「御神火ライド オンライン」、ライド前後で体感「Dr.ストレッチ」によるサイクリストのための“プロ業”ストレッチ 栗村修さんが体験

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 先日開催された「御神火ライド オンライン」に登場した助っ人、「Dr.ストレッチ」。伊豆大島をオンラインでサイクリングするというバーチャルライド企画の前後で、自転車乗車前におすすめのセルフストレッチと、乗車後のストレッチのポイントを解説した。準備運動やアフターケアをしないサイクリストも多いと聞くが、実はそれ、身体的に“損”してるかも?

「御神火ライドオンライン」のバーチャルライドで疲労困憊の栗村さんを復活させた”神業ストレッチ”をご紹介! Photo: Kenta SAWANO

これだけは押さえよう!ライド前のセルフストレッチ

 Dr.ストレッチのトレーナー奥澤諒さんによると、ライドの前後によって行うストレッチの内容は異なるという。

 運動前はパフォーマンスアップを図ったり、痛みが出やすい部分を事前にケアすることを目的としたもの。止まった状態の筋肉では急に動かそうとしたときに動かしにくく、また急な刺激に耐えられないとケガの原因にもなるため、ストレッチで軽く刺激を与えることで動かしやすくする狙いがある。そのための自身でできるライド前のセルフストレッチを押さえておこう。

 まず初めに上半身から、体の先端部である手首、足首、そして首から徐々にゆっくりとほぐしていく。

体の先端、手首足首から徐々にほぐす ©御神火ライド
次に首回りをほぐす ©御神火ライド
肩肩甲骨の動きを意識しながら腕を前後に回して肩回りの筋肉をゆっくりとほぐす ©御神火ライド
栗村さんのストレッチをサポート?するゲストの新城幸也選手 Photo: Kenta SAWANO

 続いて、これから高い負荷がかかる下半身を集中的にケア。ジワジワと刺激を入れるように脚の裏側の筋肉や股関節周りの筋肉を伸ばす。奥澤さんによると、とくに重要なのは股関節回り。「股関節がしっかり動かないと、ケガの原因となるだけでなく自転車を漕ぐパフォーマンスにも影響する」という。

後ろから前、前から後ろ、左右とも交互に股関節を回す ©御神火ライド
脚をクロスし、脚の裏側の筋肉が伸びるのを意識しながら前屈。前後を入れ替えて行う ©御神火ライド

 次にしゃがんだ状態から前屈姿勢になり、脚裏の筋肉を大きく伸ばす。

踵をしっかりつけ、しゃがんだ姿勢で足首を持つ ©御神火ライド
愛首を握ったまま膝を伸ばす ©御神火ライド

 最後に背骨。ライド時の上半身を意識し、背中から腰にかけての筋肉をほぐしておく。

背骨の準備運動。四つん這いになって、背骨を反らす、丸めるを繰り返す ©御神火ライド
背中から腰の筋肉を意識し、背骨の動きがしっかり出るように ©御神火ライド

ライド後ストレッチで「疲労していない状態」に

 しっかりとストレッチで体をほぐしたところで、伊豆大島をバーチャルで走る「御神火ライド オンライン」がスタート。イベントコースの一部をバーチャルサイクリングアプリ「FulGaz」(フルガス)によって景色・勾配ともにリアルに再現したもので、そのリアルさゆえにファンライドだったはずのバーチャルライドがいつしかヒートアップ。最後はゲスト走者の栗村修さんと猪野学さんがスプリント勝負を繰り広げる展開となった。

御神火ライドオンライン。ファンライドなのに、後半は白熱の競り合いになってしまった猪野学さん(画像左)と栗村さん Photo: Kenta SAWANO

 ライド後のストレッチでは、Dr.ストレッチの山倉光さんのストレッチを実際に栗村さんが体験した。ライド後のストレッチは、運動によって固まったりこわばった身体を「疲労していない状態」にリセットする狙いがあるという。

 まず山倉さんが行ったのは上半身のケア。山倉さんによると、サイクリストがライド後にケアすべきは肩甲骨や大胸筋。ロードバイクに乗ると前傾姿勢を常にキープし、ブレーキといった手先の動きで腕肩も使うため、肩甲骨まわりが固まっている場合が多いという。

自転車は上半身が固くなりやすいため、肩甲骨を中心とする肩回りのストレッチを入念に行う ©御神火ライド

 肩甲骨まわりは、腕を外側に広げてゆっくり回し、次に内側に曲げ肩を動かて徐々にほぐす。ほぐれたら、胸を広げるように肩を後に引いたり、首を伸ばしながら肩を下に下げたり、逆に腕を上に引っ張って脇を伸ばしたりとさまざまな方向に動かし、可動域を広げる。「こういう動きは自分ではできない。プロの手ならではのストレッチですね~」と、栗村さんもイベントを忘れたように身を預けていた。

脚のストレッチ。しっかり脱力させてから筋肉を伸ばしていく ©御神火ライド
つま先をもちあげ、ふくらはぎを伸ばす ©御神火ライド

 奥澤さんによると、ライド前のストレッチが「動的」であるのに対し、アフターケアは「静的」なストレッチ。筋肉の動きを止め、秒数を決めてゆっくり筋肉を伸ばすことで血液の循環が改善され、疲労物質も排出されやすくなるため、筋肉痛を軽減するなどの効果が得られるという。

 左半身のストレッチを受けた栗村さんは、「わずかな施術を受けただけで全然違いますね。まるで左だけ別の体になったよう」と驚きの表情を浮かべていた。

 奥澤さんによると、日々セルフストレッチを行うことで効果を持続させることができるが、全身をしっかりほぐすためにも1~2週間に一度のペースで専門店のケアを受けることがおすすめだという。

 Dr.ストレッチは東京を中心に関東、近畿、福岡など全国に140カ所以上の店舗を展開する専門店。ウェアの貸し出しもあるので、ライド後でも気がねなく利用できる。

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