASHITA

 内側のファンが回って送風されるため、火力を安定させることができる。予め家で充電しておき、ファンが回る状態になっていれば、熱でさらに電気が作られるという、もはやガジェットの一つとも言える名品。スマホの充電スピードはそれほど早くないが、自然エネルギーを使って電源を確保できるという点で屋外での有用性は高い。

 収納時は直径127mm × 高さ210mmとコンパクトだが、重さが935gとそこそこある。自分なら「SALSA」の「CYCLES Anything Cage」か、 「Blackburn」のアウトポストケージに「VOILE」のストラップでフレームに括り付ける仕様にするか、パニアバッグに入れて携行したい。

都内・近郊で焚き火ができるスポット

 焚き火台を手に入れたら、次は練習がてら近場の焚き火スポットで実際に使ってみることをおすすめする。自転車の積載性とともに、焚き火に必要なものを体験を通して確認する大切な作業だ。参考までに東京近郊の焚き火スポットを紹介する。新型コロナウイルスの影響で臨時閉場している場所もあるので、事前に公式ホームページで営業状況をチェックしよう。

郷土の森公園バーベキュー場

所在地:東京都府中市是政6丁目先多摩川河川敷(郷土の森第1野球場B面横南側)
HP: https://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/kankyo/koen/barbecue.html

宿泊不可だが、午後9時まで焚き火や火器使用が認められている。現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休場中。使用料は無料。

②彩湖・道満グリーンパーク バーベキュー場

所在地:埼玉県戸田市大字重瀬745他 (戸田市西端の荒川河川敷)
HP: https://saiko-bbq.jp/

午前7:30~午後6:30まで営業しているバーベキュー場。環境が整っており、利用しやすい。使用料無料。自転車も乗り入れ可能。器材レンタルもあり。

③平和島キャンプ場

所在地:東京都大田区平和島四丁目2番2号
HP: https://www.city.ota.tokyo.jp/smph/shisetsu/sports/camp/heiwajima_camp.html

利用料は1区分2200円(区内住民)と2600円(区外住民)。5人ほどで利用すればそこそこ安いが、宿泊の場合は朝9時から午後4時までと、午後4時から翌朝9時までの2枠を取る必要がある。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月7日まで休業中だが、それ以降はホームページをチェックして再開を待ちたい。

④若洲海浜公園キャンプ場

所在地:東京都江東区若洲3丁目2番1号
HP: https://www.tptc.co.jp/park/03_09/camp

1泊1人600円と破格で泊まれる東京屈指のキャンプ場。最寄り駅は新木場駅だが、徒歩だとそこそこ遠く、自転車ならちょうどいい。海沿いにドーンと見られる東京ゲートブリッジと東京湾。都民でなくても利用できるため、地方からご利用の際は、ぜひシティキャンプをお楽しみください。新型コロナウイルスの影響で自粛時は一部閉まっているとのことなので、利用の際はホームページで事前にチェックを。

山下晃和(やました・あきかず)

タイクーンモデルエージェンシー所属。雑誌、広告、WEB、CMなどのモデルをメインに、トラベルライターとしても活動する。「GARVY」(実業之日本社)などで連載ページを持つ。日本アドベンチャーサイクリストクラブ(JACC)評議員でもあり、東南アジア8カ国、中南米11カ国を自転車で駆けた旅サイクリスト。その旅日記をもとにした著書『自転車ロングツーリング入門』(実業之日本社)がある。趣味は、登山、オートバイ、インドカレーの食べ歩き。ウェブサイトはwww.akikazoo.net

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