国際色豊かな12選手で悲願の“熊野制覇”に挑戦キナンサイクリングチームが2021年体制を発表 畑中勇介、花田聖誠の2選手が新加入

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 UCIコンチネンタルチームの「KINAN Cycling Team」(キナンサイクリングチーム)が、2021年シーズンの体制を明らかにした。来季は選手12人で戦い、新たに畑中勇介(チームUKYO)、花田聖誠(チームユーラシア・IRCタイヤ)の2選手が加入。チーム地元の「ツール・ド・熊野」制覇を最大目標に、アジアのUCIレースや、ロードレースの国内新リーグ「ジャパンサイクルリーグ」(JCL)、トラックレースの「バンクリーグ」などに参戦していく。

(上段左から)畑中勇介、花田聖誠、山本元喜、田中克尚、(中段左から)マルコス・ガルシア、山本大喜、サルバドール・グアルディオラ、福田真平、(下段左から)トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大、荒井佑太 (キナンサイクリングチーム提供)

 2020年シーズンからの継続は10選手。新加入選手を加えた全12選手の内訳は、日本人ライダー9人、スペイン人ライダー2人、フランス人ライダー1人で、平均年齢は29歳。若手有望株から実績十分のベテランまでがそろい、これまでの経験をビッグレースへの結果に結び付けていく。

 選手の専門種目や特性に応じてロード、トラックの2部門によるパート分けも継続。チームとしてはロードレースに重きを置きつつ、トラック競技・中距離種目を専門とする荒井佑太、同・短距離種目を専門とする田中克尚と福田真平へのサポートも惜しまず取り組む。

キナンサイクリングチーム 2021年体制

【新規加入選手】
畑中 勇介(はたなか ゆうすけ)/Yusuke HATANAKA 国籍:日本
花田 聖誠(はなだ きよまさ)/Kiyomasa HANADA 国籍:日本

【継続選手】
山本 元喜(やまもと げんき)/Genki YAMAMOTO 国籍:日本
田中 克尚(たなか かつひさ)/Katsuhisa TANAKA 国籍:日本 ※トラック主
マルコス・ガルシア/Marcos GARCIA 国籍:スペイン
山本 大喜(やまもと まさき)/Masaki YAMAMOTO 国籍:日本
サルバドール・グアルディオラ/Salvador GUARDIOLA 国籍:スペイン
福田 真平(ふくだ しんぺい)/Shimpei FUKUDA 国籍:日本 ※競輪並行
トマ・ルバ/Thomas LEBAS 国籍:フランス
中島 康晴(なかじま やすはる)/Yasuharu NAKAJIMA 国籍:日本
新城 雄大(あらしろ ゆうだい)/Yudai ARASHIRO 国籍:日本
荒井 佑太(あらい ゆうた)/Yuta ARAI 国籍:日本 ※トラック並行

【スタッフ】
ゼネラルマネージャー:加藤 康則(かとう やすのり)
監督:石田 哲也(いしだ てつや)
ソワニエ:森川 健一郎(もりかわ けんいちろう)
ケアラー:安見 正行(あみ まさゆき)
メカニック:星野 貴大(ほしの たかひろ)
メカニック:横井 利明(よこい としあき)
メディアオフィサー:福光 俊介(ふくみつ しゅんすけ)
アドバイザー:鈴木 新史(すずき しんじ)
イベントディレクター:田中 国大(たなか ともひろ)

 新加入の畑中勇介は、これまでのキャリアではヨーロッパ、アジア、そして日本と、あらゆるシーンで実績を積んできたベテラン選手。大人数でのスプリントもよし、起伏に富んだタフなレイアウトもよし、コースや展開に合わせたスマートな走りで数々の勝利を挙げており、2017年の全日本選手権ロードレースでの優勝はここまでのキャリアのハイライト。アジア最高峰のワンデーレース、ジャパンカップ サイクルロードレースでは2010年に3位、翌2011年にも5位と、世界のトップライダーとも対等に渡り合ってきた日本人ライダー有数の経験を、若手からベテランまでそろうチームへと落とし込んでいく。

チームUKYOより移籍加入の畑中勇介 Photo: Satoru KATO

 ネオプロ(プロ1年目)として採用となった22歳の花田聖誠は、ジュニア時代から各年代の国内トップを走ってきた若き力。ジュニア時代には、2016年1月に東京・大島で開催されたアジア選手権ロードレースで銅メダルを獲得。アンダー23カテゴリー昇格後の2019年には、若手の登竜門となっているジャパンカップ オープンレースで優勝を飾るなど、着実な成長曲線を描いてきた選手だ。アンダー23時代はベルギーを拠点に活動。ジュニア時代から得意としてきた上りとスピードを生かした走りに磨きをかけていくこととなる。

新加入の22歳、花田聖誠 Photo: KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 2020年シーズンは、新型コロナウイルス感染拡大による未曽有の状況により、レース活動が大幅に制限されたにもかかわらず、チームはロード・トラック合わせて4勝を挙げることができた。来シーズンも感染拡大状況や、それにともなう国内外の情勢に則しながら、可能な範囲で日本、そして本来の主戦場であるアジアでのレースへ臨む。また、イベント開催・参加を通じた熊野地域や自転車界への貢献、自転車安全教室の実施、ホストレースである「KINAN AACA CUP」の開催など、多岐にわたった活動を行う。

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