Cyclist・週刊「エディターズ・チョイス」編集部イチオシ記事「僕らを英雄のように歓迎してくれた、自転車大国コロンビア」など 1月9日~15日掲載

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 『Cyclist』に掲載された今週のイチオシ記事を編集部員がコメントとともに紹介する週刊「エディターズ・チョイス」。1月9日~15日からは「僕らを英雄のように歓迎してくれた、自転車大国コロンビア」など5本を紹介します。

編集長 澤野健太のイチオシ

僕らを英雄のように歓迎してくれた、自転車大国コロンビア

コロンビアで初めて上るアンデスの山々は非常に厳しかった Photo: Gaku HIRUMA

 コロンビアを走るにあたって一番不安だったのは治安だった。僕がコロンビアを走ったのは2010年だが、その数年前まで、コロンビアの治安は南米最悪と言われるほどで、旅する人が少なかった。しかし2010年には治安は改善され、観光客もたくさん訪れるような国に変わっていた。

 ただ、僕は警戒して友人のサイクリストと一緒にコロンビアを走ることに決めた。安全になってきたとはいえ、ペアランの方が少しでもリスクを減らせると思ったからだった。

 コロンビアという国は、ロードレースはもちろん、近年はBMX、トラック競技まで国を挙げて自転車競技に力を入れ、強豪国になっています。80年代からグランツールで活躍したルイス・へレラは「母親の手伝いで山を越えて花を運んだ」などというエピソードが残っていますが、昼間さんのレポートで、ここまで一般市民にサイクリング、そして自転車というものが人気があるということを初めて知った読者の方も多いのではないでしょうか。平地が少なく、高地も多いため自転車競技を始めれば必然的に強くなる可能性はありますが、ここまで自転車が人気の理由を改めて調べてみたいと思います。

編集部 大澤昌弘のイチオシ

「Insta360 ONE X2」使用レビュー 360度撮影もいけるアクションカムをロードバイクで試す

アクションカムにしては珍しく縦長なのが印象的 Photo: Kento OZEKI

 皆さんはサイクリングをするときにアクションカムを使用していますか? 買ってみたはいいものの意外と使わなくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。

 そうなってしまう理由は固定されたカメラは同じ画角になりがちで、出来上がった映像が単調になってしまうことが原因ではないかと個人的に思っています。というのも、私がアクションカムを使用していてそう思うからです。そんな画角の単調さを解決するのが、今回紹介する「Insta360 ONE X2」です。

 360度撮影が可能なアクションカムには前から注目しており、ピックアップしました。装着のしやすさ、録画のしやすさ、バッテリーのもちと、気になるところすべてを踏まえてくれて、非常に参考になります。360度撮影対応のカメラは、これからのサイクリング情報の発信の在り方も変えそうですし、同時に情報発信者に求められるものも変化していくように思えるものなので、気になっちゃうんですよ。仕事チックなコメントですが、もちろん仲間内のライドでも大活躍すること間違いなし。写真や動画って、のちのち見直すと「撮っててよかった」って思うものですし、一台持っているとライド仲間の絆を深めてくれそうです。


編集部 後藤恭子のイチオシ

ロードバイクを複数所有する際の選び方と乗り分けは?

写真のようにカテゴリ違いで複数台を所有する人も多いと思いますが、本稿はロードバイクの複数台所有に絞って述べていきます Photo: Masahiro OSAWA

今回のお題

Q:最近郊外に引っ越して家が広くなったので、今まで保管場所の問題で不可能だった複数台所有ができそうです。安井さんは何台も所有されていると思いますが、どのように複数のロードバイクを選び、乗り分けているんですか? ロードバイク限定でアドバイスをお願いします。

A:自転車は車検も駐車場も必要ないし維持費もそれほどかからないので、手軽に増車できてしまいます。一番ハードルが高いのは1台→2台のときですからね。後はもう雪崩のようです。だからうっかりしてると玄関に2台、リビングに3台、寝室にも3台、トイレにはバラしたフレームが2本、ホイールはそこらじゅうに転がっていて…みたいなことになりかねません。ご注意下さい。

