■ブライトン「ライダー15」
税抜価格:8000円(本体のみ)、10,500円(センサーセット)
バッテリー稼働時間:最大16時間
スポーツバイクを始めたビギナーなら、誰しもが時速何キロで走っているのか、どのくらいの距離を走行したのか気になるのではないでしょうか。それを叶えるのがハンドル近辺に装着する「サイクルコンピューター」です。進化する機能や、おすすめの製品をご紹介します。
サイクルコンピューター(サイコン)とは、読んで字のごとくサイクリングにおける情報をデジタル的に処理して表示したり記録する端末です。ホイールの回転部分に取り付けたセンサーからの情報を読み取り、乗り手に現在のスピードや走行距離のほか、胸に取り付けたベルトから心拍数といったバイタルデータも受信して記録する製品もあります。
近年のサイコンは情報を表示して、端末にデータを記録するだけではありません。外部アプリケーションとの連携を強めており、スマートフォン経由でクラウド上にログをアップロードし、日々のデータを蓄積したり分析することも可能なモデルも。アプリケーションは無料のものが多いのも特徴です。PCやスマートフォンからサクッと見られるのも手軽で支持されています。走ったデータがグラフなどで可視化されるため、スポーツバイクビギナーでもモチベーションアップになるはず。
また、GPS機能を備えているモデルも多く登場しています。衛星から位置情報を受信することで、速度だけでなく、どこを走ったのかを記録し、アプリの地図上で軌跡を確認することができます。精度の向上によって、カーナビのように目的地へとナビゲーションしてくれる機能を持ったサイコンも登場しています。国道などの大きい通りのほか、路地やサイクリングロードといった道も案内してくれるでしょう。
スマートフォンの地図アプリにもナビゲーションを備えた機種は多くあるでしょう。しかし、サイクリングに特化したサイコンは、GPSやBluetoothなどを用いたセンサーやライト、パワーメーターなどとの効率的な接続が可能でとても機能的。バッテリーの消費も最低限で、スマートフォンと比較すると、使い勝手ではサイコンに軍配が上がるでしょう。スポーツバイクを趣味として楽しむのであれば、サイコンはマストアイテムといえます。
通勤や通学、週末のサイクリングがメインのライトなユーザーにおすすめの製品をご紹介します。速度や距離を計りつつ、最低限の情報をログに残すのであればブライトンの「ライダー15」とガーミン「エッジ130プラス」が最適です。
ライダー15の魅力はなんといってもコストパフォーマンスの高さ。GPSほか4つの衛星測位システムに対応しながら本体のみで税抜8000円、センサーがセットでも税抜1万500円という価格を実現しています。2.0インチのディスプレイを備え、30以上の機能を搭載。走行中にスマートフォンが受信した着信、SNSやメールの通知をディスプレイに表示することも可能です。
オリジナルの「ブライトンアプリ」との連携で、サイクリングSNSの「ストラバ」などにログをアップロードすることも可能。友達とライドの記録をシェアすればサイクリングがより一層楽しめるはず。
■ブライトン「ライダー15」
税抜価格:8000円(本体のみ)、10,500円(センサーセット)
バッテリー稼働時間:最大16時間
画像出典:Amazon
ガーミンのエッジ130プラスは小型ながら視認性抜群のモノクロディスプレイを備えた高性能モデルです。4つの衛星測位システムに対応しており、詳細なログを取ることができます。ライトやパワーメーターといったガーミン製品との連携に強く、デバイス上で一括してアクセサリー類の管理が可能です。トップシェアを誇るガーミンならでは拡張性も特徴です。
■ガーミン「エッジ130プラス」
税抜価格:20,800円(本体のみ)、26,800円(セット)
稼働時間:最大13時間
本体サイズ:41 × 63 × 16 mm
同梱品:本体、ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイック
スタートマニュアル
※セットにはスピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDualが付属
画像出典:Amazon
クロスバイクと比較して、よりハードな用途が求められるロードバイクですが、サイコンもクラスアップするとその走りに対応すべくより多機能な製品が選ばれます。
ガーミン「エッジ530」は最もポピュラーなモデル。新型のCPUを搭載し、前モデルより動作が飛躍的に軽くなりました。フルカラーディスプレイを有しており、バッテリーは最大20時間稼働。ナビ機能も備えており、インストールされた高精度な地図データ上で目的地への最短ルートを示してくれます。
ハードにトレーニングを行いたいユーザーに最適なパフォーマンス解析機能や、ヒルクライム時に頂上までの距離や斜度をグラフで教えてくれる「クライムプロ」など、使いこなすのが難しいほどの機能が詰まっています。車体に振動が加わると激しい音でアピールする「バイクアラーム」は出先で便利な機能です。
■ガーミン「エッジ530」
価格:37,800円(本体のみ)、47,800円(セット)
重量:75.8g
サイズ:50×82×20mm
ディスプレイ:2.6インチカラー
稼働時間:最大20時間
防水:IPX7
接続機能:ANT+、Bluetooth、Wi-Fi
衛星測位:GPS、GLONASS、GALILEO、みちびき(補完信号)
画像出典:Amazon
ブライトンの最新機種「ライダー750」もおすすめのサイコンです。鮮やかなフルカラー液晶はタッチディスプレイで、直感的な操作が可能です。グラフィックの視認性の高さもポイントです。
最大の特徴は音声入力に対応していること。ナビゲーション起動時に、目的地を音声で入力することで候補地を検索。ボタン数が限られるサイコンですが、手早く検索し、最適なルートを見つけることができます。
■ブライトン「ライダー750」
税抜価格:29,800円(本体のみ)、38,800円(トリプルセンサーキット)
バッテリー稼働時間:最大20時間
画像出典:Amazon
サイクルコンピューターは10万円に迫るハイエンド機種から、1万円以下で買えるエントリー機種まで千差万別です。乗り手自身が自転車でどんな走りをして、何を楽しみたいのか、明確な目的ある方が選びやすいでしょう。おすすめはGPSが搭載され、アプリと連携できるモデルです。ログが溜まっていく感覚はクセになること間違いなし。サイクリングの楽しみを広げるため、サイクルコンピューターを導入してみましょう。
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