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MTBプロショップ「グッドオープンエアーズ マイクス」に聞くMTBヘルメットの選び方とおすすめ

by 大澤昌弘 / Masahiro OSAWA
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 MTBを楽しむうえで必要になるのがヘルメットです。MTBプロショップ「グッドオープンエアーズ マイクス」の片野泰樹さんに伺ったお話をもとに、MTBに使うヘルメットの選び方について解説します。「安いのでもいいよね?」「ロードバイク用のヘルメットがあるし…」という方には是非ご覧いただきたいのが本稿です。

MTBプロショップ「グッドオープンエアーズ マイクス」の片野泰樹さんに話を伺いました Photo: Masahiro OSAWA

ヘルメットはどう選ぶべきか

 MTBには転倒のリスクが常につきまといます。ちょっとした段差を乗り越える際にバランスを崩したり、路面が濡れていてスリップしたりと、様々な転倒要因があります。このため、ほとんどのMTBフィールドでヘルメット、グローブの着用を義務付けています。仮にそうしたレギュレーションがなくとも、ヘルメットは自分を守るために必須のアイテムとなります。

 ただし、ひと口にヘルメットといっても何でもいいわけではありません。走路環境や乗り方、ビギナーか否かなどによって、おすすめのヘルメットは変わってきます。

写真左がダウンヒル用のヘルメット「D4シリーズ」(トロイリーデザインズ)、右がエンデューロ用の「STAGE HELMET」(同)。ダウンヒルの方がよりしっかりとした造りになっている Photo: Masahiro OSAWA

 ざっくり言えば、エンデューロやダウンヒル競技をやりたい人やスピードを求めるような走り方をする場合はフルフェイスタイプがおすすめだといいます。ロードバイク用ヘルメットと違い、後頭部までしっかりと保護。転倒時に顔面から落ちてもチンガードが顎に加わる衝撃を和らげてくれます。

後頭部をしっかりと保護するヘルメット Photo: Masahiro OSAWA

 スピードを求めず、ゆったりとオフロードを楽しむような乗り方をイメージしている場合は、ロードバイク用のヘルメットもOKといいたいところですが、その場合、後頭部がしっかりと保護されません。万が一に備えるためにも、こちらも後頭部をしっかりと覆ったMTB用ヘルメットの着用をおすすめします。また、バイザーがついていることで、ライド中に草木が顔にヒットすることを防いでくれますし、転倒時にはわずかながらクッション役を果たしてくれます。

 ちなみに、フルフェイスタイプといっても、エンデューロ用とダウンヒル用では造りが異なります。ダウンヒル用のほうがしっかりとしていますが、重く、ベンチレーションが少ないこともあわせて、長時間の被ったままの使用は不向きな側面があります。一方、エンデューロ用はダウンヒル用よりも軽く、ベンチレーションの数が増えるなど、わずかながら快適性は上がります。

 また、どのタイプのヘルメットにも共通しますが、MIPS(The Multi-directional Impact Protection System)搭載のヘルメットを検討したいところです。MIPSはヘルメット内側に設けられた機構のことで、これがあることで、転倒時に生じる脳への回転衝撃を和らげてくれます。

 ちなみに、クロスカントリー競技では、ロードバイク用のヘルメットが使われますが、オフロードに慣れた選手がレースで使用するものと考えたほうがよく、後頭部を防御することができません。転倒リスクが高いビギナーは少なくとも後頭部をしっかりと防御できるタイプのヘルメットの使用が望まれます。なお、クロスカントリーレースではJCF(日本自転車競技連盟)公認ヘルメットの着用が義務付けられている場合がありますので、JCF公認シールの貼られたヘルメットが必須となる場合があります。

走り方別のおすすめヘルメット

 それでは片野さんのオススメヘルメットを紹介していきます。以下のおすすめヘルメットはすべてMIPS搭載モデルとなっています。

●エンデューロ向けおすすめヘルメット

トロイリーデザインズ STAGE HELMET Photo: Masahiro OSAWA

エンデューロ向けモデルのなかで通気性が高いヘルメット。トロイリーデザインはプロにも選ばれる安全性とデザインが魅力です。世界中で愛好者がいるブランドであり、バイカーの憧れでもあります。

●トレイル向けのおすすめヘルメット 

ジロ MANIFEST SPHERICAL Photo: Masahiro OSAWA

従来よりも安全性を高めた最新MIPSとなるスフェリカルテクノロジーを採用したモデル。軽量なことに加えて、ベンチレーションが大きく、通気性も高いです。

●クロスカントリー向けオススメヘルメット

ジロ SYNTAX MIPS Asia fit Photo: Masahiro OSAWA

軽量でかつ比較的リーズナブルでシンプルな造り。ロードバイクほかMTBクロスカントリー競技もカバー。アジアンフィットモデルは、その名の通り、日本人にフィットするように再設計されています。

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