新製品情報2020キャニオンが完全刷新した新型トライアスロンバイク「スピードマックス」シリーズを発売

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 ドイツのスポーツバイクブランド「Canyon」(キャニオン)から、フルモデルチェンジした新型トライアスロンバイク「スピードマックス」シリーズが発売された。UCI(国際自転車競技連合)規定に適合しないトライアスロン専用設計とすることで、スピードやバイクコントロールを向上させつつ、ストレージ機能もフレームに統合させた。11月18日よりカフェ「CROSS COFFEE」(東京都稲城市)にて実車の展示を実施している。

アイアンマン世界チャンピオン、ヤン・フロデノも使うスピードマックスがさらに進化 © Canyon

究極のその先を目指して進化

 2015年に発売されたスピードマックスは、ハワイ・コナで開催されるアイアンマン世界選手権で5連覇(2015、2016、2019年にヤン・フロデノ、2017、2018年にパトリック・ランゲ)を達成。それに加えて、3つのヨーロッパ選手権のタイトル、2つのアイアンマン70.3世界選手権の勝利からロングディスタンスの世界記録更新まで、世界最高レベルのトライアスロンで信じられないほどの成功を収めてきた。

スピードマックス CFR Disc eTap / Sram Red eTap AXS © Canyon

 新しいスピードマックスはこの世界で最も成功しているトライアスロンバイクを、さらに改善するというチャレンジに向かった。これまで以上に多くのパフォーマンスパートナーと共同開発を実施。超効率的なエアロダイナミクス、簡単に調整できるアジャスタビリティ、高レベルの統合性など、現代のトライアスロンレースに必要とされるすべての特性を備えたバイクが誕生した。

スピードマックス CF SLX 8 Disc Di2 / Shimano Ultegra Di2 © Canyon

 ラインナップは世界最高峰の選手が使用するハイエンドのスピードマックス CFR Discを筆頭に、スピードマックス CF SLX Disc、エントリークラスのスピードマックスCF Discと3クラス展開となる。CFRとCF SLXはパワーメーターを標準装備している。

スピードマックス CF 8 Disc / Shimano Ultegra © Canyon

トライアスロン専用設計で各性能を最適化

 新型スピードマックスCFRとCF SLXでは、UCI規定に適合させずエアロダイナミクスを真に追求することで、アイアンマン世界選手権を5連覇した前世代よりも、時速45km走行時で9〜10ワットも空力性能を向上させた。ハイドレーションシステムとベントーボックス、ツールボックスがカーボンフレーム構造に統合され、最適な空力とともに軽さと適切な剛性をも実現している。

各種ストレージがフレームに統合。トップチューブ内にベントーボックス、ダウンチューブ上部にハイドレーションシステム、BB上にツールボックスを内蔵する © Canyon

 ブレーキはディスクブレーキを採用。制動力を高めるためではなく、より正確なブレーキ操作を可能にすることで、バイクのコントロール性が高められている。ディスクブレーキによる重量増を許容範囲内に収めるために、全てのストレージとハイドレーションソリューションを含むフレームセット全体で、200g以上の軽量化がなされている。

トップチューブ内にベントーボックスを内蔵。その前にあるバルブはハイドレーションの補給口 © Canyon

 トップチューブ内に配置されたベントーボックスはエナジーバーを2本以上、ジェルを1本収納可能。各種ストレージのフレーム統合は、横風に対する安定性確保にも寄与。さらにハンドルとフォークの表面積が減少。セーリング効果を最大限に生かしつつ、横風の感度を可能な限り低く抑えた。

 ツールボックスとハイドレーションシステムは配置から見直され、重心を低くし、バイクの質量からくる挙動への悪影響を最小限に抑えた。これにより、ハンドリングの俊敏性が向上した。

