サイコンいらずの高精度キャノンデールのアプリを徹底解説 あなたのスマホがスピードメーターに

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 アメリカの自転車メーカー「Cannondale(キャノンデール)」からスマートフォン用のアプリ「キャノンデールアプリ」の最新版が11月にリリースされました。アプリはサイクルコンピューターの機能を備え、速度や距離をリアルタイムで表示するほか、走行ログの管理も可能に。ここではキャノンデールの車体とベストマッチし、ライドの楽しみ方を広げる最新ツールの使い方を徹底解説します。

サイクルコンピューターの代わりになる「キャノンデールアプリ」を徹底解説! Photo: Yousuke SUGA

アプリの概要と機能を解説

 スポーツバイクユーザーにとって、サイクルコンピューター(サイコン)はもはや必須のデバイスです。しかし、GPS機能を搭載したサイコンは数万円と非常に高価な製品が多いです。キャノンデールアプリは無料でダウンロードできるアプリで、みなさんがお持ちのスマートフォンがサイコンへと様変わり。スマホホルダーでハンドル周りに固定すれば、サイクリングの心強いお供になります。

速度の表示だけでなく、走行ログの管理や整備手帳として活用することも Photo: Yousuke SUGA
ユーザー登録はスマホで完結。もう用紙に記載して郵送する必要はありません。

 アプリは速度や走行距離を記録するだけでなく、ログを蓄積し、週/月/年などに区切ったデータをグラフなどで見やすく表示してくれます。また、地図上に走行した軌跡を示したり、ライド中に撮影した写真を載せられたりと、日記のように使うことも。SNSやショートメッセージで友達に簡単にシェアできることも魅力です。

 また、アプリ上でキャノンデールのユーザーアカウント登録が可能で、ワランティ(保証)を受けることができます。これまでは購入時に紙のユーザー登録用紙に情報を記載し、キャノンデール社へ送る必要がありました。これからはスマホで完結するのでとても便利ですね。

 車体のシリアルナンバーを入力すると2018年以降のモデルは、車体の色やサイズ、組み付けられたパーツの名前や規格まで細かく確認することもできます。

 出先で便利な最寄り店舗の検索機能も備わっています。スマホのGPSから現在地を読み取り、周囲のキャノンデール取扱店舗の情報を表示。スマホの地図アプリと連携して、最寄店舗までのルート案内も可能です。ライド中にパンクやトラブルに見舞われた際に役立ちますね。

現在地からの最寄店舗もチェック可能。出先のパンクやトラブル時に便利!
完成車の仕様や構成パーツが詳細に記載

用意するもの、必要なもの

■キャノンデールアプリに必要なもの

★キャノンデールのバイク
クロスバイクからロードバイク、マウンテンバイクに至るまで、これまでキャノンデールから販売された全ての車体が対象です。ただし、シリアルナンバーが読み取れる車体に限ります。※BB裏に記載されていることが多いです。

クロスバイク「クイック」には全車種センサーが標準装備

★スマートフォン
iPhone(iOS)とAndroidの機種が対象です。ハンドルやステムに固定するスマホ用のホルダーも用意しましょう。ホルダーのオススメは「エスピーコネクト」。

スマートフォンを固定するホルダーも必要。おすすめは「エスピーコネクト」 Photo: Yousuke SUGA

★キャノンデールホイールセンサー
一部のハイエンドロードバイク、クロスバイク「クイック」全車種、フィットネスバイク「トレッドウェル」全車種には標準装備されています。別途購入の場合は税込7700円。

ホイールのハブに装着された「キャノンデールホイールセンサー」 Photo: Yousuke SUGA

アプリをインストールしよう

 アプリのダウンロードはiOSはAppストア、AndroidはGoogleプレイから行います。インストールが完了したら、GPSの使用を『常に』に設定しましょう。これを忘れると地図上のログを記録することができません。ちなみに『常に』を選択したとしても、バッテリーを著しく消耗することはありません。

ダウンロードページは英語表記ですが、アプリ自体は日本語表記で使用可能です
メールアドレス、Facebook、Gmailアカウント、AppleIDから新規作成とログインが可能です

■GPS設定方法(iOSの場合)

「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「キャノンデールアプリ」を選択→『常に』をチェック

 インストールしたアプリを開くと、ユーザー登録を求められます。ここではメールアドレス、AppleID、Facebook、Gmailアカウントから選択が可能です。

センサーとスマホを接続しよう

 ログインが完了したら、スピードメーターが表示されるはず。その画面右上の「未接続」をタップして、センサーとスマホを接続させましょう。ホイールを回転させる指示に従うと、センサーの名前が表示されます。これをタップすることで接続が完了します。

ホイールを回転し、センサーを起動させて接続しましょう
センサーとの接続が完了するとスピードが表示されます

■センサー接続時の注意点

 キャノンデールホイールセンサーを別途購入してホイールに装着した場合、ホイール径とタイヤの太さを手動で入力する必要があります。入力しない場合、接続が完了しても速度が表示されません。

 「ガレージ」→車体名をタップ→センサーをタップ→ホイールサイズとタイヤ幅を入力

 なおセンサーが完成車に付属/装着されている一部のロードバイク、「クイック」、「トレッドウェル」は入力の必要はありません。

ライドで活用してみよう

 設定とセンサーの接続が完了したら、早速アプリを使ってみましょう。「ライド」のスピードメーターを走行中は表示させます。ライドを始めるにあたってスタート/ストップボタンはありません。走り始めると自動で計測を始め、ライドの終了を感知して自動で終了します。(ライドとライドのログに3時間以上の間隔を開けるとそれぞれ1つログとして認識します)

クロスバイクからロードバイクユーザーまで幅広い層のライドに対応 Photo: Yousuke SUGA

 スマホの電源が無くなったり、スマホを忘れてしまっても心配無用です。センサー内に最大900時間分のログデータを蓄積することが可能で、次回スマホと接続した際に距離や時間といったGPSデータ以外のログをアプリへ転送することができます。

サイズに紐づけられたフレームジオメトリーを「ガレージ」からチェック可能
各部のサイズを記載した整備ノートとしても使えます

ライドのログをシェアしよう

 ライドのログは「アクティビティ」からチェックできます。消費カロリーや獲得標高などの走行データが可視化されるので、きっとサイクリングを続けるモチベーションがアップするはず。

年/月/週ごとのライドデータをグラフを用いて可視化
これまでの総データが分かりやすいビジュアルで表示されます

 画面をスクロールしていくと、個別のログを確認できます。この項目ではイージーからハードまで10段階から走行したレベルを編集できます。またライド中に撮影した写真を追加することも可能です。コメントも残せるのでトレーニング日誌のように、活用してみるのもいいですね。ログはシェアアイコンをタップすることで共有が可能です。

個別のライドログでは、その日の走行距離や消費カロリーを確認できます
ライドレベルを記録したり、撮影した写真を追加して日誌のように活用することも

動画でアプリ導入方法をチェック

「キャノンデールアプリ」まとめ

 今回はキャノンデールアプリの導入から活用方法までをご紹介しました。キャノンデールユーザーにとってマストなツールですね。自転車メーカーの中で、アプリ開発にここまで注力しているブランドは他にありません。魅力的なアプリとともに、充実のスポーツバイクライフを送ってみてはいかがでしょうか。

キャノンデールアプリを活用して充実のスポーツバイクライフを送りましょう! Photo: Yousuke SUGA

(提供:キャノンデール・ジャパン)

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