中根英登とアメリカ籍のトップチームへ別府史之がEFプロサイクリングへ移籍 「長年の経験を生かしチームを先導」とチームリーダーの自覚

by 福光俊介 / Syunsuke FUKUMITSU
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 UCI(国際自転車競技連合)ワールドチームに属するEFプロサイクリングは12月8日(日本時間9日未明)、別府史之が2021年シーズンから加入することを発表した。すでに同チームへは中根英登が加わることも決まっており、来季は日本人選手2人がアメリカ籍のトップチームで走ることとなる。

EFプロサイクリング入りが決まった別府史之。チームからも大々的に紹介されている ©︎ EF Pro Cycling

 別府の加入にあたりEFプロサイクリングは、チーム公式ウェブサイトで「ロードレースで2回、個人タイムトライアルで3回、計5回の日本チャンピオンを経験し、2008年にはロードレースでアジアチャンピオンにも輝いている」と紹介。同時に、「6度のグランツールを経験した熟練のライダーである」とも記している。

 チーム発表に合わせて別府も自身の公式ウェブサイトでコメントを発表し、「チーム自体は、他のプロチームと比べてもユニークです。サイクリングウェアや自転車はいつも華やかですし、クラシックやグランツールでも数々の素晴らしいリザルトを収めています」と述べ、さらには「運営もとても組織化されています。このコロナの状況下でも、来季に向けてしっかりしたコミュニケーションが取れています。もちろんチームワークもよくて、その一員として走れると思うと、気持ちが高ぶります。長年の経験を生かしチームを先導し、チームを勝利に導いていきたいです」と率直な気持ちを表している。

新天地のチームジャージを手に笑顔の別府史之 ©︎ Fumiyuki BEPPU

 別府は2005年にディスカバリーチャンネルでプロデビューし、スキルシマノで走っていた2009年にはツール・ド・フランスに初出場。最終・第21ステージではパリ・シャンゼリゼでの強烈なアタックと逃げで、日本人選手初の敢闘賞を獲得する快挙を成し遂げている。その後はレイディオシャック、オリカ・グリーンエッジ、トレック・セガフレードとトップチームを渡り歩き、今季からNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスに所属。しかし、国内外のメディアで同チームの内情に関する話題が取り沙汰されていたこともあり、状況が芳しくないとみられていた中で別府の去就にも注目が集まっていた。

 晴れてEFプロサイクリング入りが決まり、別府にとってはプロ17年目を再びUCIワールドツアーを主戦場とするトップチームで走ることとなる。

 チームのメインスポンサーであるEFエデュケーションファースト社は、50年以上の歴史を持つ世界規模の語学学校・留学エージェント。日本にも法人があり、都内にオフィス兼スクールを設置している。

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UCIワールドツアー ロードレース 移籍情報2020-21

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