空力性能と調整幅を両立した画期的な新型コクピット © Canyon

 コクピットはモノ(1本)エクステンションを採用。2本のエクステンションよりも、多方向の乱気流下でも前方投影面積が減少。さらに長さ、エクステンション角度、グリップ角度と幅をそれぞれ独自に調整が可能。アームパッドの調整範囲も増えており、ポジショニングの幅が広がっている。全ての調整パーツを収めたフィッティングキットが標準で付属し、ポジションを簡単に細かく調整可能だ。

エクステンションは細かく調整可能 © Canyon
調整パーツを収めたフィッティングキットが標準で付属 © Canyon
開発段階から持ち運びのしやすさを重視。コクピットを畳まずに収納できるようデザインされたキャニオン独自開発の飛行機輪行ケースも同時発売された © Canyon

 快適性の面でも、グリップやパッドを新開発。完成車のタイヤにはフロント25mm、リア28mmのエアボリュームが多い組み合わせを採用。最大でフロント28mm、リア30.5mmのタイヤが使用でき、さらなる快適性を追求することも可能だ。

スピードマックス CFR Disc Di2 / Shimano Dura-Ace Di2 © Canyon
スピードマックス CF SLX 8 Disc eTap / Sram Force eTap AXS © Canyon
スピードマックス CF SLX 8 Disc Di2 WMN / Shimano Ultegra Di2 © Canyon

■スピードマックスCFR Disc

・スピードマックス CFR Disc Di2 / Shimano Dura-Ace Di2 / 9.14kg / 1,069,000円
・スピードマックス CFR Disc eTap / Sram Red eTap AXS / 9.12kg / 1,289,000円
※価格は全て税・送料を除く

■スピードマックスCF SLX Disc

・スピードマックス CF SLX 8 Disc Di2 / Shimano Ultegra Di2 / 9.38kg / 839,000円
・スピードマックス CF SLX 8 Disc Di2 WMN / Shimano Ultegra Di2 / 9.18kg / 839,000円
・スピードマックス CF SLX 8 Disc eTap / Sram Force eTap AXS / 9.7kg / 949,000円
※価格は全て税・送料を除く

より低価格で最高水準の性能を実現

スピードマックス CF 8 Disc Di2 WMN / Shimano Ultegra Di2 © Canyon

 新型スピードマックスCF Discは、アイアンマン世界選手権を5連覇した前世代のスピードマックスCF SLXリムブレーキモデルと、同等の空力性能を実現。多くのアスリートに最高水準のデザインとエンジニアリングを、より購入しやすい価格で届けるモデルになっている。

 完全新設計のフレームチューブ形状、ベントーボックス、ツールボックスを備え、エアロダイナミクスの観点から最適化されたフラットマウントディスクブレーキ仕様を採用。広範囲の調整が可能なプロファイルデザイン製の実績のあるエアロバーが装着されている。また電動コンポーネントを搭載する完成車モデルにはパワーメーターが装備される。

スピードマックス CF 8 Disc Di2 / Shimano Ultegra Di2 © Canyon
スピードマックス CF 8 Disc eTap / Sram Force eTap AXS © Canyon

■スピードマックスCF Disc

・スピードマックス CF 7 Disc / Shimano 105 / 9.35kg / 399,000円
・スピードマックス CF 8 Disc / Shimano Ultegra / 9.32kg / 449,000円
・スピードマックス CF 8 Disc Di2 / Shimano Ultegra Di2 / 9.15kg / 619,000円
・スピードマックス CF 8 Disc Di2 WMN / Shimano Ultegra Di2 / 9.22kg / 619,000円
・スピードマックス CF 8 Disc eTap / Sram Force eTap AXS / 9.47kg / 699,000円
※価格は全て税・送料を除く

新スピードマックス実車展示

CROSS COFFEE -chocolate & sandwiches-
https://www.cross.coffee/
東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1F
(尾根幹、多摩川サイクリングロード至近)
営業時間:7:00〜18:00
※バイクをご覧になる際は、カフェをご利用ください。

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