 この質問に安井先生はどう答えるのか、と読み進めると「ここは質問どおりロードバイクに絞って、もっとマニアックに、ディープにいきましょう」とギヤが一速あがるような言葉。予想通り、読み応えのある“安井節”でした。
 私も同程度の重量で、「オールラウンド」にカテゴライズされるロードバイクを2台所有していますが、山へ行くのか、長距離を走るのか、はたまた山まじりの旅に出るのかといった“乗り方”によってそれぞれ使い分けています。具体的な選択要素としては安井さんのいうように、たしかに「剛性」が決め手になっているように思います。
 私の場合、その感覚を言葉にすると「しなりを使って上る」とか 、はたまた 「遠くまで効率的に乗せていってもらう」という、いずれもいかにラクするかといった凡人的な発想なわけですが…。まあ理由はなんであれ、自転車の個性を見極めて自分なりの“適材適所”ができる2台があれば、ライドの楽しさはより広がると思っています。といいつつ、そんな私にも「上がりの一台」が見つかる日が来るのでしょうか?

編集部 松尾修作のイチオシ

70gの軽量カーボンサドル「ゲル F3 サドル」登場 スプリング機構で快適性を確保

70gの超軽量サドル「F3 サドル」 ©gelu

 軽量カーボンパーツを手掛けるgelu(ゲル)から、スプリング機構付きの軽量カーボンサドル「F3 サドル」が登場した。ブレード型のリアスプリングが快適性を保つ構造になっている。取り扱いはトライスポーツで、定価は税抜4万8000円。

 座面からレールまでがカーボンで構成され、一体構造とすることで重量が抑えられ、全体で約70gという軽さに仕上げられている。後部のカーブを描くリアスプリングはUDカーボンを複数の層で構成。中央の穴開部は前立腺付近に圧力がかからないよう設計されている。

 めっきりとこの手のマニアックな製品を見る機会が減ってしまいましたが、トライスポーツが取り扱うゲルから新製品が登場です! 以前の剛性&軽量化至上主義な時代には1gでも軽くしようと熱心なサイクリストたちが軽量パーツを好んで使いましたね。
 現代においては軽さだけではない評価が支持され始め、メインストリームではなくなっています。しかし、ロマンも大事!「F3 サドル」は軽いだけでなく、板状のスプリングあって乗り心地もいい! のかもしれません。見た目も非常にスマートで美しいですよね。何をパーツに求めるかは人それぞれですが、個人的には大好物な一品です。

編集部 石川海璃のイチオシ

MTBの選び方とおすすめ

アウトドアショップほか、MTBプロショップも営む「グッドオープンエアズ マイクス」の片野泰樹さんにお話を伺いました Photo: Masahiro OSAWA

 マウンテンバイク(MTB)を始めるにあたって、最初のハードルになるのがMTBの選び方ではないでしょうか。MTBとひと口に言っても、いくつかの種類に分かれ、調べれば調べるほどに混乱しそうです。そこで、本稿ではMTBプロショップ「グッドオープンエアーズ マイクス」の片野泰樹さんに伺ったお話をもとに、MTBの選び方について解説します。

 MTBを選ぶ際、明確にしておきたいのが「どういった乗り方をしたいか」だといいます。MTBは大別してトレイル、クロスカントリー、エンデューロ、ダウンヒルの4つに分かれ、車体の造りや性能が変わってきます。それらの違いが、MTBの乗り方と大きくかかわってくるのです。

 車体を購入する上で自分がどのような乗り方をしたいか、がとても重要になります。個人的な意見ですが、MTBは性能差がオンロードの車種よりも顕著に表れる印象で、その辺りをなんとなくでもいいので、イメージしておくといいかもしれません。自分がMTBを新たに購入するならやはりトレイルバイクでしょうか…。
 

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